<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
宇宙エンタメ前哨基地
CALENDAR
2009年2月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
前月
翌月
Entry Archive
2024年12月
2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月
2023年07月
2023年06月
2023年05月
2023年04月
2023年03月
2023年02月
2023年01月
2022年12月
2022年11月
2022年10月
2022年09月
2022年08月
2022年07月
2022年06月
2022年05月
2022年04月
2022年03月
2022年02月
2022年01月
2021年12月
2021年11月
2021年10月
2021年09月
2021年08月
2021年07月
2021年06月
2021年05月
2021年04月
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
Recent Entry
高島屋堺店、お前もか!
ナナちゃ〜ん!名鉄百貨店名古屋本店が閉店へ
アホちゃうか?原発300基が必要なEVの真実
あの時、明治政府も元活動家の新政権だった
米価格の高騰とJAと農水省と悪の軍団
グーグルマップの所要時間に挑戦!
インバウンドは迷惑か?
たこ焼き1個100円の衝撃
SNSは規制が必要だ、の意味
帰ってきた大統領
Recent Comment
監督@とりがら管理人/
たこ焼き1個100円の衝撃
低徳/
たこ焼き1個100円の衝撃
監督@とりがら管理人/
歌詞がわからん、朝ドラテーマ
小林/
歌詞がわからん、朝ドラテーマ
サムライグローバル/
科学者のイメージ激変「ノーベル賞の決闘」
監督@とりがら管理人/
伊右衛門CM、その下手くそな京都弁
関西人/
伊右衛門CM、その下手くそな京都弁
監督@とりがら管理人/
科学者のイメージ激変「ノーベル賞の決闘」
ああいえばこういう熱力学/
科学者のイメージ激変「ノーベル賞の決闘」
低徳/
なんちゃって鷲羽号
Recent Trackback
Category
歴史
(40)
旅_日本
(323)
旅_アジア
(55)
旅_欧米
(3)
映画
(107)
書籍(小説・ノンフィクションetc)
(195)
新聞・雑誌
(30)
海外テレビラジオ番組・CM
(22)
国内テレビラジオ番組・CM
(67)
音楽
(31)
演芸
(18)
アート
(82)
スポーツ
(78)
グルメ
(66)
創作
(3)
ショッピング
(19)
時事
(443)
科学・テクノロジー
(94)
その他もろもろ
(110)
Bookmark
ごうしの「これは美味いでぇ」
goo
最初はgoo
My Profile
goo ID
to_entertain
性別
都道府県
自己紹介
Search
このブログ内で
ウェブ全て
URLをメールで送信する
(for PC & MOBILE)
「真実のインパール」ミャンマーの記憶
書籍(小説・ノンフィクションetc)
/
2009-02-11 08:27:31
幾度かミャンマーを訪れているうちにお気に入りの街というのができてきた。
旧都ヤンゴンや古都マンダレーのような都会も悪くないが、ミャンマーの魅力を最も引き出してくれるのが地方の田舎町だ。
ヤンゴンから飛行機で1時間少し、シャン州の州都タウンジーの玄関口へーホー空港に降り立つ。
この空港は第2次大戦中に日本が建設した空港だそうだ。
この空港から自動車で東に40分ほど走ると人口数十万のタウンジー市。
それとは反対方向西側に40分ほど走るとカローという小さな街がある。
私はこのカローが大のお気に入りなのだ。
カローの街は山に囲まれた閑静なところで、街の北側をタウンジーとメイクテーラ、マンダレー方面とを結ぶ幹線道路と鉄道が走っている。
街の入り口付近の道路沿いには市場があり、大衆レストランが並び、昼間は結構賑やかだ。
また外国人向けトレッキングツアーを受け付ける旅行代理店なども軒を並べていて白人の旅行者の姿もちらほら見かけられる。
日本語の話せるトレッキングツアーガイドもいる。
この賑やかなところから歩いて小一時間、街の端っこに私のお気に入りのホテル「カローホテル」がある。
初めてこのホテルに宿泊した時はなんて落ち着いた感じのホテルなんだろうと感動したものだ。
築100年はありそうな英国風の木造2階建ての建物。
ロビーから2階へ上がって行く階段、そして廊下のシックなこと。
客室の出窓から眺める手入れの行き届いた中庭の花々が目に留まり、ここがミャンマーだということを暫し忘れてしまいそうになった。
私の部屋は玄関上の広い部屋で、ここからは小川を挟んで鉄道の線路も眺められた。
このカローホテルが、第2次大戦中、日本軍の地域内の司令部の置かれていた場所だったことを知ったのは最初の訪問から帰国した後だった。
今はホテルのこの敷地内には、司令部だけではなく、戦病者の病院もおかれていて、かつては多くのに日本人将兵が進駐していたのだという。
俄には信じがたい事実だった。
カローの平和な雰囲気とビルマ戦線という先の大戦でも最も悲惨な作戦が、どうも意識では繋がりにくかったのだ。
どれほど重要なところだったのか、これまでまったく知らずにこのカローを訪れていたが、平久保正男著「真実のインパール」を読んで、ここが想像以上に日本にとって重要な拠点であったことを知った。
そしてかつて日本人将兵で溢れていたこの街の風景が鮮やかに想像されたのであった。
著者は元陸軍主計中尉で、自らの体験を昭和21年という早い段階で書き記し、残していたのだ。
それだけに、当時のカローの様子やそこに滞在していた多くの日本人の姿が垣間見られ、現在のカローホテルの平和な雰囲気とを比べてみて感慨を新たにするのだった。
なお、真実のインパールでのカローの記述はほんの一部で、多くはインパール作戦の中に筆者が体験したことが偏見なく滔々と語られている。
思想の介入のない、良書だと思う。
~「真実のインパール」平久保正男著 光人社刊~
カローホテルの本館、私の部屋は2階の手前側。
部屋の出窓。窓の向こうに鉄道の線路が臨まれ、時々駅の方角から汽笛が聞こえる。
コメント (
0
)
|
Trackback ( 0 )
goo ブログ
編集画面にログイン
ブログの作成・編集
gooおすすめリンク
おすすめブログ
【コメント募集中】一番好きな「クリスマスソング」は?
@goo_blog
【お知らせ】
ブログを読むだけ。毎月の訪問日数に応じてポイント進呈
【コメント募集中】一番好きな「クリスマスソング」は?
訪問者数に応じてdポイント最大1,000pt当たる!
dポイントが当たる!無料『毎日くじ』