トレーニング日記「引っかかりますよ!」の巻

2015年10月05日 | よもやま話

Jack has a bat and two balls!

 

むかし、そんなCMありましたよね。

今日はそんな話です…

 

私事ではありますが、

昨年の12月にウエイトリフティングに出会いまして、

今年の頭から週一回の練習をチビチビと重ね、

気が付けばもう10ヶ月…

 

10ヶ月!?

 

もう10か月かぁ…

 

の割に成長は遅いなぁ…(-"-) 

ま、それは置いといて…

 

コーチのフォームや指示の意味を、自身のフィールドに置き換えつつ咀嚼して

徐々に「見えてきた」感じの今日この頃。

 

しかし!

 

見えてきたが故の大きな壁に直面!(゜Д゜;)

壁はバーを引き上げるセカンドプルというフェーズで立ちはだかる。

←この瞬間

下肢の、とりわけ股関節の爆発的な伸展動作によってバーベルを一気に跳ね上げるその刹那、

どういうわけかバーが私のバットをも跳ね上げる…

いや、跳ね上げるなんて生易しいものではない。

まるでシェーバーのCMのように根こそぎこそげ取ってゆく。

 

そんな時、僕は周囲の女性の眼に気を配り、

何か哲学的な思索に耽っている呈を装って耐えている…

が、内心、のたうち回らんばかりの痛みに悶絶している。

 

…おかしい。(-"-)

 

何が違うのだろうか?

師匠たちは恥骨の数センチ下方にバーが通過するところから一気に股関節の伸展を開放しているはずだ!

何がいけないのか?

何が足りないのか?

 

ようやく見えたと思っていたのに、また霧に包まれた気分だ。

 

仕方がないので股間にバーが当たらないように、

ちょっと早めのタイミングで股関節の伸展を入れてみる。

すると「深剃り」せずに挙げることはできる。

でも、上体で煽った醜いフォームの出来上がり…

 

すかさずジムメイトのファイヤーマンT君が

「それ、上半身の力に頼ってますよ!脚で挙げましょう!脚で!」

と、カモシカの様に逞しい脚をプリプリさせて指摘する。

 

ありがとう!

君の一言で目が覚めたよ!

ビビってたよ、オレ。

君は消防士だが、僕のハートに火をつけたね!

ありがとう!!

もう恐れはしまい!

 

フンっ!!

 

ブリンッ!

 

………Nooooooooo …orz

 

やっぱ悶絶。

 

そこへ平岡師範登場!

↑向かって右が平岡勇輝選手

 

なかなか聞き辛い話ではあるが背に腹は代えられず、

思い切って相談してみることに。

 

私「あのぅ、セカンドプルの時にち○○引っ掛けちゃうんですけど…

 何が悪いんでしょうか?モジモジ(;´Д`)

平岡「あ、ひっかけますよ!(・ω・)」

私「え…(゜Д゜;)」

 

そんな「安心してください。はいてますよ!」的な返しが待っていようとは…

 

平岡「どうしても引っ掛けちゃうことってあるので、僕らはスパッツでこう下に…モゾモゾ

私「なるほどぉ~(◎_◎;)」

平岡「黒人の選手なんて試合中によく悶絶してますよ。笑」

私「あ、腿に固定するベルトとかあるらしいですね!」

平岡「え!?ホントですか?」

以下下ネタ…

 

なるほど!

引っかかるもんなんだ!

あ~よかった

 

 

 

じゃなくて…

 

「あまりに頻度が多いってのはやっぱりおかしいよ。」

と、いうことで見ていただくと、

「セカンドプルで伸びあがり過ぎている」とのご指摘。

もっとシャープに「バンッ!!!」と行くべし!との回答を頂く。

その後、あまりのドン臭さにキース師範登場。

指示を受けつつ練習すると

おっ!?いい感じ!? 

なのが混ざるようになる。

でも、どうにもこうにもしっくりこない…(ノД`)・゜・。

でも、そこは練習あるのみ!

ってことで頑張るいつものパターン。

で、そろそろ手の豆が破れてきたので止めようか…と思った刹那

ジムメイトの「気も優しくて力持ち」Kさんの一言。

 

「もっと胸張りましょう!」

 

 

毎度、Kさんには助けられる。(*´Д`*)

ん、いや、みんなに助けられてるな(T_T)アリガトウ

 

Kさんいわく、肩のポジションに問題があるとのこと。

なるほど!

その一言で、いろんなモヤモヤがスッと晴れる感じがしました。

そうか!

肩が引けてないからバーの位置が下がるんだ!

バーが下がるから上体で煽ろうとするんだ!

必要以上に股間を突き出す形になる上に、遅れてバーが股間を通過する

だから「深剃り」になるんだ!

しっくりと腑に落ちるこの感覚。

治療で病態を見抜いたときと同じ感覚です。

 胸が張れていない=肩甲骨が外転している→バーの高さが下がる

そのまま引き上げると「深剃り」チーン(ノД`)・゜・。

 胸を張る=肩甲骨を内転させる→バーの高さが上がってくる。

そこから挙げると無事にBATと通過「安心してください!」

 

Kさんに言われた通り肩甲骨をしっかりと締めるようにしたところ、

深剃りの危険を避けることができるようになりました。

 

ただ、

K「あとは腕の力が抜けたらいいね(;^ω^)」

とのおまけ付き。(^^;)

 

僕はまだ肩甲間部を閉めるのに共働筋の緊張が抜けない(抜くことができない)ようです。

これにはまだ肩甲間部の筋の強化(筋力と神経による支配の向上)が必要です。 

うん、もっと懸垂しよう!

と、そんな感じでまだまだ先は長いようですが、

また一つ成長することができました!

めでたしめでたし!

 次は何に気付くことができるのか楽しみです!

つづく(と、思う)


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