こんにちは
今回も運動が治療に直結しますというお話です。
ヘルニア・変形性脊椎症・脊柱管狭窄症などなど頸椎や腰椎の故障による神経痛、辛いですよね。
私も頸椎ヘルニアと腰椎ヘルニア(あと半月板損傷と肩関節の関節唇損傷)でこの業界に落ちてきた口なので、
その辛さはよくよく知るところです。
これら脊柱の故障の原因は体幹部の支えが上手く働かなくなった結果です。
椎間板ヘルニアしかり、脊柱管狭窄症しかり。
脊柱が不安定なまま日常生活やスポーツを繰り返すことで発症します。
こうした「不安定性」に対する治療では「支える」という働きを取り戻すことが肝要です。
背骨の支えが正常に機能するためにはそれに見合った「筋力」と「神経によるコントロール(コーディネーション)」を育てる必要がありますが
それができるのは、鍼治療でもなく手技療法でもなく、運動療法なのです。
揉んだり鍼を打ったら萎えてペラペラになった筋肉がモリモリになることはありません。
筋量を増やしたり出力を高めたりといった目的を果たせるのは運動です。
揉んだり鍼を打ったり…というのは緊張や硬さのせいでそもそも動かせないという障壁を破るための手法で、
正常な機能を取り戻すための最初の一歩。
日常に戻るにはもう一歩が必要です。
その「もう一歩」が「運動療法」となるのです。
これに、ウエイトリフティングの補助種目が脊柱の障害の治療に役立つといったら驚かれる方も多いかもしれません。
でも、事実なんです。
下の動画をご覧ください。
以前、大阪で治療の講義をさせていただいたときに、
頚椎症の運動療法としてウエイトリフティングの補助種目のオーバーヘッドスクワットを紹介したときの動画です。
脊柱の安定化に必要な腹圧、頸椎の負担を解除するための胸郭の可動性とそのコントロール、重力に適応した四肢と体幹の連動運動、
それらを身体に覚え込ませるのにオーバーヘッドスクワットをチョイスしたのですが結果やいかに!?
【1分で改善】頚椎症のアクティブケアエクササイズ~オーバーヘッドスクワット // 徒手医療協会
運動を治療として活かす「運動療法」、その仕組みを理解し体感するために、ウエイトリフティングの体験会を開催します。
小難しいことではなく、まずは「運動でカラダは変わる」ということを体験していただきたいと思います。
一緒に運動と治療についてカラダとアタマで学びましょう!
参加資格は運動指導者(トレーナー/コーチ)・医療従事者・その学生としています。
ソシアルダンスやバレエの先生なんかも来てくれたらいい情報をご提供できますよ。(^^)
詳細は非営利型一般社団法人徒手医療協会HPをご覧ください。(HPはコチラ・お申し込みはコチラ)
開催日は1/20。
参加費は500円。
定員は10名としていますが、まだ空きがございます。
ご参加、お待ち申し上げます!
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