忘れちゃいませんよ、秋かから冬にかけて収穫する野菜のうち、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーは7月末に種まきなんだぜ。
どうする?まさかハウスの中で育てる、なんて乱暴過ぎるだろ。ポットの水分なんて半日で干上がっちまう、午後まで放っておいたら発芽したてのか弱い芽なんてあっという間に干からびちまう。
いや、それより前に、種そのものが焼けちまうさ。
寒冷紗を掛けて直射日光から守る、それも手だが、それでもなぁ、ここ数日の日差しの強さは、異次元だから。へへっ、流行りの言葉使ってやったぜ。
日射の強烈さを気にせずポットを置ける場所、そうだ、桜の木の下影がいいんじゃねえか。ちょうど切りかけの薪材の太丸太もあるから、それにイボ竹ポールを渡してその上から寒冷紗を掛ける。これなら日差しも暑さもどちらもしのげる。よしっ、これだな。
冬の貯蔵野菜として貴重な寒玉キャベツは24ポット入り2ケースと多めにして、柔らかさが売りのキャベツをもう1ケース、それとブロッコリーとカリフラワー、これは貯蔵が効かないので、それぞれ1ケース。
播いた種ポットを並べて、新聞紙で乾燥を防ぎ、周囲を囲った。
春先なら一度水を撒いておけばその水分で発芽まで行くんだが、この暑さなので毎日新聞紙の上から水撒きを欠かさず、3日、ほれ出たぞ。
と、思ったら、寒玉だけ出てない。おいおい、寒玉だけに暑さにゃ弱かったか?焼いたとすれば、・・・まっ、まだ間に合う、また播きゃいいのさ。
念のため新聞紙は外して水やりを丁寧にして、待つこと2日、なっ、出たじゃないか。
発芽完了、成功だ、って喜んだら、カリフラワーのやつ、徒長気味だぜ。日影があんまり好きじゃないんだ。
わかった、わかった。半日は日がたっぷり当たる場所にトンネルを移動だ。フレームパイプを突き刺す必要がないから、簡単さ。2メートルほど木陰から外して、セカンドトンネルを作った。
このくらいの日当たりで大丈夫かねぇ?
まっ、ダメなら、また移すだけのことだ。自在に発想、自由に苗作り!これぞ農業!
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