<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
宇宙エンタメ前哨基地



先週末、生まれて初めて客としてUSJを訪問してきたことは、すでに報告済み。
ジェットコースターに乗ったり、スパイダーマン、バックドラフトなどの各種アトラクションを思う存分楽しんできたのだ。
しかし寄る年波。
楽しんだのは楽しんだが、体力が続かず夕方にはフラフラになってしまっていたのだ。

フラフラになったからといって高い入場料を払って入場したからには閉園まで楽しまなければ、と最後の力を振り絞って訪れたのは、いくつかの土産物屋なのであった。

一般的な土産物屋はもちろんのこと、映画に関するプレミヤグッズを販売する洒落た店も訪れたのであった。

その店は、俳優や有名な映画監督のサインが入ったポスターを売る店だった。
ブルースブラザーズやリーサルウェポン。
スティング、明日に向って撃て。
それこそ、1シーン1シーンが思い起こされては感動してしまう名画と、憧れの俳優のサイン入りポスターが並んでいたのだ。

その一画に、変わったポスターが展示されていた。
それは「スタートレックのカーク船長とミスタースポックのカラーポスター」。
サイズは全紙大。
しかもオリジナルテレビシリーズ。
もちろんこれらのキャラクターを演じたウィリアム・シャトナーとレナード・ニモイの直筆サイン入り。
価格は18万円近くしていた。

「おかしいな」

と私は思った。
というのも、スタートレックはパラマウント映画。
ユニバーサルスタジオに何故、置いているのだろうか。
USJともなると、映画会社の垣根は越えてしまうのだろうか。

そういえば昔、ハリウッドのユニバーサルスタジオを訪れた時も「スタートレック」の宇宙船エンタープライズ号のプラモデルが売られていて、嬉々として買ってきたことを思い出した。

なるほど。
ファンを見込んでの18万円かと思った。

ポスターを見ていて思い出したのが、わが家のお宝。
ま、お宝かどうかは不明だが、昔読んでいた雑誌を収納した箱の中にスタートレック関連の古い書籍が入っていたことを思い出した。

「スタートレック・ポストカード・ブック」

スタートレック・オリジナルシリーズの名場面を絵はがきにして冊子にした一冊だ。

帰宅して引っ張り出して見てみたものの、経年変化で色も変わり、もちろん俳優のサインなんて入っていないから、18万円もしないことは間違いない。
でも、なんとなく珍しくて、かつ懐かしいでしょ。



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