新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

ユニークな「甘夏のマーマレード」

2007年06月15日 | 食・レシピ

友人から甘夏のおいしいマーマレードをいただきました。友人の料理には、いつもひとひねりしたところがあって、実においしいのです。案の定、今までのマーマーレードと何かが違う…。味がマイルドで緩めの食感もいいのです!早速作り方を教えていただきました。

なるほど、今までのように、刻んだり、水にさらしたり、長く煮込んだりしないから調理もカンタ070607aperitif_002_1 ンで時間も短いのです。材料も、甘夏と砂糖といたってシンプル。夕食の後片付けの後、カンタンに作れました。

 甘夏2個(1個300gぐらい)をごしごし洗う。ここからがユニークなところ!黄色い表皮のつぶつぶを大根の下ろし金でこすり取ります。仕上がりが丁度ビロードのような感じになります。(絵を描く友人らしく、実にうまい表現で分かりやすい!)

② ①を丸ごとひたひたの水で25分~30分煮て、取り出して冷まします。070607aperitif_004

③ ②を皮と袋に分け、袋をしごいて実とジュースを取り出します。このとき種は丁寧に取り除きます。

④ 荒く刻んだ皮、実・ジュースをミキサーにかけます。少し皮を残すぐらいが食感がいいと思います。

 甘夏の50%ぐらいの砂糖と④を鍋に入れて、070615mamared_007好みの硬さに煮ます。煮立った後そんなに時間はかかりません。ソースにも使うなら少し緩めがいいでしょう。

 ジャムなどの空き瓶を利用し、口までいっぱい入れたらすぐ逆さにして冷まします。070615mamared_009

1個500gの大き目の甘夏を使ったときは、どうしても白い綿の部分が多くなり苦味が増しました。

1個300gぐらいの甘夏なら皮も薄く、ほろ苦さが丁度いいように思います。2個の甘夏で、仕上がりが500gのビン1本半です。

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