NHK杯を見て

2011年11月14日 | よもやま話
録画のニュースで、フィギュアスケート「NHK杯」を見ました。

高橋選手、凄味のある演技に否応なく引き込まれますね。

ともかく、凄い。



ただ、個人的に好きな選手は誰かというと、

これは小塚選手なんですね。


もうね結構前から、

『この選手は来るよ!』

と、周囲に漏らしていたんです。

で、やっぱ来たなと。(へへへ)



今大会も、小塚選手の果敢に攻める姿勢にビビッときましたよ。

やっぱり、挑戦する姿ってかっこいいですよね~!

近い将来、トップに立ってくれることを願って止みません。



ただね、高橋選手に比べて胸郭の可動性に難がありますね。

前よりも大きく動いているんですが、

よく見ると、右腕は体幹からしなやかに、伸びやかに動いているのに対して

左手は肩から「とってつけたように」動いています。

左の第二肋骨と胸骨の間

肋軟骨関節部に制限があるのだろうと思います。

(胸骨角あたりにも硬さがうかがえるので、

『気管でも弱いのかな?』

なんて、勝手に想像してしまいます。)


第二肋骨(というか、胸郭の第二胸椎レベル)は

その動きが障害されることで「肩の痛み」を生じることもあり、

上肢の運動の支点になると考えられているんです。


小塚選手、この問題がなければもっと表現力は上がるでしょうね。

そして何よりジャンプの精度も飛躍的に向上すると思います。


ああぁ~、手を入れたいなぁ…


だからTV見たくないんですよ。

問題に気づいても、どうせ手を入れることなんてできないし…



ところで、高橋選手もちょっと気になるところがありました。

特にFSで際立っていたのですが、

右の股関節の内側の緊張が気にかかります。

場所的には…

腸骨筋かと…

ともかく、この状態での四回転のジャンプはリスキーですね。

右脚で踏切れば、空中での回転中心を垂直に保つことが難しいでしょうし、

着氷で右を着けば内に折れやすいでしょうし…


もし4回転は鼻からしてなかったとしたら、

そこは、「さすが王者」となりましょうかね。


※私の考える「常勝する強い選手」の条件は、

「自分の現状をリアルに把握する」ことができることです。

ようは博打ではなく、勝つために「今の状況でのベストを尽くす」ということです。

そのためには今の戦力(能力?)を冷静に分析し把握していなくてはなりませんからね。

どんなジリ貧でも、勝つための戦略を立てるという姿勢を持つことが「常勝」を支える



信じています。(照)



とまぁ、今回もまた

いつも機能障害を探してしまう

悪い癖が出てしまいました。


単純にスポーツ鑑賞を楽しめない。


これはもう、職業病ですね。



だから見たくないんだよ(泣)

TVの画面の向こうじゃ、

何もできないもん!

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