前に注文していた「はれひめ」がとどきました。 箱を開けると・・・・・
まるで綿帽子をかぶった花嫁が並んでいるよう。
一つひとつはこんなのです。
箱の中に生産者の書いた説明が入っていました。
「はれひめ」は、(清美×オセオラ)×宮川わせみかんを掛け合わせた柑橘の新しい品種です。
★ 温室はれひめの特徴
・酸抜けがよく、さわやかな甘さとオレンジのような香り
・みかんのように手でむくことができます ・・・・・・
たしかに見かけの硬さと違って簡単に手でむけます。 中身はみかんとあまり変わりませんが、皮をむいだ途端に、ぱあーっとオレンジの香りが広がります。 とても甘く、でも酸味もきいて濃厚な味です。
こちらも新しい柑橘の「紅マドンナ」。 先日新聞で紹介されていました。
みかけは「はれひめ」より硬そうですが、これも手で皮をむけます。 生産者らしいおじさんが、「これはうまいよ。ぜりーみたいな」と言っているのを聞いて、1個だけ買ってみました。 420円もするんです。
食べてみると、ほんとうに、果肉入りゼリーのような柔らかい果肉で、ゼリーのようでした。
年が明けると、「せとか」が市場に出回ります。 今農家は、価格の低迷するみかんや伊予柑に代わる新しい柑橘の生産に励んでいるのです。 おいしく育てるには、温度管理、水分管理などきめ細かな世話が必要だということを聞きました。
全国的には知名度はどうなんでしょう?
昨年、5年生が総合的な学習で「せとか」を調べ、関西の小学校数校にアンケートをお願いしました。 その結果、詳しくは聞いてないのですが、まだまだ知名度は低そうです。ただ、今年一緒にオランダに行ったツアーのメンバーに関西の方がいらっしゃって、「せとか」を大変気に入ってほうぼうへプレゼントをしたということを聞きました。
「はれひめ」や「紅マドンナ」も「せとか」と同じようにたくさんの人に気に入ってもらいたいなあ、意欲的な農家の皆さんの努力がむくわれますように、と思います。
ところで、「はれひめ」は、昨年初めて、学校生協を通じて買いました。 「はれひめ」を届けてくれた生協のお兄さんが、「ぼくも今朝食べてきたんですけど、おいしかったです。 なんだか今日一日が幸せになるような気がする味ですね。」と、言いました。 ぶじこと同い年の若者です。 若い男性がこんなことをさらりと言えるなんて、いいなあ。 もっとも彼は当時新婚ほやほやで、「はれひめ」を食べなくても幸せだったと思うけど。