萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

Short Scene Talk キャンパス某夜 ―Side Story act.2

2013-11-20 22:34:45 | short scene talk SS
未来夜景@大学構内



Short Scene Talk キャンパス某夜 ―Side Story act.2

「あ、出てきた周太…ってなんで賢弥隣にいるんだよ(そんなくっつくなよアイツなんだよ美代さんガードしてよ?)」
「あ…湯原くん、あそこにいるの宮田くんじゃない?宮田くーん、」
「こんばんわ美代さん(笑顔)(気づいてくれてありがとう美代さんナイスフォロー)」
「湯原くんのことお迎えに来たのね、良かったね、湯原くん、」
「…ん、(なんでこんな遅くまで待ってるの今8時だよ?英二ったら何時間待ってたのかな?何して待ってたんだろう?)」
「こんばんわ宮田さん、遅くまで待たせてすみません、」
「いや、用があったついでだから(笑顔)(おまえのせいで心配で周太出待ちが用事だけどね)」
「周太、せっかく迎えに来てくれたんなら一緒してもらおうよ?」
「あ、皆で飯だった?笑顔 (っていうか一緒って何言ってんのコイツそれより早く周太と帰らせてくんないかな二人飯したいんだけど?)」
「うん、皆でご飯食べて帰ろうかって話してたの。手塚くんのおススメなお店があるんだって、」
「ワンゲルでたまに使う店なんですけどね、安いけど美味いんですよ、個室だし、」
「楽しそうだな、でも俺も一緒して良いの?(個室とかって3人にしたら周太の隣か前に賢弥座っちゃうじゃん絶対阻止だそんなの)」
「もちろんですよ、山の話とか聴かせて欲しいなって俺、思ってたんです(笑顔)」
「俺の話で良いならするけど(笑顔)(あれ以外とコイツ話し易そう東大首席だからアレかと想ってたけど性格も良いんだ…って余計に周太が)」
「宮田くんの山の話、私も聴きたいな?ね、宮田くんも一緒して?湯原くんも帰り道とか安心だし、愉しいだろうし、」
「…ん、(英二も一緒なのは嬉しいけど賢弥に変なこと言ったりしそうで心配だな?さっきのも賢弥全然気にしていないみたいだけど)」
「じゃあ4人で行きましょっか?あ、もしかして宮田さん車ですか?」
「うん、だから俺ちょっと酒は飲めないけど運転手してあげられるよ?(笑顔)(帰りは夜ドライブしようって思ってたんだよね周太と夜景デートで)」
「お、ありがたいです。あれ?倉田先輩だ、こんばんわー」
「あ、手塚くん?暗いから解んなかった、遅くまでおつかれ、」
「先輩こそお疲れさまです、今帰りですか?」
「うん、図書館でちょっとね。森林チームも今帰りなの?小嶌さんと湯原くんも遅くまでお疲れさま、」
「おつかれさまです、先輩が言ってたこの間の本、すごく面白かったです。ね、湯原くん、」
「はい、林檎の野生化の話が面白くて…あ、俺、先輩に質問があったんです、」
「私でよかったらお答えするわよ?でも時間大丈夫?」
「俺らは良いんですけど、宮田さんすみません、なんか待たせちゃって、」
「いや、俺も大丈夫だよ?(笑顔)(誰この人?っていうか結構美人だ周太と仲良く話してるし周太って年上好きだし無自覚に周太モテるし)」
「あ、彼も一緒なんだ?…え、やだちょっとスゴイカッコいい人じゃない?どうしよ私ほぼスッピンなんだけど、笑」
「先輩、宮田さんは周太の保護者なんです、山岳救助隊の人なんですよ?」
「初めまして、宮田です。周太がお世話になってます、(笑顔)(保護者とかって巧いこと言うな賢弥、でもココは彼氏の方が牽制できてよかったのに、)」
「はじめまして倉田です、山岳救助だなんてカッコいいですね(照)」
「いつも泥まみれですよ?そんなにカッコよくも無いです(笑顔)(いま周太ちょっと嫉妬とかしてくれるかな?今どんな貌して…う、)」
「ね、賢弥?倉田先輩もお誘いしようよ、俺、質問したいし(先輩も一緒だと楽しそうで良いな、美代さんも女の人の友達増えるの良いだろうし)」
「え、(周太ちょっと待って周太なにいってんの嫌な予感するソレなんか嫌だ)」
「そうだな、人数多い方が愉しいか、俺も先輩に訊きたいことあるんだ、」
「私も林檎の加工技術の応用とか聴きたいな、でも先輩、遅くなると彼氏さんに悪いですよね?」
「確かに男って恋人が遅いと心配だね(笑顔)(なんだ彼氏いるんだ良かった周太狙いかと思ったでも油断禁物だよな?でも美代さんナイスフォローありがとう、)」
「あ、それなら先輩、今日は大丈夫ですよ?森田さん今夜は青木先生たちとワンゲルOB会で飲み会がさっき決まったから、」
「っ、(賢弥また余計なこと言いやがったコイツこれで周太とこのひとが親密になったらどうしてくれんだよ?)」
「ありがとう、でも宮田さんに悪いから遠慮するわ、私もこんなイケメンと飲むの緊張しそうだもん、今日スッピンだし、笑」
「いや、俺も今加えてもらうとこなんです、だから遠慮とか気にしないで下さい(笑顔)(このまま帰ってほしいな?ややこしいことなりたくないし)」
「ほら先輩、宮田さんも言ってくれてるしさ?それこそこんなイケメンと飲む機会ってないんだから一緒に行きましょうよ、」
「っ、(おい賢弥なに誘いまくってんだよやめてくれなんか嫌な予感する)」
「ありがとう、でもオジャマじゃないかな?笑」
「良かったら一緒して下さい先輩…英二、今日は車で来てくれてるから送ってくれるし(笑顔)」
「え、初対面からそれ悪いわよ?」
「悪かったら誘わないですよ?5人乗りだし…ね、英二?(笑顔)」
「はい、ご迷惑じゃなかったらどうぞ?(笑顔)(待って周太ソレしたら夜ドライブデートの時間が減るのに賢弥が余計なこと言うからだ、怒)」
「お、やっぱ5人乗りなんですね、宮田さんの車かっこいいですよね、」
「ありがとう(笑顔)(おまえに褒められても今全然嬉しくないし嫌な予感するし周太も俺との夜時間が減るのに?やっぱ賢弥や大学の方が愉しいのかな、泣)」
「五人で乗るなら俺、後ろに座るね?賢弥が助手席に座る方がきつくないから…英二いいよね?(笑顔)」
「周太が良いなら(笑顔)(だめ周太ホントは駄目だ助手席は周太の特等席で美幸さんは例外なのに?平気で譲れちゃうくらい賢弥が好きなのか周太?泣)」

喜劇 !ブログトーナメント



英二と周太@弥生キャンパスでのワンシーン、2013.11.17掲載の続きです。
この続きをソノウチ載せるかと思います、

いま昨夜UP『Savant』加筆校正が終わりました、馨と紀之@北岳山小屋での会話です。
Aesculapius「Manaslu18」加筆校正まで終わっています、雅樹と父の吉村医師の対話後編です。
第71話「渡翳7」校正も終わりました、英二と周太@周太の部屋でのワンシーンです。
後半は久しぶりにR18なんで18歳未満は途中からラスト7行まで飛んでください、笑

Aesculapius「Manaslu19」はこれから加筆校正します、予告より遅いけど、笑
これ終わったら不定期連載続きor第71話を考えています。
 
取り急ぎ、


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする