
大阪梅田のブリーゼブリーゼで開催されているメビック大阪主催の「クリエイティブエキスポ 2011 autumn」を訪れた。
メビック大阪は関西の若きクリエーターたちを育てることを目的に活動している大阪市の外郭団体。
本来の場所は扇町のキッズプラザ3階にあるのだが、今回のイベントはそこを飛び出し梅田のブリーゼブリーゼというファッションとグルメのデザインビルでの開催だった。
各階のフリースペースを利用して関西で活躍するデザイナー、書家、イラストレーター、そしてメーカーなどの作品や製品が並べられ、なかなか興味あるギャラリーとなっていた。
このギャラリー、テーマは「本」。
本を通じて様々な情報発信やライフスタイルを提案しているというのが特長で、読書好きな私はぜひとも訪れてみたいと思っていたところだった。
書籍については植栽、インテリア、イラスト、建築、文字、エッセイなど、様々な「デザイン」に関係するものが展示されていたが、ほとんどがやはり東京の出版社のもの。
関西のイベントなのに出版文化は東高西低の状態だ。
一緒に出かけた嫁さんはR25やKDDIの広告でイラストを書いている寄藤文平のイラスト本を購入。
「娘と一緒に読めるから」
というのが理由だったが、私は6階で展示されていたミニコミ専門の書店の展示が興味を引いた。
私は学生の時にクラブでミニコミを作る係をしていて、今でも学生や個人で作成されているミニコミを見ると手にとって見る癖が残っている。
一般雑誌ではなかなかお目にかかれない情報に出会ったりするのだが、手作り感覚が面白い。
出展しているデザイナーさんの中には知っている人もちらほらいて、より身近に感じるイベントなのであった。

イベントは今月31日まで。
無料なのが、なかなかいい。

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