この記事、2年前に書くつもりで途中で放置してしまっていた記事(ワザとじゃないですよ(;^ω^)忙しさで忘れてたんだと思います。)なんですが、
先日患者さんから「続きが読みたい」とのリクエストをいただき、2年の月日を超えてのシリーズ再開となりました。
2年…
ずっと気にかけていてくれたんでしょうかね?(^^;
有り難いやら申し訳ないやらです。
で、今回はまず故障時の対処の手法から紹介させていただきますね。
さて、対処について。
先ずはじめに、故障の対処の基本を押さえましょう。
痛みが増してきた時期には、痛みの原因が患部のダメージ(損傷・炎症)によるケースを疑います。
運動開始から運動後に向けた痛みの増悪というのもダメージのサインの一つです。
走り始めが痛くてもその後落ち着く…なんて時も運動の終盤に向けて再び痛みが増す時には要注意。
こうした時期には痛みが現れる前の「違和感」の時点で無理せず運動は中止しましょう。
患部のダメージ(炎症・損傷)が疑われる時には3~6日の安静を心がけます。
多くは3日、長くても6日もすると炎症が落ち着き、痛みが一段回軽くなりなります。
ですので、
「お、昨日より大分軽くなったぞ!」
となるまで、運動は我慢しましょう。
それから安静にしている間、痛む箇所のアイシングも忘れずに。
ビニール袋に溶けかけの氷を入れて、「15分冷やす→5分外して休ませる」を3セット程行いましょう。
患部の炎症が落ち着いたら徐々にケアを始めます。
おすすめしたいセットは
1、足首の調整
これ、いい方法なんですけどもだいぶ前の資料なんですよね…
今はもっと動きを使った方法をチョイスすることが多いかも。
でも、動画がないんですよね…
すみません。
NEWバージョンに興味のある方は…ご来院いただけますでしょうか(^^;
ちなみに足首の動きに足部が影響しているケースもありますね。
そうした場合は下の動画のエクササイズがおススメです。
「外反母趾」の対処として紹介していますが、足底筋膜炎やモートン病にも効果ありです。
2、膝関節の調整
膝の調整は以下の二つ。
これらの手法はあらゆる膝の故障に対応できます。
変形性膝関節症にも効果大です。
細かい用途は以下の通り。
大腿骨と脛骨の間、つまり脛骨大腿関節の動きをただすのには下の方法になります。
膝のお皿と大腿骨の間、つまり膝蓋大腿関節の動きをただすのには下の方法になります。
これは膝蓋軟骨軟化症とかジャンパー膝へ処方することが多いですね。
3、股関節の調整
これらは関節の働きを正常化する作用を持つものですので、
障害予防やウォーミングアップに活用できますので、ぜひお役立てください!!!
さて、
次回は「そもそも論としてフォアに拘るべきか?」といったところも踏まえ
身体の特性に合わせた走り方についても考えてみたいと思います。
って、いまフォアフット走法ってどうなんだろう?
まだ話題になってるんだろうか⁉
その点も患者さんに聴いとけばよかったな…(-_-;)
ま、2年前の書きかけの記事にはそこに踏み込もうとした跡があるので、
2年前の自分の意図を汲んで書き上げようと思います。
だいたいの内容はフォアとナンバの対比となりそうです。
では!
=つづく=