このところ、ウエイトリフティングのメカニズムについて考えています。
なんせ十二分な練習時間が稼げず、かつ回復力の弱いお年頃なものですから、
いかに効率よく運動学習をするかが結構な重要課題。
とはいえ、初めから頭でっかちはいけません。
机上の空論では空回り必至だからです。
私の場合は「右も左もわからない」時期にはとにかく足掻く。
足掻いて足掻いて、足掻きまくる。
そうすると右と左が見えてきます。
考えるのはそこからです。
最近の発見は、ファーストプルでは「力のテコ」が働いていることに気が付いたこと。
リフティングのお師匠さんは上体をバーベルにかぶせた姿勢から引く(床からバーベルを持ち上げるの意)のですが、
最初のころはそれがどうにも無理があるように思えて仕方がなかったものです。
でも、頭ー尾をテコの腕とした場合の作用点の位置が支点に近くなる分、
上体をかぶせた方が有利なんだということが解りました。
これを理解した今ではこのフォームの方が実際に大きな重量を引くことができます。
さらにセカンドプルでも二つの要素が働いている可能性に気が付くこともできました。
セカンドプルにおける「二つの要素」として頭にあるのは「パンタグラフ」と「投槍器」
これらと同じ仕組みが関与しているとにらんでます。
その仕組みに沿った動きを意識して練習するとリフティングの安定性が今までよりも増しているところを見ても、
少なくとも現時点においてはこの発見に間違いはなさそうです。
でも、その二つを力学的に読み下すことができないんですよ…
そこに現在苦しんでいます。
私の想像が正しければリフティングはローギアからセカンド、ファーストへと3段階の加速がなされていることになる。
しかし、そこを「パンタグラフ」と「投槍器」で「確かにそうだ!」と言い切れる根拠を示すことができないのがもどかしい…
この話を博識のAさんにしたところ、
「そんなの簡単に出ますよ」
とおっしゃる!!
すぐにAさんは丁寧に「理解するための方法」を解説してくれたのですが…
私、残念なことにその解説を全く理解できず…(;´∀`)ワタシバカヨネェ~♪
めげずに「どうすれば今の話が理解できるのか?」とAさんに聞いてみると
「まずは三角関数を理解しましょう(*´ω`)」
とのこと。
私「サンカクカンスウ?(@_@)?」
A「サイン・コサイン・タンジェントのあれです(*^^*)」
私『ま、マジかぁ~(*_*;』
実は、「サインコサインタンジェント」のあたりから全く数学が解らんチンになってしまった苦い経験があるんですよね…
でもでも、
今のモヤモヤが解消されるとあらばやるしかない!(゚Д゚)ノ ヤッテヤルゾォー!
と、いうことで
早速昼休みに「5分でわかる!三角関数!!」という有り難そうな動画を見つけ
ガン見すること10分…
Zzzzzzz…
ハッ!Σ(゚Д゚)
猛烈な睡魔に襲われKO。
ってか「5分でわかる!」のになんでこの動画16分もあるんだよ!
と、現在こんな感じで格闘中。
意気込んでみたものの、私にとっては呪われた「サインコサインタンジェント」
一筋縄ではゆきそうもありません。
ですが、私の中の疑問を解くためには「逃げる」という選択肢はなさそうです(;´Д`)マイッタネ
ここでこの話を書いたのも、退路を断つため。
ともかく、逃げずに頑張ろうと思います。(;´∀`)