マスク用のゴム、今全く手に入りません。そんな中Sweet peaさんのブログで、マスクのゴムをストッキングで代用できることを知りました。
左は輪切りのまま。右が引っ張って伸ばしたもの。
白色のストッキングはないので、濃いめの茶ですが。
そして、日経に掲載された岸本葉子さんのエッセイにも「ストッキングの輪切り」のことが書かれていました。さすがエッセイスト、説明が上手でよくわかりました。
そこで、思いきって冬用の厚手の膝下ストッキングにハサミを入れてみました。
ふくらはぎ辺りで幅1.5cm、1cm、0.8cmの3種類の輪切りを作ってみました。輪を引っ張ると両端の切れ目が内側に自動的にくるんと丸まり、切り口がほつれることもありません。これを思いついた人はすごいですね。
感触は本来のマスクゴムに近くなります。0.8cm幅が一番よかったので、それを使いました。
左は輪切りのまま。右が引っ張って伸ばしたもの。
白色のストッキングはないので、濃いめの茶ですが。
マスクはすでに縫い上がっていたので、「輪」にハサミを入れ直線にしてからゴム通しで通し、繋ぎ目は糸で留めました。耳に当たる分が柔らかで負担がかかりません。
みなさん頭いいですねー!発想が豊か!無いものは工夫する!無から有が!
そのバイタリティーに力をもらっています。
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「サンデー・プロジェクト」の放送から。不足しているマスクを補うために、看護婦さんがマスクを手作りし、パンツ(?)の古いゴムを使用していると聞きました。ぜひストッキングを利用されたらと思います。白いストッキングならピッタリですよ。
それにしても政府は医療機関のマスク不足を解消するのが先決でしょう。
今の緊急事態に直面して、日本の医療体制の貧しさを思い知らされます。