治療には旬がある!?

2013年03月27日 | 治療の話

「痛み」という相談は一律な方法では対処できない

って言ったら皆さんはどう思われるでしょう!?

実は、「痛み」への治療には「旬」があるんです。

おなじ「痛み」という表現を使っていても、

炎症が活発に起きているために痛いのと、

疲労して強張った筋肉が循環障害を生じて痛いのとでは、

その対処は正反対になるんです。

痛む箇所が炎症している時にグイグイ揉んだり伸ばしたりすると、

治るどころか腫れがひどくなってしまうでしょう!?

そんな時には安静にして、腫れが広がらないようにアイシングをするわけです。

組織の傷を治すのは治療家ではなくカラダ自身の能力なんですね。

この時期はカラダの仕事を邪魔しないことが重要です。

 

逆に、炎症が治まって強張りに転じた時にまで安静にしていたら

強張りは解かれるタイミングを逸してしまうでしょう。

この時期になってきたら私たち治療家の出番です。

 

ね、痛みの治療には旬があるでしょう!?

 

と、今日はそんなお話でした。

 

では。


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