稲作は不毛でも藍玉ができる!血洗島村の人びとの野良着も、作業着も、手拭いも、普段着の絣も、全て藍染め!濃淡の美しい藍色が、画面にずーっと出てきました。プロデュースがにくいですねぇ。
文字通り「晴天を衝け」は好スタートです。初回は、いくつかの本で読んだエピソードを繋いだものだったので、なんとなく親しみを感じてしまいました。
最後で、栄一たちが高島秋帆の牢に忍び込んで帰る夜明けの部分が印象に残りました。
『見てみなぃ!夜明けだぜ!』と朝日を浴びた表情と台詞が象徴的。そして七郎麻呂(慶喜)が一橋家に養子に入り、将軍家慶に謁見します。まさに新しい夜明け、二人の主人公が繋がる舞台が出来上がりました。
緑豊かな片田舎から始まり、武張ってなくて、明るい軽快なストーリーになりそうです。