<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
宇宙エンタメ前哨基地



全日空のマイチョイス。
出張の移動に今月はじめて飛行機を利用したら今月は庄内柿ジュースがマイチョイスにラインアップ。


(↑飲んだ後の空き瓶ですけど)

「柿のジュース。これは珍しい」

と迷うこと無く300円出して購入。
今回は無料のアップルジュースや緑茶はやめて有料の柿ジュースを飲むことにしたのだった。

かく言う私は子供の頃から柿が大好き。
岡山の祖父母の家には柿の木があって秋になると立派な実が実ったものだった。
また少し田んぼの畦道を歩いて行くと、山の斜面に柿の木がたくさんあって、そこでも多くの柿が実ったものだった。

「おいしいヤツは、カラスが食いよる」

と、従兄弟のおにいちゃんから教えてもらったのもこの斜面だった。

グジュグジュに熟した柿は、ドロっとした果実の食感でとても美味かったのだが、果汁で手がべとついてネチャネチャしたのが少々気に入らなかった。

そんなこんなで柿好きだったから、世の中に「なぜ、柿のジュースが存在しないんだ」と疑問に思っていたところだ。

マイチョイスの「庄内柿100%ジュース」はそういう意味で劇的。
私に買わせるために登場したメニューではないかと思ったのだ。

で、味は、やっぱり柿。
あたりまえ。
渋くなく、また熟しすぎたネットリ感もなくさわやかな柿。
庄内、という名前から藤沢周平の小説を連想したりして楽しく頂いたのであった。

ただ、やっぱり柿はジュースではなく剥きたての熟した柿が一番だとも思ったのであった。

コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )