<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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なんでもバッチモンでお馴染みの中国に「孔子平和賞」というものが存在していることを私はちっとも知らなかった。
こっちのほうはノーベル平和賞に対抗して設立されたプライズなのだそうだが、どうしてこうもおとなりの国はオリジナリティに乏しいのか。
迷惑を通り越して気の毒でさえある。

新幹線、地下鉄、戦闘機。
どれもこれも模造品で事故を起こし、社会に波紋を広げているが、その波紋さえも穴を掘って埋めないとも限らないお国柄。
テーマパークもディズニーランドもどきが米国から避難の槍玉に上がったのは数年前。
なんでもかんでも模倣していたら、発売されなかったiPhone5なんかも市場に出回っているというのだから、インチキ商品もここまでくると「インチキというオリジナリティ」を感じてしまう凄みがある。

そこに孔子平和賞なんてのがあると聞くと、中国人、大丈夫アルカ? と訊いてしまいそうだ。

尤も、日本にも「日本アカデミー賞」のうような、訳のわからないプライズも存在しているから、あまり大きなことは言えないような気もするのが、若干つらいところだ。


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