自己ベスト更新が続いています

2019年03月15日 | トレーニング日記

膝の故障からのリカバリーの記事の続きも書かなければなのですが、

今回はトレーニング日記です。

実はこのところ調子がすこぶるいいのです。

種を明かせば「ある工夫」をパワーリフターの選手の患者さんから教えていただきまして、それがバックしハマったようで(*´Д`)ホクホク

お陰様で、バックスクワットもフロンとスクワットもプレスも、補強種目の自己ベストの更新が続いています。

そんな中、とうとう念願の100kgに手が届きそうな出来事が。

この日は3日前にフロントスクワットを+3kg更新(105kg)した後でしたので、地力固めの日としてバックスクワットとデッドリフトから始めました。

スクワットは特に弱いので1Hみっちりスクワットをしたのちに、デッドリフトを3レップMAX。

そのあとにフォーム練習のつもりでボックススナッチとクリーン&ジャークを行います。

スナッチは前半の疲れもあってかまぁまぁな重量(70kg)を3レップ2セット。

1セット目は2本成功。

2セット目は3本成功。

70kgの3本成功は初めてだったと思います。

その後、クリーン&ジャークは時間も押し迫っていたので2クリーン1ジャークで上がるだけ挙げるつもりでスタートしました。

すると、どうもこの日はクリーンもジャークも軽い。

先のスクワットとデッドによる運動後増強(運動刺激によって神経系の働きが促通される現象)が起こったにせよ、

それまでの運動量を考えると地力自体の高まりを感じずにはいられません。

85kgをいつになく軽く成功したところで一本に変更し、重量への挑戦が始まりました。

90kg、95kgと成功し、ついに100kgに挑戦。

ジャークはさせませんでしたが、なんとかかんとかクリーンは立つことができました。

正直100kgは大きな目標鵜でしたのでもっと嬉しいかと思っていたのですが、ジャークが失敗したせいかそれほどの感動もなく…

そんな自分に拍子抜けではありましたが、一先ず成果と呼べるものが狙って出せたというところでブログのネタに挙げさせていただきました。(^_^;)

証拠の動画はコチラです↓

boxcj100kg失敗

時間ができたら「ある工夫」について書きたいと思います。

ただ、今日はもう遅いのでここまでとさせていただきます。

では。


ひさしぶりのスクワット自己新

2019年02月03日 | トレーニング日記

ウエイトリフティングではスクワットの強さが重要だと考えられています。

でも、スクワットよわいんですよ…

なもんで、この夏の全日本マスターズに向け脚の強化にいそしむ日々を送っています。

そんな中、久方ぶりのスクワット自己ベスト更新がありました!ヤッタネ!!

ことの発端は先週の木曜日。

その日はスクワットの調子がまずまずな感じでしたので、久方ぶりに1MAXに挑戦しました。

今までのベストが故障前の120KG。

この日は自己ベストタイの120kgが軽く感じたので125kgに挑戦しました。

結果は粘りに粘って立つことができましたが、しゃがみが浅くNG…

何度動画を眺めてみてもアウトなのですが、あきらめがつかずパワーリフティング協会のIさんへ判定を依頼したところ

「赤3つです

のご回答。

バッサリ!

ま、そうだと思った

しかし、その後にIさんよりありがたいアドバイスがありまして、

昨晩の土曜日にさっそくフォーム練習にGYMへむかいました。

試してみると確かにいつもより立ちが軽く感じます。

『どこまで行けるかな?』

と好奇心交じりで重量を挙げてゆきました。

いつもは100kgで5reps3~5setsなのですが、なんと5repsで110kgまで挙がってしまいました。

ちなみにいままで110kgは絶好調の日で3repsが限界。

つい先日なんて2repsしかできませんできた。

それがアドバイス通りにやったら呆気なく5repsなんて…

夢のようです。

この調子で夏までには130kgをクリアしたいところです。

そして、今年こそスナッチ80のジャーク100を達成したい!!!!(>_<)

頑張ります。

↓証拠の動画です

BSQT5reps自己新2019/0202

 


尼崎ウエイトリフティング道場へ

2018年12月04日 | トレーニング日記

12/2は大阪で久々のセミナー活動。

タイトルは前回も紹介した通り「腰痛症のロジカルマネジメント」。

参加対象は中級者となる若干難易度の高い設定の講義になる予定。

遠隔地での講義では前日入りとさせていただいているため診療時間は余裕を持たせて頂いて午後休診。

え?

ちょっと早すぎないかって!?

はい、じつはちょいと野暮用と申しますか…

せっかく大阪に行くのでいつもと違った環境でウエイトリフティングの練習がしたいなと…

え?

そんな暇あったら治療しろ?

ごもっとも…(^_^;)

いろいろとよこしまな動機が絡んでおりますが、

そんなこんなで午前の診療を終え次第、マッハで電車に飛び乗った44歳なのでした。

向かう先は以前から一度は行ってみたいと思っていた「尼崎ウエイトリフティング道場」

この尼崎ウエイトリフティング道場、とてもユニークな練習場なんです。

なんと阪急線の高架下、屋外にあるんです。

きっと台風の時などは練習が中止になることもあるでしょう。

ですが、このロケーションには大きな利点があるんです。

ウエイトリフティングの練習ではバーベルを床に落とす関係上、おおきな音と振動が生じます。

これが都市部でウエイトリフティング場を設けるうえで最大のネックとなっているんです。

電車の高架下はそうした都市部特有の問題をクリアできる好立地。

まさに逆転の発想です。

でもそんな発想の根底に、

「純粋にリフティングを愉しもう、技術の高みを目指そう」

というシンプルかつ実直なコンセプトを感じずにはいられません。

実に心に響く素敵な練習場、それが尼崎ウエイトリフティング道場なのです。

(↑「なのです」なんて断定しちゃってますが、あくまで私個人の印象?妄想?の話)

 

さて、話を移動の時点に戻します。

食事もとらずに飛び乗った新幹線。

気が付けば、朝も缶コーヒーしか口にしていなかったのでふらふら。

ふと、出がけに患者さんからいただいたお饅頭をカバンに忍ばせていたことを思い出します。

ありがたい!

新幹線の車内でお茶を購入し、遅めのブランチに舌鼓です。

M先生!ごちそうさまでした!

窓を見るとそこには大きな富士山。

日の高いうちに移動したからこそのご褒美でした。

でも、いつまでも見惚れてはいられません。

明日は大事な講義がありますから、ひと時も無駄にはできないのです。(; ・`д・´)

車中では翌日の資料にじっくり目を通します。

そうしてあっという間に時は過ぎ、新大阪に到着。

尼崎ウエイトリフティング道場は阪急園田駅徒歩3分のところにあります。

新大阪から大阪駅へ移動し、そこから梅田駅へと徒歩で移動します。

と、その時です。

 

 

グゥ~…

グググゥ~~~…

 

腹の虫が大合唱。

お饅頭でゲットしたカロリーは車内で使い果たしてしまったようです。

さて困った。

とはならないのが食い倒れの町大阪です。

ふわりと鼻腔をくすぐる御出汁の薫り。

練習まで40分…

まだ時間はある!?

時代を感じさせる「立ち食いうどん」の暖簾に吸い込まれるようにピットイン。

大阪といえば!

ということで、キツネうどんを一杯いただきました。

ここのお饂飩、素晴らしくうまかった! 

サクッと食べたらすぐに移動です。

阪急梅田駅から4駅先の園田駅につくと線路沿いに歩くこと3分(もない感じ)

尼崎ウエイトリフティング道場に到着です。

まずは監督の井本 勝先生にご挨拶。

井本先生は試合会場などでお見掛けするものの、お話しするのは今回が初めて。

風貌は優しそうなラオウ(by北斗の拳)といった感じ。

話し方も柔らかで朗らか。

ネットで調べたところ、ご年齢は私より3つ上。

悔しいかな、二枚目です。

 

練習所に隣接する集会場のお部屋をお借りして着替えを済ませ、いざ練習開始です。

経験者というには頼りない私ですが、初心者というわけでもないので

「好きに練習していいよ」

となるのかと心配していましたが、基礎からご教授いただけることになりました。 

テーマはスナッチ。

リフティング歴5ヶ月という女性会員さんとペアで練習させていただきました。

まずはキャッチ(跳ねあげたバーベルを頭上で支えるフェーズ)の安定性を高めるための練習から。

キャッチの動作を分解して15kgの女子用のシャフトでじっくりと練ってゆきます。

バーベルを乗せる位置を身体に教え込み、

位置が定まったら落下するバーベルに負けない受けを身体に教え込みます。

次に、ウエイトリフティングで一番重要かつ習得の難しいセカンドプル(バーベルを腰の高さから上へ跳ね上げるフェーズ)の練習です。

一番の要となるエクスプロージョン(爆発)ポイントからのセカンドプルを繰り返し、

次にパワーポジションからエクスプロージョンポイントを通過してのセカンドプルを繰り返し、

さらに膝上からトランジションを経てセカンドプルにつなぐ練習を繰り返し、

最期にスナッチにたどり着く。

ずっと女子用のシャフトでの練習だけでしたので、

途中

「ずっとシャフトだけですが、とても大事なところでもありますのでもう少し続けていいですか?(;´∀`)」

と心配される井本先生。

とんでもない!

一つ一つが興味深過ぎて、飽きる暇なんて皆無でした。

「ずっとシャフトのままでもいいぐらいです(*´Д`)タノシ~デスゥ」

と私。

一つの動作を要素ごとに分割して習得の効率化を図る「分割法」という練習法なのですが、

井本先生のそれは実にポイントが明瞭で分かりやすく、非常に戦略的に練られた構成になっています。

この指導を通じて、私の場合、エクスプロージョンポイントとトランジションに難があることも分かりました。

ここまでに4~50分を費やしましたが実り多き時間を過ごすことができて大満足!

シャフトだけでここまで愉しませるなんて尼崎ウエイトリフティング道場恐るべしです!

 

その後、30kg、35kgと挙げた後、

「あとは好きに挙げていいですよ!」

と先生。

実は11月は十分な練習時間を割くことができずにおりまして、この日の練習はほんの様子見にするつもりでした。

でも、挙げ始めてみるとどうにもいい感じなんです。

先の練習の数々が効いているようでしたので、思い切って重量に挑戦することに。

結果としては自己ベストの3KGアンダーの70kg止まりでしたが、

75kgに挑戦し、潜り切れずに失敗したものの感覚的には軽かったので

粘ればとれるかな…とも思ったぐらい。

ですが翌日の講義も控えていましたので、そこまでとしました。

ともあれ、井本先生の指導が確実な手ごたえとして感じられた瞬間でした。

練習を終えると井本先生はパーソナルでの運動指導があるとのことでここでお別れ。

クライアントさんは三重からわざわざ指導を仰ぎにいらっしゃったとか。

驚きはしましたが、それも納得です。

その後、ホテルに移動し一人遅めの夕食に舌鼓。

↑もつ煮丼とハイボール

↑鳥そぼろラーメンとパクチー水餃子

どれも美味しく大満足!

こんな感じで大阪初日は実に有意義な時間を過ごすことができました。

皆さんも大阪に立ち寄られた際はぜひ「尼崎ウエイトリフティング道場」へお立ち寄りください。

初心者(まちがいなく)大歓迎です!

ビジター参加1500円。

指導内容から見ても破格のお値段です。

お勧めですよ!!

=終わり=


四頭筋の筋挫傷からのリカバリー<第1話>

2018年10月31日 | トレーニング日記

お恥ずかしい話ですが、去る9/5、膝の上にバーベルを落して両膝に筋挫傷を負うというアクシデントに見舞われました。

断裂部位は外側広筋の筋肉と腱の境目です。

傷の幅は4~5cm、深さは1cmほど。

結構シビアな怪我をしてしまいましたが38日(5週間と3日)で復帰することができました。

復帰直後のスコアはほぼベストの記録です。

 

両側四頭筋遠位部筋挫傷後38日目

上の動画はスポーツ障害の病期から外れた日(練習開始時の患部の痛みが感じられなくなった日)から4日後にベストの計測をした時のものです。

ちなみに、今回は専門的な治療手法を使わずに

普段患者さんや学生選手に伝えているチューニングメソッド(運動療法としてデザインしたエクササイズメニュー)のみの対処で

どこまで回復するのかをテーマにしました。

なので、テーピングや運動療法のたぐいまでは使いましたが、鍼治療や筋膜リリースなどの専門的な手法は使っていません。

幸いなことに、競技力の低下もなくリカバーすることができました。

この結果は「スポーツ障害」で紹介した内容に則った対処ができたことも大きいと考えています。

少なくとも単純に安静加療だけをしていたらこうはならなかったはずです。

怪我による5週間の足踏みは残念なロスでしたが、治療をする側としては貴重な経験になりました。

 

せっかくですので「スポーツ障害」の記事のケーススタディとして今回の一件を時系列で紹介させていただこうと思います。

アスリートリハビリのプランニングの際にお役立ていただければ幸いです。

 

さて、手始めに怪我を負った夜のことからお話しします。 

ことの顛末はこうです。

 

この日は二日前の練習(デッドリフト三昧)の疲れが残っており、かつ仕事も忙しく、頭も身体もよれよれの状態でした。

全く気の乗らないまま、義務感のみでトレーニングジムへ向かいます。

というのも、10月末に関東マスターズ選手権があり、その準備としてコツコツ練習回数を稼ごうと考えていたのです。

この日は二日前のダメージが腰に残っていて補強をやる状態ではありませんでした。

そこで、フォーム練習としてクイックリフト(ハイクリーン)に取り組んだのが不味かった。

汗でぬれた手でバーベルを引いたとき、シャフトから手がつるりと滑って外れてしまったんです。

落したバーベルの重量は75kg。

ウエイトリフティング場ではバーベルを床に落としても問題ないのですが、この日の練習場は近所の24hのジム。

こうした施設ではバーベルを落っことす(ドロップといいます)のはご法度です。

イレギュラーが生じたとき、人間とっさに何をするか分かったものじゃないですね。

手が滑った瞬間

『落したらあかん!!!!』

と思うと同時に両膝をバーベルの下に差し出してしまったんです。

このころは80kgでセット(3レップ3~5セット)を組めるようになっていたので75kgという重量はそんなにしんどい重量ではありません。

なので75kgという重量にたいして油断があったのでしょう。

でも、よく考えたら自分の体重を超える鉄の塊が落っこちてくるんですもんね…

耐えられるわけもありません。

シャフトの形にべっこりと凹んだ傷跡を触ったときには「終了」の文字が頭に浮かびました。

膝のお皿の上縁から外側へ傷が広がっています。

外側広筋腱のダメージは特に大きそうです。

『外側広筋腱部の完全断裂か?』

と冷や汗が流れましたが、お皿を動かすと外側広筋にテンションを感じます。

よかった。

つながってます。

でも、もう関東大会はないなと落胆…

凹んでいた傷跡はみるみる赤黒く膨れだしました。

必要以上の出血は回復を遅らせますので早めに手を打たなくてはなりません。

一先ず競技用のニースリーブをかぶせ、患部を圧迫しました。

落した直後はあまりの痛さに身動きが取れませんでしたが、5分もするとなんとかかんとか歩くこともできました。

 

足を引きずりつつジムを後にし、

近所のドラッグストアで消炎鎮痛剤とテーピングを買い、

応急処置をしてどうにかこうにか帰路につきますが、帰り道の遠いこと…

この晩は弾性包帯で軽い圧迫をかけ、氷嚢を巻きつけ、足を高くして休みました。

 

翌朝、両膝は木杭のように固まっていましたが、キネシオテープとエラスティックテープでテーピングをして何とか歩けるようになりました。

でも、90度も曲げられません。

いつも自転車通勤なのですが、ペダルを回すことができない状態でしたので電車通勤となりました。

でも、それはそれで駅の階段が拷問のようで…

登りも痛い。

下りも痛い。

そうでなくともじっとしていてもズキズキとうずく膝。

テーピングをしつつ鎮痛剤を飲みながらなんとかしのぐ、

そんな状態が3日間続きました。

でも、急性炎症の極期は3~6日です。

三日を過ぎたあたりから安静時の疼きも落ち着き、

4日目には階段ののぼりが幾分楽になり、

六日あたりで階段の下りも幾分楽にできるようになりました。

ま、まだまだ痛いは痛いのですけども…

その間は何もやっていなかったのかというとそうではありません。

安静時の痛みが落ち着いた4日目からあるエクササイズを開始しました。

そのエクササイズとは…

ー続くー 


第36回全日本マスターズ選手権大会の動画です

2018年07月30日 | トレーニング日記

前回の記事でも触れましたが、

7/29に第36回全日本マスターズ選手権大会に出場しました。

私のカテゴリーは40歳から44歳の部、69kg級です。

結果は、これまた前回の記事でも触れた通り残念ながら2位。

でも、実に愉しかった!

戯れに試合の模様、動画にまとめました。

もしよかったらご覧になってみてください。

くぅ~、最後の一本が取れてたら優勝だったのになァ~~~~(>_<)


ウエイトリフティング全日本マスターズ結果

2018年07月29日 | トレーニング日記


全日本マスターズ、残念ながら2位でした(^_^;)

しかし、二年追い求めた熊本県のN田さんを越えることができたのは大きな収穫でした。

成せばなる!

優勝できなかった悔しさもありますが、1位のO叉さんとは競り合う展開で大興奮!(私が独り、勝手に大興奮w)

あんな興奮、学生時代ぶりかも。

実に楽しい時間を過ごすことができました!

⚫️スコア
スナッチ
私70○75×75×
Oさん65○70○75×
クリーン&ジャーク

私が先に70を成功させたので、この時点では私のリードとなります。

私90×90○94×
Oさん85○90○93○

勝負掛けの最後の一本。
94kgはクリーンまでは成功したのですが、ジャークを失敗してしまい負けが決まりました。

とりたかった~(>_<)

でも、仕方ない。

来年の全日本に向けて、またコツコツ積んで行こうと思います。

目指せスナッチ80クリーン&ジャーク100!

引き続き頑張ります!




ハイクリーン(パワークリーン)が流行っているというので…

2018年07月04日 | トレーニング日記

先日の記事で最近ハイクリーン(パワークリーン)が流行っているようだと書きました。

それ自体は素晴らしいことだと思いますし、個人的にも嬉しいことです。

が、時おり体育館やジムで見るそれのフォーム(というかやり方自体)がどうにもおかしいな、とは感じていたんです。

始めたばかりなんてみんなそうだ。

コツコツ頑張って入ればじきにできるようになる。

そう思ってみていたんですけれど、ひょっとしたらそうでもないのかもしれないなと思う出来事が…

 

先日ふとYouTubeに流れるハイクリーン(パワークリーン)の動画を見たのです。

そこにあるのはハイクリーンではなく「クリーンハイプル」であったりハングハイクリーンであったりすることが多く、加えてだいぶ間違ったフォームと説明が多く見受けられました。

それを見て気が付いたんです。

時おり目にする方のフォームの違和感は、それらの動画の影響を受けているということに。

できることならば、これから「パワークリーン」に取り組もうと思われている方には本職のウエイトリタ―の練習風景を参考にされることをお勧めしたいところです。

さらに参考までに、ともうしますか、

このページをご覧いただいている皆さまに再検索のわずらいのないよう

「パワークリーンはこういう動作で行います。」

という意味で動画を下記に載せさせていただきました。

ちなみに動画では

ハイクリーン

 ⇒ロークリーン

 ⇒プッシュジャーク

 ⇒スプリットジャーク

の順でクリーンに関連するエクササイズを行っています。

ヘタッピの私の練習風景では技術向上のためのお手本とはならないのですが、

少なくともパワークリーンというエクササイズがどういうものかというイメージの確認にはお役立ていただけると思いますので、

もしよかったら一度ご覧になってみてください。

(ちなみに不肖私ではありますが日本ウエイトリフティング協会のマスターズ部門の選手登録をしております)

 


木曜日

2018年06月22日 | トレーニング日記

毎週、木曜の休診日は結構ハード。

朝はいつもより早くから起き出して、浦和にあるウエイトリフティング場へ向かいます。

2hほどリフティングをしたら、今度はケアサポートのお仕事に某大学運動部へダッシュで向います。

6~8hほどお仕事をしたら、帰りがけにはまた近所のジムで補強をしてからようやく帰宅です。

家に着いた頃には日付が変わるていることもしばしば。

昨日もそんな感じの一日でした。

7月の全日本マスターズ選手権大会に向け2月の頭から地力づくりに切り替え4か月強。

途中、手の甲の骨折のアクシデントで足踏みをしましたが、先日から練習のギアも一段上げるまでにはなりました。

しかし、貯めたつもりの地力はついたような付かないような…

重量挙げで言うと85%ぐらいの強度では今までよりも成功率は高いくなりましたが、

かといってベスト更新できているかというとそういうわけでもなく…(;´∀`)アレ?

まだ瞬発系の出力に関する神経系の適応ができていないんでしょうね。

練習の質を切り替えたのが4~5日前ですので、あと2週間ぐらいしたらあるいは…

と信じ込み、せっせと頑張る今日この頃なのでした。

トレーニングの成果としてはあまりぱっとしませんが、昨日の夜の補強では久しぶりにバックスクワットの自己ベスト更新ができました。

重量は120kg。

怪我前の+3kgです。

はい、しょっぱいです(-_-)

軽かったので125kgに挑戦したのですが、挙げられず仕舞いでした。

たとえ125が挙がったとしてもまだまだ弱いので、こつこつ頑張らねば…

グダグダの文章だけではおさまりが悪いので、練習風景を載せさせていただきます。

『おっちゃんなりに頑張ってるな』って、暖かな眼差しで見つめていただけたら幸いです。

練習風景

 


久々に練習日記の更新です

2018年03月10日 | トレーニング日記

このところスクワットに重点を置いた練習が続いています。

理由は簡単、

リフティングに重要な脚が弱いから。

なので練習のはじめにスクワットを持ってくることにしたんです。

何とか今年の夏までにスナッチ80kgのクリーン&ジャーク100kgを挙げたいなとおもうのですが…

現状では到底届かない重量ですが、こつこつ頑張ってます。

 

 

 


士別家族重量挙合宿2017 その6

2017年12月12日 | トレーニング日記

さて、第6話。

練習三日目突入、いよいよ自己ベストへの挑戦です!

 

実のところ、全日本中学生選手権大会でのベスト更新から数か月、

なかなか種目が伸びないままスランプ気味の息子。

果たしてここ士別でスランプの殻を破り、ベストの更新を飾ることができるのでしょうか!?


結果やいかに…




○結果発表

私:スナッチ70kg(ベスト1kgアンダー)クリーン&ジャーク90kg(ベスト1kgアンダー)

成長なし…

残念…

そして無念…

でも、フォームに関して加納先生からアドバイスをいただき、かなり良い感触を手に入れることができました。


嫁さん…は今回挑戦せず。


そして息子…

全日本中学生大会以降、挙げてもベストの3キロアンダー止まりの状況が続いていたのですが…



この日、無事に二種目ともベスト更新!

各種目1キロですけどね(;^ω^)

この動画の後も粘って+3キロに挑戦していた息子。

しかし、惜しくも手が届かず。

それでもスランプをはねのけてのベスト更新は自信になったと思います。

彼にとって今回の合宿最大の収穫でした。

 

こうして今年の家族合宿も良い形で終えることができたのでした。

士別では昨年に続き今年もまた多くのことを学ばせていただきました。

これを今後の成長に結びつけられるよう頑張らなければですね。

士別少年団の先生方、少年団の皆さん、3日間お世話になりました。

温かく迎えていただいて、本当にありがとうございました!!

また明日から練習を積んで、

息子は来年の全日本中学生選手権大会で、

私と嫁さんは全日本マスターズで、

士別のみんなに成長した姿を見せられるよう頑張ろうと決意した2017年の家族合宿でした!


終わり


士別家族重量挙合宿2017 その5(食レポ)

2017年12月11日 | トレーニング日記

さて、第5話です。

まずは練習二日目の夕餉の食レポを少々。

焼きタラバ:ギッシリと身が詰まっていて、しっとりとした焼きタラバ。旨味も濃く、驚きの一皿でした!

刺身(寒ブリとマグロ):マグロの赤身と脂ののったブリの味のコントラストが素晴らしい!

カニグラタン:これ、自家製かも!?美味しかった!!

ビーフシチュー:ここ老舗の洋食屋さん!?ってなぐらいの深い味わい&とろとろお肉に感動!!

真子ガレイのから揚げ:これ、キャッチャーミットぐらいあるんですよ…(;^ω^)

縁側はサックリ!身は肉厚で甘くてシットリ&ホッコリ!!卵も抱いていて非の打ち所なしの逸品でした!!!

いくら丼:今回いくらが高騰していて「ほんのちょっとだけなんだけど…(;´∀`)」とおっしゃるおかみさん。でもね、このどんぶりかなり大きかったんですよね。しかもイクラもたっぷり乗っていて、いったい何を申し訳なさそうにされるのか不思議に思えるほどの立派ないくら丼が出てきました!!!(◎_◎;)


この夜もお宿の「北海道の旨いもん」アタックに打ちのめされる古川家一同。

正直なところ、カレイ辺りからフードバトル状態です(;^ω^)

でもってトドメのいくら丼…

『食べれないかも…』

と皆が想像した刹那、

「いくら丼は飲み物ですから(*´ω`*)」

とおかみさん。

はち切れんばかりの胃袋にどんぶり一杯のいくら丼は流石に…



入っちゃいました!(;´∀`)

ほんとに飲み物だったんですねぇ…


はち切れんばかりの腹を抱え、明日の練習に備えて床に就く古川家なのでした!

続く


士別家族重量挙合宿2017 その4

2017年12月08日 | トレーニング日記

さて、ちょっと引っ張りすぎな感もありますが、第4話。

 

翌朝、窓の外は一面の銀世界。

初日から雪景色ではあったんですが、まだアスファルトが見える程度の雪でした。

それがたった一晩で全部真っ白の世界に変わっておりました。

宿のお母さん曰くこれを「根雪」というのだとか。

もうこれで春までは雪がなくなることはないそうです。

そして、朝ごはん。

朝からモリモリ食べたら練習2日目突入です。

↑真ん中のはかに玉です。カニ8/卵2ぐらいな感じでお味もGOOD!筋子もおいしかった!

 

この日の練習は昨日のダメージもあるので今日は軽めのメニューです。

午前はセカンドのフォーム練習として、ボックス・スナッチハイプルやハイ・ロースナッチを2時間少々。

ボックス・スナッチハイプルやハイ・ロースナッチ」なんて書かれても、

やったことの無い方にとってはちんぷんかんぷんですよね(^^;

もしよかったらこちらの動画をご覧ください。

全身のばねを鍛えるのにおススメです!

しっかり動きを身体になじませたらお楽しみの栄養補給です。

 この日の昼食は士別少年団の大留先生御用達、多寄にあるお蕎麦屋さん「淳真」へ。

汽車で行こうと思っていたのですが、雪のため汽車が動いておらず、

タクシーで多寄まで行くことになりました。

じゃあなんで駅の写真があるの?

っておもうでしょう?

ご存知の方も多いと思いますが、うちの家族、私以外かなり鉄分が多いんですよ。

行かんでもよさそうなものなのですが、蕎麦屋さんの帰り道、

多寄の駅まで雪をかき分け撮影に行ったということなのです、はい(-_-;)

さて「淳真」

蕎麦の実を育てるところからこだわった「蕎麦を愛してやまないご主人」の珠玉の作品の数々はまさに感動の旨さでした!!

ほんと、タクシーに乗ってまでいったかいがありましたよ(*´ω`*)

で、何を食べたのかというと…

↓息子・嫁さん「肉つけそば」(写真は並盛)

つけダレは胡椒が効いていて「つけ麺」感覚のお味でした。

↓私・鴨つけそば大盛り。

これでもか!と鴨肉が入っていてびっくり!!

でもって当然お味もSO GOOD!!

至福の時間を過ごしたら、ひとしきり多寄で駅&汽車(多寄には止まらない)を撮影し、

再び体育館へ戻ります。

 

そこから3時間弱スナッチとクリーンのフォーム練習をし、2日目の練習を終えました。

翌日は士別少年団のみんなと合同練習です。

明日は種目(スナッチ・ジャーク)のベストへの挑戦もする予定。

果たして士別のみんなの前でベストを更新することができるのでしょうか!?

期待を胸に、体育館を後にしたのでした。

続く


士別家族重量挙合宿2017 その3

2017年12月08日 | トレーニング日記

さて、第3話。

旭川から汽車に揺られて1時間15分、ようやく士別駅に到着。

駅に着くや否や、すぐにタクシーで体育館へ。

↑写真は昨年の夏のものです


体育館に着くとすぐにリフティング場へ。

そうして13:30、なんとか練習開始に間に合いました。

この日、士別少年団と高校生は午前午後の二部練習。

午前にコッテリ種目練習(スナッチ・クリーン&ジャーク)をしたそうで、

午後は補強トレーニングをみっちりの予定とのこと。

ご指導いただくのは中川先生です。

中川先生は身体の大きな方で、眼光も鋭く、一見すると厳つい印象ですが、

子供たちへの言葉選びの柔らい、とっても優しい先生です。

 

先生の訓示の後、合宿第一回目の練習開始です。

息子は中高合同練習にガチ参戦。

私と嫁さんは子供たちの横でメニューに倣って自主練です。

ミリタリープレスから始まり、スクワット、デッドリフト、スナッチハイプルetc…

これら全てベスト更新を狙います。

午前中しこたま練習したはずの士別少年団&翔雲高校生はベスト更新の雨あられ。

一方の私はどれも惨敗(-_-;)

ミリタリープレスに至っては6kgアンダーのテイタラク…(;´∀`)ヤベェー

息子は辛うじてスクワットで1KG更新。

当然MAX出したらセットもしっかり組んで各種目追い込みます。

ひとしきり補助種目をこなした後、

『いやぁ~よく練習したぁ~!ご馳走様!!』

となったところで〆の筋トレサーキット!!

たっぷり、そしてコッテリ3時間のワークアウトで初回の練習からしっかりとオールアウトさせていただきました!

練習を終え、みんな並んで中川先生に締めのお言葉をいただきます。

中川先生「きょうは、6時間の練習をしました!

大学生よりも多くの練習ができました!

みんなよく頑張ったね!(*´ω`*)」

練習時間6時間…

こちとら3時間でもヒーヒー言ってたのに…(-_-;)

士別の少年&青年、タフですね…

こんな練習を週に4日もやってれば、強いのも納得です。

かたや食べ過ぎのせいで午後から参加の私たち…

そりゃそれなりだわなぁ…(;´∀`)

それが分かっただけでも練習初日から大収穫です。

こうして第一回目から早速密度の濃い時間を過ごすことができました。

 

練習を終え、士別でのお宿「旅館まるいし」へ。

この日から二泊、お世話になるお宿です。

ここを選んだのはズバリ、朝夕の食事が豪華かつめちゃくちゃ美味しいから!!!

しかもお値段も驚きの7000円!!!!!

食事代だけでも足が出てるんじゃないかって心配になるぐらいのお宿です!

昨年の春に全日本マスターズで泊ってからず~っとここのご馳走を息子と嫁さんに食べさせたかったんですよねぇ(*´Д`)

昨年夏の家族合宿では満室で念願叶わずでしたので、今回2泊もできるなんてめっちゃラッキーでした!

 

宿に付いたらすぐお風呂。

春から秋にかけては実業団や大学生アスリートの合宿で賑わうというだけあって、

8人ほどが入れる大きなお風呂でした。

芯から温まって練習の疲れをほどいたら、お待ちかねの夕食です。

 

アブラハタという魚の煮付け、アブラハタというだけあって脂の乗りがすごかった!

そして蟹のユッケ⁉️

ゴン太のアスパラ生ハムも最高!

刺身も最高‼️ 特にボタン海老が甘かった~(о´∀`о 

そしてカツ煮!

写真じゃわからないと思いますが、とにかく デカイ‼️

居酒屋で頼んだら2~3人前の土鍋で出てきました。

卵も半熟トロトロ!

そしてなによりブタが柔らかくて甘い‼️

他にも肉団子汁が出ましたが、こちらは食べるのに精一杯で写真撮れず…(^_^;)

どれもおいしかった~(о´∀`о)

さて、翌日は午前午後の二部練が待っています。

練習と満腹の満足感に包まれて、 この日は早々に眠りにつきました。

続く


士別家族重量挙合宿2017 その2

2017年12月06日 | トレーニング日記

さて、家族合宿IN士別第2話です。

22日の夜に旭川空港につき、バスで旭川空港へ。

旭川はもう雪景色。

しかし、まだアスファルトが見える程度。

根雪にはなっていませんでした。

到着した時間が遅かったので、士別入りは明日にしてこの日は旭川でホテル泊です。

嫁さんが選んだホテルは「ホテルWBFグランデ旭川」

なんでも朝食が豪華なんですって!うほほ

あ、そうそう、このホテル、お風呂も充実してました。

宿泊客にはスパの利用に加えて岩盤浴が付いていて、とってもお得!

明日からの練習の日々に備え、この日はゆっくりと疲れを癒したのでした。

さて夜が明けて、待ちに待った朝食です!

大食は大運をつかむと申しますからね。

朝からしっかりいただきます。

このグランデ旭川の朝食、何がすごいって

な、な、なんと!

いくらが食べ放題なのですよ!!!

いくらのほかにもボタンエビとイカ、サーモンの刺身も食べ放題!

これがまた新鮮でうまいのなんの!

イカの塩辛も臭み0の旨味100%で最高でした!

人生で一番うまい塩辛だったかも!?

私はいくら丼のヘビーローテーション

箸休めにイカ・エビ・サーモン刺・塩辛

と和食縛り

嫁さんは全種類制覇

息子は…食べたいものだけ腹いっぱい

をテーマにフードバトル開始!

朝から腹がはちきれんばかりに食べ漁り、1Hを待たずに全員ギブアップ。

食事を終えたら早々に士別へ向かうはずが、

食べ過ぎで全員動けずチェックアウトギリギリまで部屋でダウン。。。

ま、この旅のもう一つの目的は「うまいもん腹いっぱい食べつくす」でしたから、

これはこれでありです。(*´Д`)シアワセ~

 

さて、ホテルをチェックアウトしたら重い体を引きずって士別へGOです。

この日は午後から士別少年団&翔雲高校重量挙部の合同練習に合流です。

1両だけの汽車に乗り、ごとごとと揺られること1時間15分。

時間が押してしまったので、お宿には立ち寄らず、そのまま体育館へ。

体育館へ着くとすぐに練習開始です。

続く


士別家族重量挙合宿2017 その1

2017年12月05日 | トレーニング日記

ことの発端は8月の全日本中学生ウエイトリフティング選手権大会。

運よく6位に食い込めた息子は嬉しくていつまでもニヤニヤ。

運動が苦手だった息子がまさかここまでやるようになろうとは…

と、目を細めるばかりの私。

しかし、嫁さんは早々に『そんなこともあったね』と冷めた表情。

この時すでに、彼女の視線の先には別のものが見えていたようです。

ある晩夏の夜のこと

嫁「11月の終盤、予定空けられるかなぁ?」

私「どうしたの?」

嫁「また士別に合宿に行こうかと思って」

私「へっ!?Σ(゚Д゚)」

驚きましたね。

だいたいこういう突飛なことをいうのは私の役目でしたから、この提案には正直耳を疑いました。

私「珍しいこと言うね。どうしたの?」

嫁「ぜったい油断すると思うんだよね。

そしたら来年6位どころか入賞も怪しくなると思うのよ。

11月あたりに一山作っておけば来年につながると思うんだよね。

士別少年団の子達はみんな上手いし強いし、

たるんだ練習してたら向こうで恥かくでしょう?

『こりゃヤバイ』ってなると思うのよ。

そしたら秋までいい練習が積めると思うのよね。」

なるほど!

一理も二理もある!

息子のこと、よく見てるなァ

流石は嫁ちゃん!

嫁「あいつ、ちょっといいことあるとすぐ油断するからなァ…誰に似たんだか…」

と横目に私を睨む嫁。

ほんと、よく見てるわぁ…(@_@。

 

といった経緯で、北海道は士別市行きが決まったのでした。

 

事前に士別市ウエイトリフティング協会の先生にご相談させていただいたところ、

士別ウエイトリフティング少年団と士別翔雲高校重量挙部の合同練習にご一緒させていただけることになりました。

お宿はとびきりのご馳走が出ることで有名な「旅館まるいし」さん。

昨年の家族合宿ではまるいしさんの予約が取れなかっただけに幸先の良い出だしです。

それから数か月を経て、いよいよ出発です。

11月22日の夜に東京を発ち、

23~26の4日間の合宿の幕があがったのでした。

合宿の里 士別 Facebook

続く


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