空手の先生!?

2008年09月06日 | Weblog
先日、空手のS先生より

S先生「今度うちの道場のU輔が試合なんですが、

 相手がよく動く選手(ステップワーカー)なんです。 

 なにかいい対策を立ててもらえませんか!?

 土曜のコンディショニング塾に参加させますから!

 おす!!!」

とのご相談!?ご命令!?を受けました。

そして気が付けば本日のコンディショニング塾は、S先生の生徒さんだらけ。。。




そしてその中にはU輔くんの姿もありました。

さて、試合相手に対する秘策をどうしたものか…


s先生の話では、相手の子はパンチ主体に接近戦で攻めてくるうえに

フットワークで素早く左右に回り込んでくる。


一方、U輔くんはブラジル人バリの「たて蹴り」の使い手。

試合運びは、相手の一瞬のスキをついての「上段蹴り」での「技あり」を取ってゆく「スナイパー」

確かに近間でのパンチの連打から左右へ回りこんでくる相手はやりにくいかも。


スナイパーねぇ…



ん!?

スナイパー!?

つったら…


ゴルゴ!?(デューク東郷)

じゃなくて、

「狙撃」!

狙撃には距離が必要ですね。

相手の主武器は「パンチ」

距離が短いから当然くっついて闘いたいはずです。


試合巧者は「付き合いの悪い嫌がらせ上手」と相場が決まってますからね。

パンチがうるさい相手なら、U輔くんとしては当然はなれて闘いたいですね。

ついでにパンチを打てない状況を作っちゃえば尚善しですね。


くっ付きたがる相手を突き離す



パンチを打たさない


ん~


わかったぁ~☆



私「上段前蹴り蹴れる?」

U「はい」

私「ここ蹴ってみ。」

と胸を蹴らせる。

私「もっと足の裏全体で突き放して!」

胸を斜め下から後上方へ押し込むように蹴れば、相手の上体は起され

パンチの間合いには容易に入れないのではないか

と考えての戦法です。

蹴りを受けた感じでは、どうやら相手を「突き放す」ための道具は揃っているようです。


私「こんどは先生の腕、蹴ってみ。

  もっと強く!
  
  上から脇を閉じさせるように!

  もっと押し込んで!」

馴れないながらもパンチ封じの「腕への蹴り」もできそうです。

そこからは、相手との距離のとり方を意識し、蹴りを出すタイミングの練習。

相手を手詰まりにさせてから自分の組手をぶつけるといった

試合全体のまとめ方について説明しました。


とりあえず、U輔くんの持てる武器で、私の思いつく対策としてはそんなところでしょうか…

そんなこんなで蹴らせまくってたせいか、今日1日左腕が挙がりにくい事×2

子供の蹴りといってもそこは「選手クラス」

小学生とは思えない、いい蹴りでした。



あとは本人の頑張り次第ですね!

U輔くん、健闘を祈っているよ!


って、なんだか空手の先生みたいな物言いですね。

白帯(無級)なのに(笑)

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