「痛み」という相談は一律な方法では対処できない
って言ったら皆さんはどう思われるでしょう!?
実は、「痛み」への治療には「旬」があるんです。
おなじ「痛み」という表現を使っていても、
炎症が活発に起きているために痛いのと、
疲労して強張った筋肉が循環障害を生じて痛いのとでは、
その対処は正反対になるんです。
痛む箇所が炎症している時にグイグイ揉んだり伸ばしたりすると、
治るどころか腫れがひどくなってしまうでしょう!?
そんな時には安静にして、腫れが広がらないようにアイシングをするわけです。
組織の傷を治すのは治療家ではなくカラダ自身の能力なんですね。
この時期はカラダの仕事を邪魔しないことが重要です。
逆に、炎症が治まって強張りに転じた時にまで安静にしていたら
強張りは解かれるタイミングを逸してしまうでしょう。
この時期になってきたら私たち治療家の出番です。
ね、痛みの治療には旬があるでしょう!?
と、今日はそんなお話でした。
では。