新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

「まさか!」の日

2007年12月02日 | スポーツ

071202suketo_003高橋選手、NHK杯男子フィギュア優勝、おめでとう!

4回転で手をついたにもかかわらず、高得点がでてよかったですね。こちらは「やっぱり!」の優勝でした。(写真はテレビを写真に撮ったものです。)

スタート直後の回転のミスで「あぁーっ!」と思ったけど、その後の回転も滑らかなスケーティングもすばらしい演技でした。マスコミの期待をあおる番組や記事のプレッシャーにも負けずに強い意志が感じられました。

それにしても、昨日(12月1日)は「まさか!」の連呼が続いた日でした。

J1最終節の浦和対横浜FC。鮮やかな赤一色で地響きが伝わってくるようなサポーター席。開催すぐから最下位の横浜FCが押し気味で、あっという間に三浦選手の素晴らしいアシストで1点!それでもまだまだ1位の浦和にチャンスがあると信じていました。が、後半になっても、これというところで決まりません。あと5分というところで、気になりながらもBShiにチャンネルを回すと、ちょうど高橋選手のショートプログラム。これは僅差の2位スタート。ちょっぴり小さい「まさか」。

すぐにチャンネルをサッカーに切り替えると、くすんだ赤のサポーター席が歓喜に包まれていました。そう、鹿島が優勝したのです。ということは、浦和はとうとう点を入れられなかったということ。本当に「まさか!!」でした。

次のまさかは、フィギュア女子のフリー。2位発進の安藤美姫選手が優勝をかけて滑り始めましたが、期待の回転で見たこともないようなミスをして、その後建て直しがきかず3回も転倒。もう優勝どころか2位も遠のき、最終グランプリ出場もダメになって、本当に「まさか!!」でした。

そんな中で嬉しい「まさか!」が武田奈也選手の3位!世界ランキングはは21位なのです。あのスマイルがプレッシャーをはねのけたのでしょうか。勝ちにだわらず自分本来のすべりを心がけたというのもよかったのでしょう。

世界のトップクラスの数人が競い合うということは、華麗なフィギュアの裏にある精神の過酷な戦いなのでしょうか。

安藤選手のエキシビジョンでの落ち着いた華麗な演技は、また活躍できることを、心配していた観客にアピールするかのようでほっとしました。心からエールを送りたいと思います。

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