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11月の大阪と東京での聖伝のミサの報告 天主様に感謝!

2014年11月25日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

こんにちは! お元気でいらっしゃいますか。
ブログの更新をしたいしたいと思っていたのですが、どうしても時間が取れずに今まで、出来ずにおりました。

11月は総長第二補佐のネリー神父様と日本と韓国とをお供して、有意義な時を過ごしました。
愛する兄弟姉妹の皆様のしもべは、昨夜、ようやくフィリピンに戻ってきました。

本当は、ブログの記事も小出しに、分けてご紹介したいと思っていたのですが、今回もまた、ドカンと記事を書いてしまうことをお許しください。

ネリー神父様のお説教については、また、後ほど、改めてご紹介いたします。

11月の大阪と東京での聖伝のミサの報告を次のように戴きましたのでご紹介いたします。

【報告】【大阪】
日本でのミッション、ありがとうございました。
ネリ神父様御来日の御ミサの報告です。

11月14日(金) 司教殉教者聖ヨザファトのミサには15人が、
11月15日(土) 司教証聖者教会博士聖大アルベルトの読誦ミサ・歌ミサには24人が与るお恵みを頂きました。デオグラチアス!

聖ピオ十世会の総長補佐官のネリ神父様は私達信徒に大変お優しく、待ち時間にはずっと後ろでロザリオを唱えていらっしゃったのが印象的でした。

長旅でお疲れのはずでいらっしゃるのに、狭い聖堂内の片隅で跪いて熱心に祈られる御姿に大変感銘 を受けました。お帰りの際には多くの信徒達ひとりひとりに手を差し出して挨拶してくださり、もったいない思いで握手させて頂きました。今後もネリ神父様のご活躍とご健康をお祈りいたします。

また日本の主任司祭小野田神父様にお会い出来て大変うれしかったです。夜遅くに終油の秘跡を授けに信徒を訪問して下さったことに感謝いたします。愛する兄弟姉妹の為に、また病気で苦しんでおられる方々のために一緒にお祈りくださった優しい主任司祭をもって日本の信徒は幸せです。

金曜日司教聖ヨザファトのミサでは、聖ヨザファトについて、土曜日は、大聖アルベルトのお説教をネリ神父様にして頂きました。

また土曜日は御ミサの後に「近代主義と聖伝の信仰」についての霊的講話をして頂きました。

概要は以下のとおりです。

聖ヨザファトは子供の頃から心にイエズス様のご受難の愛の傷を受けており、そのころから離教者や異端者の救霊を心配していた方で、20歳で修道会に入り、後に大司教となって離教者の手により生きたまま袋に入れられて川に落とされ殉教されました。
彼の犠牲・祈り・説教・その模範的生活によって多くの人々が改心して教会に戻り、そのことで離教者らに告発されたのですが、殉教の時が来たことを周知していた聖ヨザファトは私達の主が、ゲッセマニの園で主を捕えに来た人々にナザレトのイエズスは誰かと尋ねられたときに「私がそうだ」と仰せられたように、彼を殺そうと来た離教者らに「私がそうだ」と言ったそうです。聖ヨザファトは信仰をあらわす問題については、決して妥協してはならないと教え、真の愛徳を示されました。現代のエキュメニズムという考えは離教者や教会の敵を別の誤った見方で擁護し、偽りの愛徳を実践しているため、真の愛徳をもっているといえません。何故なら救霊の道とは、「Credo」信仰を告白することであるから、我々カトリック信者は彼らのために良い模範となって改心を願わなくてはならないのです。これは、聖母マリア様がそのご出現によって度々おっしゃっておられるように「罪びとの改心の為に祈りなさい」という御要求に答えることであり、教会も御ミサの集祷文で度々祈っています。私達は最高の祈りである御ミサ の中で、我々の意向の為、また、異教徒の改心の為によく祈りましょう。


大聖アルベルトは大聖グレゴリオ、大聖レオ、大聖ジェルトルードと並んで教会の諸聖人の中で「大」という称号を与えられた4人の聖人のうちの一人で、ドミニコ会修道士でありました。彼は天主様からこの日の聖福音にあるように「地の塩・世の光」であった方で、特にその聖徳は知性に大きく表れておられました。彼の著作38巻は天文学・形而上学、化学、神学、などあらゆる分野に及んでおり、弟子の一人有名な聖トマスアクイナスにアリストテレスの哲学を浄化して伝えた人でもありました。彼は知性における特別な御恵みをイエズス様から頂いたことを知っていましたが、マリア様からのビジョンによって死の前にその知性を失う事を伝えられたとおり、彼の死の2年前から突如その知 識を失い自己を完全に浄化するかのごとく残りの2年をその苦しみに任せられました。聖人になるというのは、罪が全くないという事だけではなく、自分の持つ欠点や誘惑・試練に打ち勝つことで徳を身につける、つまり闘って徳を勝ち取ることにあります。大聖アルベルトの残した著作らは彼の生きた中世の為だけではなく現代にも全く反映されることです。信仰を助けるため、私達は対神徳を身に着け、少なくとも公教要理をよく学び深めなければならず、論理によって信仰を秩序立てることができるのです。なぜなら宗教の徳は意志に在り、信仰の徳は知性に在る。知性は真理を認め宗教の徳を高めるのです。

ロザリオは全ての玄義の要約で、観想の学校であります。ロザリオを通して私たちは聖霊の恵みを受けることができ、信仰を守ることもできるので、たくさんロザリオを祈りましょう。


近代主義と聖伝の信仰についての霊的講話

戦争のため中断された第一ヴァチカン公会議は、ピオ9世、ベネディクト15世、ピオ11世、ピオ12世教皇様方は再開されなかった。なぜなら教皇様方は教会の中心に近代主義者達がおり、その危険性を察知しておられたからであった。しかし、ヨハネ23世は(その手記によるとビジョンがあったため)公会議を再開されることを決断されたが、それはヨハネ23世が近代主義の危険性をよくわかっておられなかったからだと言える。第二ヴァチカン公会議を引き継がれたパウロ6世は親友ジョン・ギトンに「公会議は酷いものであった。そこにカトリック信仰は無くなってしまった」と、後に告白しているし、ヨハネパウロ2世も1988年のローマでの講話の中で「教会の中に混乱がある。特に典礼秘跡について」と第二ヴァ チカン公会議のもたらした悪い実りについて言及している。
ルフェーブル大司教様は公会議の中で、教会の腐敗を止めるため200名のメンバーと立ち上がられたが、多くの近代主義者達の数に阻まれてしまった。
聖ピオ十世会はカトリック教会の一員、一部であるから、教会を助けるため聖伝を守る権利がある。私達は母であるカトリック教会のために祈り、犠牲を捧げなければならない。私たちは教会の一員として、自分自身の聖化を続け、聖人とならなければならない。

【報告】【東京】
11月16日の東京でのミサの参列者数は下記の通りです。

ミサの参列者数
男: 14人(内、子供1人)
女: 16人(内、子供1人)
計: 30人(内、子供2人)

ネリ神父の霊的講話の参加者数
男: 8人
女: 7人
計: 15人

晩課の参列者数
男: 5人
女: 6人
計: 11人


聖伝のミサ(いわゆる「トリエント・ミサ」と呼ばれているローマ式典礼様式のミサ)にようこそ!

ローマ・カトリックの聖伝のミサ vs エキュメニカルな新しいミサ(第二バチカン公会議のミサ)




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