その1の続きとは言えないかもしれません。つい最近こんな記事(7月12日付け日経)が出ていました。
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株式会社の大学院、5社が設置申請・学習塾大手が教員養成も
中山成彬文部科学相は12日、来年度開設予定の大学や学部の設置認可申請について大学設置・学校法人審議会に諮問した。構造改革特区を使った株式会社の大学経営参入が相次ぎ、5社が専門職大学院6校の設置を申請。「栄光ゼミナール」を展開する学習塾大手の栄光(さいたま市)は教員養成を目的とする初の専門職大学院の設立を目指している。
---中略---
栄光によると、認可申請した「日本教育大学院大学」は教員免許を持ちながら教職についていない四大卒の社会人が主な対象。同社の学習塾での約1年間の教育実習(4単位)のほか、生徒指導やカウンセリングに重点を置いたカリキュラムが特徴で、専修免許状(修士課程修了程度)を持った私立中学・高校向けの教員養成を目指すとしている。
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現行では教育職員免許法の改正がどうなるかわからないので、専修免許状の交付が受けられるようにするのかな。中教審の答申では、修士(専門職)を専修免許状と見なす方式になるようだったけど。
国の政策の先取りといえば聞こえはいいけど、中教審の描いたものとの整合性はどうなるんだろう。