世の盗人の種は尽きまじ、じゃないけど、毎年、反省のネタは尽きることがないんだよ。
カボチャ、毎年80個以上取れて言うことなし、って、違うんだなぁ、これが。
早生と晩生、一緒に収穫したから、早生の栗カボチャ、ずいぶんダメにしちまった。畑に置き過ぎだよな。もっと早く取らなくっちゃ、てのが一点。
種の播き時も早すぎたしね。これが二点目。
さらに、土に触れている部分が土中の微生物とかに反応してかさぶた状になってしまう。別にいいんじゃん、出荷するわけじゃなし、見栄え何て気にするこたぁないぜ、で済ませて来た。でも、きれいな方が上げる人たちは喜ぶぜ、って、これも反省点だ。
播種時期も遅らせたし、早生から収穫!は頭にしっかりインプットした。じゃあ、かさぶた対策は?
プロの農家は実が直接土に付かないように、プラスチック製の市販のカボチャ用シートてのを下に敷いている。家庭菜園なら、発泡トレーを敷くって手もある。
でも、どちらもプラスチックだろ、あとが厄介だよな。土に戻らないから収穫後に回収しなきゃならない。なんか代用品はないもんか?
段ボールの座布団はどうだろう?
段ボール箱ならいくらだってあるぞ。これ適当に切って下敷きに使うってのはどうだい。雨に当たったり、土壌微生物の攻撃にさらされたりするだろうけど、収穫までの一カ月程度なら、バリヤーとしての役割果たすんじゃないかねぇ。収穫後には、鋤きこんじまえばいいしね。

こんな具合だ。
さらに思う存分広がったカボチャの蔓と葉を掻きわけて、あったぞ、こっちにも。

これは赤いカボチャかな?こんなん植えてたんだ?っておいおい、しっかりしてくれよ。

これから育つ前途有望君にもしっかり一枚。用意した50枚、すべて使いきった。
カボチャ群落に踏み込んだついでに大きく伸びたアオビユ、アカザなんかを引っこ抜いた。踏み荒らした分、雑草取りでチャラにしてもらおう。
翌日、雨降ったけどどうだ?座布団の座り心地は?雨の直撃を受けた段ボールは湿って変色してる。これだと思ったより早く腐ってくるかもしれないなぁ。でも、土に接しているのは裏面だけだから、乾けば快適座布団復活するだろうぜ。
まっ、ものは試しってことよ。何事もやってみなくっちゃな。