2009年アカデミー賞8部門受賞の「スラムドッグ$ミリオネア」を観てきました。冒頭から猥雑極まりないムンバイのスラム街、その迷路を駆け抜ける少年たちのエネルギーと生命力、息詰まるようなクイズ番組、警察での過酷な拷問の取り調べ、離れ離れになった同じ境遇の少女への純粋な愛情、兄弟の離反と融和・・・。
チラシには、『世界最大のクイズショーで、残り一問まで辿り着いたスラムの少年。間違えれば、一文無し。正解すれば、番組史上最高額の賞金を手に入れる。<スラムの負け犬>がすべてをかけて出した、人選の“ファイナル・アンサー”は―?』と書かれています。実際に映画を見てその結果を確かめてください。
エンドクレジットでのプラットホームでのダンスの場面。暗かったジャマールの打って変った生き生き、きびきびした動きは最高に素晴らしかったともいます。この最終章への導き方が観た後の印象をさわやかに印象づけました。
ボストン・グローブ紙のコメントに『今晩どんなことがあっても中止して、この映画を見に行くべきだ!』とありましたが、映画もレストランも、と両方が可能に。予定通り「最後の晩餐」に行くことができました。
なぜ「最後」かというと、そのレストラン、ヌーベル文雅は、ゴールデンウィークの終わりとともに閉店するからです。味も盛り付けもセンスがあり、福岡では一番気にいっているフレンチのレストランでよく利用しました。最初にいつも美しいエルメスの皿がおいてあり、ナプキンが乗っています。ウィークデイの夜でも次々にお客が入ってきて、こんなに惜しまれているのに、とても残念です。
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地面ばかりを見て草取りをしていたら、青い実がたくさん落ちています。「?、何の実?」と見上げたら、何と真っ赤なサクランボがたくさんなっていてびっくり!
昨年もそうだったけど、すっかり忘れていました。10年くらいの木でしたが、見栄えもよくなく、実りもなかったので、枝葉を切り落とし幹だけを残していたのです。
そのことに生命の危機を感じたのか、昨年から幹にしがみつくように実をつけるようになりました。300g足らずですが、ルビーのような甘酸っぱいサクランボの収穫ができました。
市販のように真っ赤にはなりませんでしたが。
>ももりさん
アメリカ旅行記の筆が乾かないうちに、またまた国外脱出ですか~?
ドイツは見るところが多くて、何度でも行きたいところです。いいな~!
ドレスデン、ローテンブルグ・・・。
「ももりさんの眼」が楽しみです。
顧みなかった桜の木が・・・と少々引け目を感じています(;^-^;)
ピーコさんの「別の荘」は寒冷だし、九州よりも育ちやすいのでは
ないですか?
実の収穫はやはりうれしいです!