5日、真夜中00:30から始まる牛田智大さんのショパンコンクール第1次予選。YouTubeのLIVEで、それも画面が大きく音質のよいテレビで見ました。何人かの日本人のピアニストを聴いたけど、とにかくこれは別格でした。
ほとんどがスタンウェイなのに牛田さんが選んだのは「ヤマハ」でした。画面にくっきりと国産の「YAMAHA」が誇らしく写りました。
ほとんどがスタンウェイなのに牛田さんが選んだのは「ヤマハ」でした。画面にくっきりと国産の「YAMAHA」が誇らしく写りました。
牛田さんは国際コンクールの浜松音楽祭2位で予備予選を免除されたためか、マスコミでもそれほど騒がれていませんでした。
ステージへの階段を上るところからカメラは追いますが、にっこりしたり手を振ったり全く緊張の気配が見えませんでした。ここからもう別格。
ノクターンの美しいメロディをさらに美しく、小さな音でもクリアで透明感があり、そのテクニックと表現力に圧倒されました。一音でもすくいあげるようなフォルテシモが涙が出るほどきれい!
最後の幻想曲の内声が美しい!今まで気づかないでいました。こんなショパンを初めて聴いたような・・・。ずっと曲が終わらないで欲しいと思うほどでした。
全部どころか数人しか聴いてなくまだ予選は続いていますが、もう「優勝者」を見たような気になってしまいました。
YouTubeだから、この贅沢な30分の演奏を何度でも聞き直せます。