紅色の実がなる梅だってぇ?
そんなのあるんか。
ものは試し、まっ、育ててみるか、南高梅の受粉樹になってくれればそれでいいんだし。
で、植え付けた露茜って品種、そうそう、この名前にも惹かれたね、植え付けて5年くらいになるかなぁ、
受粉樹?ならねえよ、全然ぬ!
花咲くの南高梅の花が終わってからって遅すぎだろ。
まっ、受粉樹に適す、って書いてあったわけじゃない、こっちの早とちり、その点は我慢しよう。が、
実、こんな小さいのかよ??
赤い実って、このくすんだ紅色?
樹勢弱いし、同時に植えた南高梅の旺盛な生育力との差は歴然!なにこれ、苗木?って有様。
それでも、今年は殊勝にもがむしゃらに実を着けた。おいおい、大丈夫かよ?葉っぱの数より実の方が多いくらいだぞ。死に際に子孫をたくさん残す、ってあれじゃないだろうな。死ぬなよ、まだ若い、はやまるんじゃないぞ。
って、心配なら摘果してやりゃ良かったのよ、うーん、そこが欲深なとこ。
取りあえず、収穫まで頑張ろう、その後で、手立てしてやるからさ。
赤い実なんだろ、色が出るまで待たなくちゃな。待って、耐えて、我慢して、うん、まぁ、こんなところだろ、すでに幾つか落下し始めてるしな。
期待はできないな、この色付きじゃ。梅もプラムだけど、中まで真赤ってわけじゃないし、皮からしみ出す色素だけじゃ、赤い梅ジュースてのはムリだろ。
と、半ば諦めつつ、氷砂糖と酢と焼酎を入れて待つこと3日。
おい、色出て来てるぜ!きれいな赤色ってわけじゃないが、たしかに赤いジュースになってる。いやぁ、疑って悪かった。
意地でもって色をにじみ出させたのかもね。
うん、これなら、育て甲斐があるぜ。南高梅3キロは梅干しになりつつあるし、こっちは赤い梅ジュース、たった2本の梅の木が、思いがけずどでかい楽しみを与えてくれた。
だから、庭先果樹は止められないのさ。
左側便はゆすらうめを漬け込んだジン、これもきれいな色が着いた。果樹って花も実も実の色も楽しませてくれるんだよな。
ジュースの方は、いましばらくのお預け。
今夜はピンクのジンで、韓ドラだな。
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