年末年始、ジムは休業。そう、それでいいんだ、暮れや正月くらいみんなゆっくり休もうぜ。コンビニだって、デパートだって、幸楽苑だって。
だいたい、いつでも何でも手に入る、ってのがおかしいのさ。人間、メリハリつけなくっちゃ。なけりゃないで我慢、あったらありがたく利用する、それが洞窟で隠れ住んでたご先祖様からの知恵ってもんだぜ。おおっ!なんと石器時代に飛んじまった。いいなぁ、この突拍子のなさは、来年もこの囚われないユニークさで行きたいもんだぜ。
ジムの営業終了日、これが今年の走り納めかな。短い距離とは言え、この1週間走り続けたし、昨夜はZUMBAだったから、ここらは疲労回復の日、まっ、5~6キロ、軽く流して走り納めとするか、ってマシーンに乗った。
ゆったりジョギングペースで走ってたら、お隣に時折レースで見かけるお兄さん、いや、おじさん。一気にスピード上げて、キロ6分ちょいのペースで走り始めた。なに?6分ペース?それジョギングじゃん、なんて言うなよ。ここら田舎のジムじゃけっこうハイスピードなんだから。だいたい、ジジイの俺よりハードにランニングしてるやつなんて数えるほどしかいないんだから。多分、フルマラソン経験者も数人、いるかどうか?
で、隣りで煽られる?と、やたら燃えて来るのが、悪い癖なんだぜ。そうかい、そっちがそれなら、こっちも負けちゃいられねえぜ、ってトレーニングは競争じゃないってぇの。どんどんペース上げて、6分/キロに。 どうだい?これで。まっ、短い時間で止めるつもりだ、もっと上げてもいいか、なんて、調子に乗って5分45秒/キロにスピードアップ、うーん、ちと辛い。おい、お隣さん、そろそろ終わりにしねえか?などと横目で見るも、速度緩める気配さらさらなし。
ほらほら、ジイサンに負けてんだぜ、もう諦めてペースダウンしろよ!どんだけ走るつもりだよ。こっちは、予定のと6キロ過ぎたから。そっちがマシーン下りなきゃ止められんじゃないか。やせ我慢をかましつつお付き合いすることさらに数キロ。うーん、まだ懲りんのか、なら、5分30秒でどうだ。と、精一杯見え張ってスピードアップ!
ようやく、お隣さんも観念したのか、マシーンの速度を落とした。いや、それほとんど考え過ぎだから。こっちのことなんて絶対意識してないから。
まぁいい、勝ち負けは気持ちの問題、はぁぁ?気が付けば距離も9キロ超えた。だったら、10キロ走っちまおうぜ、切れのいいとこでさ。お隣さん退却?の後も走り続けて残り500メートル!よしっ、5分ペースで〆るぞぉぉぉぉ!と、一気に加速、目出度く?10キロを完走した。今年も無事走り納め、おめでとうさん、お手を拝借!よぉぉぉぉ、・・・
こんな風に、自分勝手に妄想立ち上げて、その物語の中で走る、これも一つの手なんだよ。現実と向き合ってばかりじゃ辛いばっかだからな。そう、これって、人生の歩き方そのもの、ってことだぜ!
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