優勝させていただきました~第15回関東マスターズウエイトリフティング選手権大会~

2017年10月23日 | トレーニング日記

昨日10/22(日)は台風の迫るなか開催された、第15回関東マスターズウエイトリフティング選手権大会に出場してきました。

場所は埼玉県スポーツ総合センター(上尾市)で、大学生の試合もよく行われる大きな会場です。

マスターズとして出場できるのは35歳以上。

5歳区切りで分かれ、さらに体重別に分かれて試合をします。

私の出場するカテゴリーはM40=40歳以上の部で、階級は69kg級となります。

ご存知の方も多いと思いますが、

ウエイトリフティングはバーベルを床から頭上に一気に引き上げる「スナッチ」という種目と

いったん胸まで引き上げてさらに頭上に差し上げる「クリーン&ジャーク」という

二種目の総合重量で競う競技です。

各3回ずつ、合計6回の試技を行います。

私の階級で優勝するにはスナッチとジャークを合わせて150~160kgあたりが目安となります。

これは全日本大会でも同様です。

私の練習のベストがスナッチ70kgのジャーク90kgなのでそれが試合で出れば優勝が見えてくるわけですが、

1日でスナッチとジャーク双方の練習のベストというのはなかなか出ないというのが現実のようです。

今までの試合の最高記録は153kg(S68/C&J85)。

という前置きをご了承いただいて…

「優勝」とはいえこの日は同じ階級2名の出場で、どんなに低いスコアでも失格しなければ銀メダル、といった状況でした。

そうなると俄然「優勝」に惹かれるのが人情というものです。

でも、対戦するO選手は春の試合で70kg/90kgを取られていて、私は負けてしまっているんですよね。

きっとその当時よりももっと挙げられるようになっているでしょうから、

今の私が勝てる見込みは低いと考えざるを得ず…

しかし、私のように当日スコアを崩すこともよくあることですから、

相手を気にすることなく自分のベストに専念していけばあるいは勝てるかもしれません。

試合は水物、何があるかわからないのはどの競技も一緒です。

しかもこの日はジュニア育成事業に携わるT先生が私のセコンド(指揮官)についてくださるというVIP待遇。

この日の試合は全てをセコンドにゆだね、挙げることに専念いたしました。

前半のスナッチでは、O選手60kgスタート、私61kgスタートです。

O選手は60kg→65kgを淡々と成功させます。

対して私は61kgを成功しましたが二本目の66kgで失敗…

三本目に66kgを取るも、O選手が3本目の71kgをビシッと決めて5kgのリードを許します。

内心、折角セコンドについていただいたのに筋書き通りに挙げられず申し訳ない気持ちでいっぱいです。

しかし、T先生は意に介さずといった感じ。

むしろ『面白くなってきたねぇ~』とでも言わんばかりの表情です。

T先生の読みが当たったのか、後半戦のクリーン&ジャークで波乱が起きました。

O選手は80kgと85kgを軽々と成功。

対する私は81kgと86kgを息も絶え絶えになんとか成功。

波乱はO選手の3本目に起こります。

T先生の指示のもと、待機する私は頭からジャージをかぶって周囲を絶ち、自分の試技へ向けて集中します。

相手は見るなということのようです。

でも、ガンガンに音が聞こえてくるんですよね…

O選手が舞台に上がる。

静寂が訪れ、クリーンで成功したときの靴音が「タンッ!」と響きます。

後はジャークで刺すだけです。

「タンッ!!」

鋭い靴音が響きます。

失敗だとすぐにブザーが鳴るのですが、少し間をおいてのブザーです。

これは成功の証です。

『ああ、Oさん、成功だな。強いなァ~(>_<)』

とあきらめにも似た感情が胸を満たします。

しかし、次の瞬間、意外なアナウンスが響きます。

「失敗です。」

O選手、90kgを差し切れなかったようです。

私の挑戦する重量は91kg

成功すれば逆転勝利です。

降って湧いたチャンスですが、T先生は『ほら言った通りになっただろ!?』とでも言いたげな顔をしています。

そして

「さぁ行こう!! さっきと一緒! おんなじフォーム!! 自信もって!!!」

と送り出されます。

 

名前を呼ばれ、プラットフォームに上がるまでのほんの数メートル。

いろんなシーンが浮かびました。

去年の全日本のこと、O選手に負けた試合のこと、今年の全日本での不甲斐ない結果、

いつも丁寧に親身になって指導してくれるクロスフィット代々木のコーチ陣の掛け声、

以前お世話になったパワーリフティングのコーチの言葉、

不調を試合当日にはね返して見せた8月の息子の活躍、

今日、一緒に出場した嫁の頑張り(彼女も午前中の試技で自己ベストを更新しました)、

いろんなシーンが脳裏を交錯します。

自信も余裕もありませんでしたが、冷静に試技へと移ることができたのは、

そうした多くの方々と過ごした濃密な時間のおかげだったのではないかと感じます。

そうして、91kgのバーベルの前に立ち、自己ベスト更新への挑戦の瞬間を迎えました。

シャフトを握り、

脚を決め、

呼吸をはかり、

行くぞ!と腹が決まる瞬間を迎えます。

クリーンも重かった。

でも、何とか立った!

ジャークも思い切り突いた!

しかし、あろうことか両肘が決めきれず。

ジャークでは本来一気に肘を伸ばさなければ失敗となるんです。

マスターズではその辺の判断が学生や成年の選手に対するそれよりもマイルドになる傾向がありますが…(基本マスターズは社会人愛好家の大会なので…)

藁にもすがる思いとはこのことかもしれません。

ゆっくりブザーが鳴ります。

主審の「ダウン!」の掛け声がかかり、バーベルをおろします。

『あ~プレスアウトかぁ~(肘が曲がることによる失敗)(>_<)!』

と電光掲示板を振り返るとそこには白ランプ三つ…

そして「成功です。」のアナウンス。

自分が思っていたよりはプレスアウトしてはいなかった、ということだったのでしょう。

この瞬間、O選手に1kgの差をつけて私の優勝が決まりました。

後で嫁さんに聞いたところ、O選手は90kgの挑戦で片肘が曲がってしまっての失敗だったのだそうです。

今回は優勝という結果をいただきましたが、次はもっと確実な試合ができるよう、また気を引き締めて頑張ってゆこうと思います。

以上、試合報告でした!


ウエイトリフティングの計測会に行ってきました

2017年09月25日 | トレーニング日記

先日、お世話になっているCrossfit代々木さんにてウエイトリフティングの計測会が催されまして、

一家で参加してまいりました。

この日は試合と違ってBOXの仲間たちの歓声のもとのびのびとリフティングを楽しむことができました。

結果は今一つでしたが、怪我もなく楽しい一日でした。

「今一つ」なところが思いのほかコメディタッチになったせいか

中々のご声援をいただきましたので動画にまとめてみました。

抱腹絶倒珠玉の試技、どうぞご覧ください!


夏の思い出パート2:第31回全国男子中学生ウエイトリフティング選手権大会その2

2017年09月02日 | トレーニング日記

さて試合。

当日の会場は非常に熱く「熱疲労(倦怠感・吐き気・目まい)」によるパフォーマンス低下が懸念されました。

これに対し、インターバル中のアイスマッサージや電解質補給などに注意を払った結果、

後半のバテもなく6本の試技すべて成功!

フォームもばっちり!

スナッチ+3kgクリーン&ジャーク+5kgの記録更新を果たすことができました。

↑今回の目標だったクリーン&ジャーク80kg

↑右端が息子です。

嬉しいことに6位入賞を果たしてくれました!

直前まで数字が挙がらず苦しんだ息子でしたが、監督の適切な指示のもと自己ベストを大きく伸ばすことができました。

ちなみに5位の子との差は1kg。

親バカながら、来年どこまで伸びるのか今から楽しみです。


夏の思い出パート2:第31回全国男子中学生ウエイトリフティング選手権大会その1

2017年09月01日 | トレーニング日記

8/20の私の残念な試合の4日後。

今度は石川県珠洲市で息子(中2)の試合です。

息子は十分な練習ができた割に8月に入っても調子が上がらず、自己ベストの重量も取れない状態でした。

原因はフォームの崩れ。

練習中の動画を見ると、どの試技もセカンドプルというバーベルを一気に加速させる局面に問題ありでした。

本来的にはここでしっかりと地面を踏み、蹴り切りたいところなのですがどうにも股関節が伸びません。

この時、カレンダーの日付は8/7…

『あと2週間ある』

勝算ありと考えフォーム改善に乗り出しました。

ちょっと過保護な気もしましたが、私のもとに生まれた息子の唯一のアドバンテージでしょうから

遠慮なく、容赦なく介入することにしました。

↑バランスディスクを用いたコーディネーショントレーニング(これは一例です)

↑ラッシングバンドを用いた四肢-体幹の可動性及び連動性の正常化(ラッシングバンドメソッド)

これは試合当日の朝。宿舎にて。

 

何とかかんとか、試合まであと4日というところで自己ベストタイまで持ち直すことができまして

準備はギリギリ間に合いました。

あとは当日弾けるのみ!

果たして結果やいかに⁉

 


夏の思い出:全日本マスターズ選手権大会3位

2017年08月28日 | トレーニング日記

夏季休暇2日目の8/20

新潟県津南で開催された全日本ウエイトリフティングマスターズ選手権大会に出場してきました。

結果は3位…

昨年同様、残念な感じになってしまいました(;^ω^)

 

敗因はウォーミングアップ。

神経系の活性化(ファシリテート)は得意分野なのですが、 

ウエイトリフティングでは試合直前の2~3分にアップをタイミングよく終えて、

神経系の活性が高まっているうちに試合に入ることがとても重要な要素となります。

でも、それをするには試合の流れを読みながらアップを進めなければならないんです。

私の場合それがうまくできず、自己ベストよりも低いスコアで終わってしまいました。

昨年に引き続き、試合の流れを読みながらアップをするスキルでつまずく…

これはどうにか越えねばならないハードルですね。

頑張ろう。

で、

優勝は昨年の覇者、熊本の雄 新田さん。

思えば新田さんを超えることを夢見て積んだ1年間でした。

でも、全く歯が立たなかったかというとそうでもなかったんです。

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【リザルト】(敬称略)

   スナッチ    クリーン&ジャーク

新田 63○66○68○  80○83○86×

古川 60○66×68×  80○85○92×

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この日、優勝のチャンスは2度ありました。

ウエイトリフティングという競技ではスナッチという種目とクリーン&ジャークという二つの種目を各3回挙げ、

各種目の最高重量の合計を競います。

私のチャンス(というか失敗)の一度目はスナッチの3本目でした。

68kgを挙げたものの時間内に挙げることができず失格。

スナッチは60kgで終了。

これは痛かった。。

新田さんは68kgを成功し、この時点で差が8kgまで開いてしまいます。

しかし、ジャークは私の方に分があったようで、新田さんは83kgで終了。

私は二回目で85kg。

もう一回挑戦の機会を残して新田さんとの差を2kg縮めました。

ここで、新田さんを超えるには92kg以上を挙げればいいということになります。

ここが二度目のチャンスでした。

でも、失敗すれば3位という微妙な立ち位置におりまして、

着実に2位を取りに行くか、一年越しの悲願の「新田越え」を狙うかという悩ましい局面となりました。

92kgを挙げれば逆転優勝です。

でも、練習でのクリーンのベストが91kg、ジャークは90kg。

ついでにこの日は絶不調(特にメンタルがボロボロでした)

『ここは順当に2位をとりにゆくべきなんだろうなぁ…』

という心の声が聞こえてきます。

その声に

『ん~、別に選手でもないし、そもそも純粋に楽しみに来てるんだから「面白い方」を選んだ方が楽しいでしょ⁉』

と答える自分。

2位を取りに行って『「新田越え」を諦めた自分』と「新田越え」を果たした自分、

そして「新田越え」できずに3位に転落した自分を想像すると、

・「新田越え」を果たした自分←カッコよくて良し!

・3位転落の自分←コミカルで良し!新田さんへの「どっきり」にもなりそれもまた面白い!!

一番ないのが「挑戦を諦める自分」でした。

これ、一番面白くないでしょう⁉

そんなこんなで『「新田越え」に挑戦したほうが諸々面白い!』という結論に至ったわけです。

安パイを切りに行って早々に新田さんを安心させるより、

逆転を狙いに行って冷や冷やさせるほうが試合が盛り上がるだろうとほくそ笑む私。

ちなみに過去の経験上、追い詰められた時ほどいい数字を出す傾向がある私。

そう心に決め新田さんへ92kg挑戦を伝えました。

私「92いきます!最後までかみつきますからね(笑)」

新「え~!?やるの!?じゃ、正面から見とくね!」

とかなんとか会話を交わし、

『いっちょやったるか!!!』 

と、鼻息荒くプラットホームに挙がったわけですが…

クリーンすることもできずあっさり終了(;´Д`)ナンテコッタ~

負けたままでは悔しすぎるので、また一年練り直すことになりました。

私の挑戦はまだまだ続くようです。


怪我する前より逞しく! リハビリは順調です

2017年07月08日 | トレーニング日記

嫁さんの掃除に関する格言に「使う前より美しく」というのがありまして、

私もそれに倣って、リハビリの格言を「怪我する前より逞しく」とさせていただいております…

 

blogに書いたかどうかわかりませんが、

私…

5月18日に左の股関節を傷めまして…

現在鋭意リハビリ中なのです。(´;ω;`)ウゥゥ

その日は調子が良かったものですから、ついついオーバートレーニングになってしまいまして…

3時間ほど、しこたま練習した後に

『あ、こののところフロントスクワットしてないな。最後にサクッと1MAX(自分の限界に挑戦ということ)いっとこ♪』

などと気の弛んだまま1MAXに挑戦。

事件は90kgを立とうとしたときに起こりました。

だいぶ練習をした後でしたので、『重いなァ~(+_+)』とは感じていたのですが、

自己ベストよりも軽い重量だという事で『何とかなるだろう』と粘ったところ、

左のお股から「プチプチッ!」という残念な音とともに鋭い痛みが走りました…

その瞬間、『あ、やったな…(-_-;)』と…

調べてみると、内転筋腱と腸腰筋腱の故障でした。

この日から、キズが治るまで3週間+リハビリに1か月~1か月半、

つまり2か月弱~2か月半の遠回りを覚悟することになりました。

当分の間、ウエイトリフティングの基礎力養成に重要なスクワットもデッドもオアズケです。

しかし、この状況も「成長」をあきらめる理由にはなりません。

こうしたアクシデントが起きた時は、元気な時にやりきれない要素を伸ばすことに専念し、

将来的に大きな成長をつかむための布石を打つ絶好の機会です。

幸い私の場合、自分で治療もできますし、リハビリ中の運動指導もお手の物です。

バランスツールを使ったコーディネーショントレーニングや

スクワット・デッドの代わりにヒップスラストを行うなど練習を工夫しました。

おかげで故障から1か月半の今現在、故障前よりも地力を高めることに成功しました。

回復も当初の予想より半月から一か月早く、

直近の練習でフロントスクワットで95%まで痛まずにできました。

あと一歩、いや半歩!というところまで漕ぎつけた感じです。

「故障前より~」「地力を高めることに成功」の証拠映像がこちら↓

 

故障前は85kgのロークリーンがギリギリといったところでしたが、

この日は88kgが楽にハイクリーンで取れました。

実はこの後91kgのロークリーンを成功しています。

91kgはハイクリーンを取り損ねてローになってしまった感じですが、それでも故障前を1kg超える自己新記録です。

きちんと管理して練習を積めば怪我からの回復期も有意義な時間にできる。

さらなる成長につなげるための練習を積むことができる。

という予てからの持論を肯定した結果が出せてほっと一安心。

試合まであと42日。

このままどこまで行けるか楽しみです。

行けるところまで、伸ばせるところまで、精一杯頑張ろうと思います。


セカンドプルの諸問題をヒップスラストで解消

2017年05月26日 | トレーニング日記

下の動画はここ1週間の出来事。

ウエイトリフティングをされる方にはちょっといい話なんではないかと思います。

え?

私、ウエイトリフティングなんて興味ない?

そう言わずに、

ウエイトリフティングというとちょっと馴染みのない遠い存在かもしれませんが、

ことヒトの身体機能を効率的に開発するのに優れた手法なんですよ⁉

これを切っ掛けに、興味をお持ちいただけたら嬉しいです。(*´ω`)

動画では「ヒップスラスト」というエクササイズを紹介していますが、

このエクササイズ、後ろに反ると痛むようなタイプの腰痛ではセルフケアとして提案することもある手法です。

その場合、大きな重りなんていりません。

痛みのない範囲で6~8回ほど繰り返して、反った時の痛みが軽くなるかを判定するんです。

痛みの治療において大切なのは、「痛み」自体ではなく「機能の正常化」なんですね。

なので、「痛いから動かさない」ではなく、患部が傷つかないで済む「正常な身体操作」を身体に学習させるために積極的にトレーニングを生活に取り入れることも重要なことなんです。

スポーツに限らず、より効率的な運動を獲得するためにたゆまぬ努力が大切です。

目的とする運動の効率化を図りたいときには「目的の運動そのもの」を試行錯誤しながら繰り返すというのがスタンダードなわけですが、

時には斜め上からのアプローチもおもしろいものです。

動画では部分的な問題点にフォーカスした「動作改善」のツールとして

「ヒップスラスト」というエクササイズを選択し、それによる競技動作の変化をまとめました。

競技動作のように複合的な動作全体の中から問題点をピックアップし、その改善のための手法を当てはめてゆく作業は治療と共通しています。

ヒトの身体を機能させるという点において、トレーニングと治療は一続きなんだという事を実感させられる出来事でしたのでちょっと皆さんにも見ていただきたいなと…

 

一生懸命に作ったので、もしよかったら一度ご覧になってみてください。(*´ω`)


都大会から5日後の自己ベスト更新

2017年05月12日 | トレーニング日記

都大会から5日後の練習にて、

今年の上半期の目標重量、スナッチ70kg/クリーン&ジャーク90kgをBOX(台の上からの意)で成功。

嬉しいのは確かなんですが、なんで試合当日でなくこの日だったのかなぁ…

ま、成長できているという確かな手ごたえを得られたのでOkです(;^ω^)


5/3のウエイトリフティング東京都大会の結果

2017年05月07日 | トレーニング日記

先日の大会は残念ながら目標重量に至りませんでした(;^ω^)

一本目、体勢を崩したのがきっかけだと思うのですが、両脹脛が攣った中での試合という貴重な経験を積ませていただきました。

内心『ちぎれそう…(;´∀`)』な不安いっぱいだったのですが、こんな時にも徒手医学は役に立つんですね。

最後の一本までに痙攣を止めることに成功し、何とか自己ベストへの挑戦は果たせました。

結果は残念でしたがその過程には満足です。

次回は8月。

またコツコツ積んでゆこうと思います。


明日は都大会(重量挙げ)に参加してきます

2017年05月02日 | トレーニング日記

明日は早稲田でウエイトリフティング都大会があるんです。

で、親子そろって出場予定。

息子はつい先日、スナッチ60kg、クリーン&ジャーク75kg、バックスクワット100kgのベスト更新を遂げ絶好調。

それに比べてスナッチ60kg(ベストは68)クリーン&ジャーク85kg(ベストタイ)と若干足踏み状態の私。

それでも試合3日前にしてようやく、そして辛うじて歯車が噛みだしてくれた感じなのです。

直前までガッタガタでした…(^^;

しっかし、中2になりたての息子の成長には我が子ながら目を見張るものがありますよ。

成長期ってすごい!

スナッチはあと8kg、クリーン&ジャークはあと10kgで私のベストと並びます。

早く親父を超えてくれ!との想いもありますが、

『そう簡単には超えさせねえよ(ΦωΦ)』

と、大人げなくも思ってしまう42歳だったりします。

だってね、簡単に親父の背中を超えさせたら人生舐めちゃいますからね。

教育上よろしくない!

うん、

よろしくないな、うん。

 

明日の試合、息子は目標スナッチ60?61?kgクリーン&ジャーク78?80?kgを狙い、

私はスナッチ70kg(息子が61kg成功したら71kgに挑戦予定)クリーン&ジャーク90kgを狙います。

かっちり息子よりプラス10kgで挙げてきたいと思います!

って、13歳相手に10キロ差狙いって、すでにしょっぱいんですけどね(;^ω^)

何はともあれ、明日はアドレナリン全開で頑張ってきます!!!

↓下の動画は4/30日の最終調整の模様です。


ヒトの祖先は樹上生活をしていたサルだと言います~身体機能の正常化と強化~

2017年04月10日 | トレーニング日記

いきなりですけども、

ヒトとしての身体機能向上を考えた時、カギとなるのは進化の過程だと思うんですよね。

私たち人は、樹上生活を送るサルだったそうで、

その樹上生活を通じて自由に動く肩関節と、細やかに動かせる手を手に入れたんだそうです。

(詳細はこちら⇒健康的身体操作について考える04:重力への適応

それらの機能を正常化し、かつ高めるには、

やはり何某かに手でぶら下って胸を動作の起点とした運動を行うことが良いと考えることができます。

そうした意図があるのかどうかは存じませんが、

ファンクショナルトレーニングで話題となっているクロスフィットでは鉄棒や吊り輪をつかったエクササイズを行います。

私はリフティングを主目的として練習しておりますが、

「高負荷によるファンクショナルトレーニング」を提唱するクロスフィットで行われる補助種目の数々にはいつも感心させられます。

「身体機能の正常化と強化」といった側面から見て、じつによく考えられてるんですよね。

で、その「よく考えられている」エクササイズの中でなかなかできなかった種目が

先日ひょんなことから出来るようになったんですよ♪

嬉しかったものですから、動画に収めちゃいました。

ちょっと動画をご覧になってみてください。

これ、チェストトゥバーと言います。

懸垂で胸をバーにつけるという課題なのですが、私にとって中々に難しい種目だったんです。

そう。

「だった」んです。

いやぁ~、練習もせずにできるようになろうとは(ホクホク)

なんですかね~

地道にやってると、いいことがあるもんですね。

しかし、改めて見てみるとへっぴり腰でなんとも不格好…

まだまだ練習が必要なようですね(;^ω^)

 


都大会に向けて、コツコツと

2017年04月01日 | トレーニング日記

先日の練習にて、「ボックスクリーン」という種目で久しぶりに自己ベストを更新できました♪

前回のベスト更新は昨年8月でしたでしょうか?

長かったなァ…

昨年は88kgを獲ったものの左の仙腸関節を傷めてしまい大きな遠回りを余儀なくされました。

その怪我からの治療家としての学びは大きかったものの、競技者としての成長は7か月の足踏み。

地道に治療⇒リハビリ⇒強化の道のりをたどり、ようやくここまで戻せました。

後は下から引いて、てっぺんまで刺す(ジャーク:胸から頭上へと持ち上げる動作)のみです。

刺すのみとは言うものの、課題は山積み。

動画を見ても、キャッチの際の肘の返しが遅すぎるんですよね…

セカンドも相変わらずあおりが強いし…

あおるからシャフトが遠くなるし、

遠いから戻りが遅くなる。

戻りの遅い分キャッチは低くなる。

だからバーベルが必要以上に上から降ってくる…。

これじゃぁねぇ…(-_-;)

 

コツコツ鍛えて、5月の都大会で何とか成功させたいと思います。

頑張るぞ!オウッ!!

 


弱いなら、鍛えて見せようコツコツと~スクワット奮闘記~

2017年03月14日 | トレーニング日記

○105kg3Rep-成功

○110kg3Rep-失敗

最近、トレーニングは朝。

めっぽう苦手な朝なので、毎回眠いです。

いやもう、

すごく眠いっていうか…

バリ眠い⁉

いや、ハリガネむい←自分なりの最大級

【引用:「豚骨ラーメン替え玉のゆで方」より】

本年上半期目標スナッチ70kg(㏚68)・クリーン&ジャーク90kg(㏚85)

年内スナッチ75kg・クリーン&ジャーク95kgに向け、眠気を張り倒しつつ、頑張ってます。

それにはバックスクワットで少なくとも130kgは立たないと…

そんな一身上の事情から、

このところせっせと70%の重量で10レップ5セット(インターバル1分※ここ重要!)を重ねています。

努力の甲斐あってか、じわりじわりと調子は上がってきている模様。

前回の練習では今までの自己ベスト110kgを2回立つところまで漕ぎつけました。

ということはRM法で計算すると今の(この日の)私にとって110kgはMAXの95%相当ということになります。

推定MAXは115kg…(-_-;)

3回立てたら120kgに挑戦しようと思います。

この後90kg10Repでバックスクワットは〆。

ほかのジムナスティック系(懸垂など)の種目に移りました。

90kg10Repは計算上だとMAX120kg挙上できる数字なんですが、

90%を超えるとまだフォームが安定しないんですよねぇ(;´Д`)

限界に挑戦するときこそフォームの正確性がものを言うはず。

『計算上では行けるはず』なのはフォームが崩れなければの但し付き。

ここはじっくりコツコツ行こうっと(´-ω-`)


ウエイトリフティング大田区大会 優勝

2017年02月13日 | トレーニング日記

昨日は大森スポーツセンターで行われた「ウエイトリフティング大田区大会」に家族三人で参戦!

結果は

嫁-2位 

息子-2位

私-人生はじめての金メダル

嫁さんはケガからの復帰戦。

自己ベストに近い数字に挑戦し、あと少しで成功といったところまで漕ぎつけていました。

かなりの緊張の中での試技でしたが、自分に負けずよく頑張った!

連れ添って22年になりますが、惚れなおしましたよ…(*´Д`)

息子は二歳年上の上級生との勝負でした。

三本中真ん中の二本目の試技で失敗してからの重量増加&ベスト更新への挑戦をもぎ取った息子、

中々の胆力を見せ付けてくれてお父ちゃんは嬉しい!

よく頑張った!

一年前に家族でデビューを飾ったこの大会で再び家族そろって挑戦ができ、それぞれが成長を実感できた一日に大満足でした。

実は大田区大会は今回で最終回。

54年の幕を閉じました。

開催にあたり、多くのご苦労があったと聞きました。

それでも和気あいあいとウエイトリフティングを楽しめる場をくださった関係者の皆様に心からの感謝を贈りたい。

本当にありがとうございました。

そして、長い間ご苦労様でした。

 

あ、

ちなみに私のスコアはスナッチで自己ベストを2kg更新(68kg)

クリーン&ジャークは第一試技の80kgでした。

クリーン&ジャークの第2試技(自己ベストタイ-85kg)と第3試技(ベスト更新への挑戦-90kg)は見事に失敗(^^;

ちょっと無謀な挑戦でしたが最後の大田区大会ですので、思い切って行こう!

と挑戦した三本目は一年前と全く同じ落とし方でまるでデジャブ…

そんなところもなんとも自分らしくて良かったな、と思います。

写真は私に初めてウエイトリフティングを教えてくれたCrossfit ROPPONGIの辻本コーチと。

最後の大田区大会で師匠と一緒に試合ができたのも感慨深かった。(*´ω`)

 

さあ、次の試合は全日本マスターズです!

なんでも新潟は津南町での開催だとか。

この日までに何とかスナッチ70のクリーン&ジャーク90を挙げれるようにまた精進したいと思います。

頑張るぞ!


挙げ初め

2017年01月16日 | トレーニング日記

 

動画は先週の日曜日、本年の「初挙げ」での一幕。

正月明けでなまっていたはずが蓋をあければ昨年末に出した自己ベストを2kg更新!

これで66kgとなりました。

目標の70㎏まであと少しです。

2月に試合があるので、そこでは何とか70kgを挙げたいところです。

それにはもう少し脚を鍛えなくては…

私の弱点は多々ありますが、中でも致命的なのが足の弱さ(;-Д-)

こればかりはコツコツと積むしかありません。

なので、昨晩もスクワットに勤しんでまいりました。

2月の試合までにどこまで行けるか自分との勝負です。

頑張るぞ!!( ゚Д゚)ノ オー!!!


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