白花フロックス
ブログ友さんに頂いたフロックスが軽い切り戻しをしていたところ、また、咲き出しました。
この白さ、清々しい気分にしてくれます。
ジャクリーヌ・デュ・プレ(S)
白いバラ、美しさが際立っています。虫が面白いかじり方していますね。
虫に好かれるほど、美しく香りの良いバラです。
今日は秋分の日、当地ではお彼岸の中日にお墓参りする人が多いですが、コロナ蔓延措置下
にあることもあって、お墓参りに来られた方は、まばらでした。
皆さん不要不急の外出を控えているようです。
その甲斐があって、宮城県では日毎新規感染者数は減っています。
今回は、私一人でお墓参りしようと思っていましたら、先日転んで、まだ身体を動かすと痛みがある母が「やっぱり墓参りする」ということで、2人でお墓まいりに行ってきました。
花は仏花用の菊に庭から鶏頭、百日草、ユーパトリウム(3種)、ペルシカリア、カクトラノオ、紫苑などを切ってお供えしてきました。
まるで、お月見のような草花です。
でも、父は喜んでいると思います。
「花は買うことないよ。庭で育てている花がいい」と、生前によく言っていましたので。
そして、父が好きだった大福を作ってお供えしましたが、美味しかったかな?
生前1度も作ってあげたことがなかった。
今になって、生きているうちに作ってあげればよかったなと思います。
私若い頃は、あんこの類が苦手でしたから、パウンドケーキはよく焼いていましたが、父の好みではありませんでした。
自分中心の娘でした。
父が亡くなる2日前、ずっと食欲を無くしていた父がとても調子が良いというので、好物の「銀たら」の煮つけを食べさせてあげたら、「美味しい」と言って完食してくれた。
その日、父は、「床屋さんに連れていってくれ」と近くの理容室に車椅子のまま、洗髪、髭剃りをしてもらい、とても清々しい顔をしていました。
病院の先生には、もう家で介護する段階ではないから入院するように言われていましたが、入退院を繰り返していた父は、今度入院したら二度と家に戻れないことを悟っており、入院を拒否しました。
そんな状態の時、父の調子が凄く良かったので、仕事を止めて3カ月半、買い物に出かけることもなかったので、今がチャンスとばかり、夫と二人で仙台にショッピングに出かけました。
その頃、父の状態が急変し、父は母の腕に抱きかかえられながら息を引き取りました。
父は病気で長い年月苦しみましたが、最後は、自分の願い通りに母に看取られ、幸せに人生を閉じることが出来ました。
母は、主治医の先生や、救急車や子供たちにどんな思いで連絡を取っていたのでしょう。
私の携帯に連絡するも、連絡が取れず、3姉妹の中で私だけが親の死に目に立ち会えませんでした。
なんて、間の悪いこと。ずっとそのことが頭に引っかかっておりましたが、最近、父が亡くなる前に私と別れの儀式を済ませてくれたのだと思うようになりました。
(自分に都合の良いように、解釈、理解するものですね。)
それにしても、私、馬鹿ですね。というか、いつものことなんですが、携帯を忘れていました。
肝心な時に用をなさない、足せない私なんですね。
お墓参りに行きながら、父を偲ぶ記事となりました。(私事で失礼しました)
最後は、ピースの渾身の1枚を。
入れ代わり立ち代わり、咲いています。このような咲き方も秋はいいかな(*^-^*)
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