夫の積年の夢であったエルミタージュ美術館コレクションの鑑賞がやっと叶いました。
総勢18名のツァーで モスクワ2泊、サンクトペテルブルグ3泊。車中1泊。機中1泊。
途中の移動が一等寝台のコンパートメント使用ということ、サンクトペテルブルグでの自由行動が一日半ということ、ロシアの往復に無駄が無いことがこの旅行を選ぶきっかけとなった理由です。
入国審査に2時間もかかり、ソ連崩壊後とはいえ、まだまだ制約の多さに戸惑いましたが、 かつて世界を二分していたあの「ソ連」に降り立ったということ自体にとても感慨を覚え、初めて人工衛星が飛んだときのニュースをしみじみ思い出しました。あの頃は、月も「ソ連」も私にとってはるかなる遠い世界のことでした。
日本の45倍の面積に、日本とほぼ同じ人口・・・。やはり広いです。6,7月はロシアのベストシーズンとあって、日本の4月ぐらいの気候で快適な旅になりました。白夜も体験し、浜辺で真夜中24時の水平線すれすれの太陽も見ることが できました。
「北のベニス」と呼ばれるサンクトペテルブルグは芸術の街。劇場が多く、バレエ、オペラ、コンサート、サーカスが常に上演されていて、可能な限り楽しみました。色白ですらりとした美人が多く、「シャラポワ」嬢さんがたくさんいました。