ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

待ち時間が許せない!

2019-05-16 09:22:43 | 農業

 初めに謝っちまおうか。約束時間には必ず遅れる。勤務時代も遅刻常習だったし、いやいや、はるか昔、高校生の頃、学期に63回の遅刻をして担任から大目玉くらったこともいい思い出だ。どこが??自分がいい加減だから、他人の遅刻にも寛容だ。いいさ、いいさ、世の中そんなもんさ、って、おい!

 そんじゃ、なんでもかんでも鷹揚か、ってえと、そうでもない。ラーメン食うための行列なんて絶対お断りだし、信号青に変わったのになかなか発進しない前の車には、心で悪態ついている。どうも、「せっかちスイッチ」てのが仕込まれていて、その感度が鋭敏な時は、待てない。苛立つ。スイッチがお休みの時は、いい加減モード、となっているようなのだ。で、そのスイッチの起動仕様は、よくわからん。

 話しは本題へ。プール育苗の悩みだ。発芽が終わって第3葉が出た頃から、苗床には水を入れる。

 なんたって、水生植物だからねイネ、水の中じゃ元気なのさ。特に、ボカシを肥料とする有機苗の場合、どうしても病気が発生しやすいから、プール育苗は欠かせない。雪囲い用の丸太で周囲を囲み、中に2枚重ねのビニールを敷く。廃棄ビニールはできるだけ出したくないから、もう何年にもわたってお古を使い続けている。注水するそばから漏れるようならこれはダメだが、半日で半減程度の穴あきなら目をつぶる。今回6か所のプールのうち、水漏れしないのは、今年ビニールを取り換えた1か所だけ。残り5つは朝夕給水作業が必要なんだ。

 1つのプールに5~6分だから、ほぼ30分かかる。水は汲み上げポンプが働いて、流れ込むから、こっちがやることと言えば、満水になったプールから次のプールにホースの口を移動させることだけだ。この棒立ちの30分が、実に、実に我慢ならんのだ。なんかないか?5分間程度で済ませる仕事はないか?

 ハウスを開けて通気する。ハウス内の野菜苗に水やり。道路挟んだ野菜畑のニンジンとゴボウの畝に潅水。あとは、あと、何かできないか?残り10分!そうか、簡単な農作業したっていいんだぜ、ついで仕事じゃなくて、作業着着ての本格作業だって、短時間で片付くものならやっちまえばいいんだ。

 と、言うことで、一昨日はネギ苗の植え付けをした。前日植え溝を掘って準備してあったのと、移植機用苗なので一つながりで至極簡単、5分十分だった。

昨日は、苗箱に播いたトマトの幼苗をポットに移し替えた。これまた5分×2回。今日は、・・そうだ!スイートコーンの種蒔きだ。

 どうだい、これで待ち時間ゼロだぜ。なんかとっても有意義に時間が過ごせた感じがして、せっかちスイッチもご満悦だ。で、明日は、明日は何する?田植えまで残り4日、うーん、手ごろな作業考えなくっちゃならんぞ。

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ついに!菜の花座通信出た!!

2019-05-15 09:46:52 | 菜の花座

 宣伝力弱い菜の花座、ここらで一気に大逆転だぜ。

 ブログもますます充実、フェースブックもツイッターも発信を始めた。紙媒体のこの通信で、やることはほぼやり切った。チラシ配布やテレビへの対応などまだまだ腰の重い所もあるが、まずは菜の花座を知ってもらう手立ては揃った。あとは、この活用だぜ。

 芝居つくりで目いっぱい、って事情はよくわかる。あるいは、仕上がるまで自信が持てないって不安も理解できる。大手を広げて宣伝するに足るものできるのか?って、ついつい尻込みしちまうんだろう、役者たちは。まあ、上を見ればきりはないが、菜の花座の舞台だって、見て見てと誘いをかけるに不足なんかちっともないんだ。これまでだって、金返せ!って迫られたことは一度もないしな。当たり前か。

 いや、それどろこか、面白かった、再演は?って声だってよくかけられるじゃないか。こちらだって、ゆとりがあれば、連続公演と行きたいところじゃある。だから、せめてたった1度の公演をたくさんの人に見に来て欲しいのさ。まだ、知らない人たちに認知してもらいたいのさ。たくさん劇場に足を運んでもらって、満席のホールで演じたいじゃないか。知る人が増えれば増えるほど、見る目も厳しくなって来るだろうし、要求水準も上がって来る。これまで以上に一人一人が精進しなけりゃならなくなる。躊躇してちゃダメなんだ。思い切ってさらけ出すことだ。それが舞台の質を上げることにつながるんだぜ。

 今回出た通信は、ネットやSNSと縁遠い高齢者に向けた情報提供と言ってよい。だから、ほら、文字も大きいだろ。お定まりの代表挨拶や座長の一言も入っているが、稽古場の菜の花座とか、メンバーの素顔とか、気楽に読んでもらえることを心がけている。お芝居見ただけじゃわからない、舞台裏や仕込みの様子なんかも興味を惹くんじゃないかな。

 以前からずっと出したいと思っていた通信、発刊決定から2か月、どうにか形を整えることができた。これも一つの実力だ。自分たちの活動を客観的に見る機会にもなった。さらに、読者やファンとの交流が進み、団員たちのエッセーや舞台日記、ひいては様々な文化芸術批評なんかも載せていければ、この通信が一つの地域文化活動に発展していくことだって夢じゃない。

 今週中には団員の知り合いの人たちに発送される。さらには、常に持ち歩いて、何かの折には手渡して話題にする。せっかくの力作だもの、活用しなくっちゃ。で、多くの人に見知ってもらえたら、おい、もういい加減な芝居は見せられないんだからな。覚悟しろよ。おっと、俺もだな。

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パン焼いてネギ苗もらった!

2019-05-14 09:42:47 | 農業

 今年もごはんパンとネギ苗の物々交換だ。

 プロが育てたいい苗もらうんだから、パンだって、種類多くしなくっちゃ。食パンだろ、菓子パンはクリームパン、ブドウクルミパン、それに最新作オレンジメロンパンだ。種類多くすると、手間もかかって大変!午前中フルにパン焼きした。でもな、あのネギ苗がもらえるなら、頑張っちまうぜ。

 メロンパンは前回の反省、格子目を残すには、ビス生地を厚くすりゃいいんじゃねえか?ってことで、1回目の1.5倍のビス生地をのせてみた。が、やっぱりスケッパーでつけた跡はすべて消えちまった。ははぁぁん、これ、バターの量が多すぎるってことだぜ。油脂分は窯で融けるからな。要は安い配合にすりゃいいってこよ、小麦粉とか牛乳とか卵とか増やしてね。まっ、見目より味を取ったってことで我慢しておこう。

 焼き上げてさっそく米沢の野菜プロのところに直行。置農卒業して6年、もういっぱしの野菜農家だ。今年のネギ苗も緑濃く元気いっぱい、これなら立派に育って、半年以上、たっぷり楽しませてもらえるな。

 そう、このネギにゃもの凄くお世話になった。いや、今だって、春先掘り上げたものが米袋2袋分も冷蔵庫に入っていて、蕎麦の薬味や煮物にとても重宝している。本当に長持ちするネギだ。もちろん、味も良い。逞しく育つのに、決して筋っぽくならない。だって、ほら、5月の今でさえ美味しく食べられるんだから。

 冬前に収穫したネギをどう保存したらいいのか?長年の課題だった。旧鶏舎や薪置き場の空間にいけてみたりしてみたが、寒さや乾燥にやられとても冬を通して利用することができなかった。ええいっ、なら、根っこ付きでコンテナに詰め込んで、倉庫で放っておけ。食える時期まで食えりゃいいさ。凍ってダメになったらそこが縁の切れ目、と割り切って、コンテナ3つに詰め込んで倉庫の一角に持ち込んだ。覆いを被せるでなし、保温するでなし、置きぱなしのほったらかし。使う時には、そこから必要なだけ取り出すことにした。この放任主義が大成功!秋から冬、冬から春にいたるまで贅沢なネギ三昧に浸ることができた。たくさんの人にも分けた。蕎麦屋さんにも上げた。 一部畑で冬越ししたものは今も役に立ってるってわけだ。なっ、このお役立ち度なら、パンだってばんばん焼いちまうぜ。

 技術を身に着け、しっかりとプロの道を歩んでる知り合いが近くにいるってほんと!幸せなことだなぁ。彼は演劇部の教え子、今、仲間たちと芝居つくりを始めたそうで、大変ですよぉぉぉ!と嘆きの言葉も漏らして来る。そうだろ、演劇が求める熱量は半端じゃないんだぜ。でも、仕事と舞台、なんとかどちらもやってみようってその気迫はいつまでも大切にしてくれよな。

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2か月ぶりの大会なんだが・・・

2019-05-13 10:53:30 | ランニング

 おぅ、気付けば来週だよ、長井白つつじマラソン!忘れてたわけじゃないが、なんせ農繁期なんでね、ついつい意識は農作業だ。

 ジムで走っちゃいるが、手抜きの甘やかしだ。せめて週に2回は10キロ走ろうって決めたのに、せいぜい7キロがやっとこさってとこ。ジムに出かける夕方はもう疲れ果てて、腰もまともに伸びやしない。へっぴり腰でうめき声を噛み殺しながら走ってる。この調子じゃ、キロ6分内で走り切るなんてとても無理だろうぜ。

 だいたい、この時期に大会てのが良くない。田植え時、苗移植時だろうが。って文句言うのは理不尽ってもんだろうな。農業多忙で走れない、なんて人、ごくごく少数派だろうからな。心地よい五月晴れの下、新緑を縫うように軽やかに走る。みんな待ちわびてるってことだ。

 以前、っても数年前のことだが、は多少の無理はへいちゃらだった。前日、代掻き、翌日大会なんて無茶でもこなせた。自己記録に挑戦する気概も元気もばんばんだった。だがなぁ、今はめっきり弱気になってきている。だらしねえぞ!うん、たしかに。が、それが寄る年波ってやつなんだろうぜ。

 と、なると、本番に向けた調整も仕事手控えて体力温存に努めるしかない。走るのは4日前で止める。作業もできるだけその前に済ませて、大会前3日間は体を休める。と、決心してみても、田植えの日取りが決まってるから、やらにゃならん作業はやらぬわけにいかん。代掻きやその後の畔波シート張りとか。

 そんじゃせめて、前々日夜のZUMBAは行くなよ!なぁんてこたぁさらさら頭にない。行くに決まってる。で、前日土曜の夜は、稽古だし。って、もうぐだぐだと!!

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賑やかな畑は、食卓の豊かさ!ゆとりの暮らし!

2019-05-12 09:08:27 | 農業

 どうやら畑の方も様に成って来たぜ。出ないなぁ、ネズミに食われたか?と心配してた実取りエンドウもほぼ発芽、その後の育ちも、いいよいいよぉ、その調子。

 播くの早過ぎと神さんから非難されたジャガイモも出そろった、ざまあみろ!

 苗を仕立てたキャベツ、ブッコリー、カリフラワーも強風の隙をついて植え付け、紗幕トンネル張りもした。

 昨秋蒔き忘れ、まっ、できりゃ儲けものでポット播きしたソラマメも80%の発芽率、逞しい姿で活着した。ただし、念入りな風除け支柱を施してね。

 いつもだと田植え後に植えるカボチャの第一弾も畑に移動。今年は事情あって大豆の植え付け面積を減らすので、株間も畝間もたっぷりととって2列。残りは出遅れた早生種が1列だ。残った畑には里芋がどっさり植わるはず。

 大根、小カブ、小松菜、ホウレンソウもこのからから天気の中、頑張って発芽した。いやぁ、強いもんだなぁ、生きようとする意志ってやつは。

 今年の新企画、ゴボウ!播いてみたぜ。トラクターで耕した畑に排土板つけた耕運機を走らせ、さらにスコップで掘り下げて耕土を深くした、つもり。まっ、1メートルものなんてのは無理だろうが、50センチの寸詰まりでもいいや。ゴボウ、役に立つ野菜だよな、保存も効くし。

 保存性ってことなら、ニンジンだって負けてない。幅広の畝に2列、びっしりと種まきした。ゴボウとにんじんは発芽に水分が欠かせない作物だ。しかも発芽までに10日かかる。芽が出ちまえば、放っておいても育つんだ、あの華奢な芽生えでも。このところ、まったく雨が降らない。朝晩の水やりが欠かせぬ日課だ。

 さっ、後は、トマト、ナス、ピーマン、ナンバン、シシトウ、キュウリなんかの果菜類の苗たちだたな。トマトは生食用の桃太郎と加工種早生ダルマがハウスでじっくりじっくり育っている。これは田植え後の移植だ。

 その他はいずれも我が家消費分なので、数本単位。いずれも生協からの購入苗だ。これは今週半ばには到着のはず。そいつら植えれば春の畑はめでたく満員御礼ってことになる。

ってことだぜ。

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