もうじき「急性斜頚(寝違い)」の季節ですね その1

2013年02月03日 | 治療の話

毎年2月の後半から「寝違い」の相談が増えてきます。

寝違いの患者さんから聞かれる発症のストーリとしては、

「文字通り寝て起きたら痛くなった」場合もありますが、

「仕事をしていて徐々に痛みが増してきた」なんてケースも聞かれます。

そして相談の多いのは女性。

しかも、事務職で「なで肩」の方が多いように思います。

なぜこの時期が多いのでしょうか!?

それは恐らくこの時期ならではの背景がそろうからだとにらんでいます。

具体的には、

年度末で事務仕事が増えること

と、

花粉が飛び始めること

のダブルパンチが「寝違い」に繋がっているとにらんでいるわけです。

 

これらを背景として考える理由を伝えるには、

「寝違い」の中身を伝える必要がありますね。

 

「寝違い」の正体は首筋の筋肉の痙攣です。

(中には頚椎症など、別の症状を「寝違い」と勘違いしているケースもありますが…)

首の位置が悪く、頭の支えに一定の筋肉ばかりに力が入りつづけたり

逆に一定の筋肉ばかり引き延ばされ続けたり

と言ったシチュエーションが筋痙攣のバックグラウンドとなります。

猫背で顎を突き出した「頭位前方姿勢」や、

顎を引いて胸から首までを真っ直ぐにしたストレートネックなどは一見して真逆の姿勢ですが、

どちらも首の筋肉や関節には負担を強いてしまう姿勢である点では共通しています。

そしてデスクワークのように、長時間同じ姿勢をキープする様な職種では、

これらの姿勢の崩れが起こりやすく、また、定着しやすいのです。

繰り返しになりますが、

異常な姿勢から「過労」に追い込まれた筋肉が、

ふとした拍子で痙攣し、首が回らなくなった状況が「寝違い」ということになります。

 

長くなりましたので、続きはまた後日。

こうご期待!


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