と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

「生き直す力」を探る。―悲しみこそ真の人生のはじまりーという講演

2013年03月02日 21時21分37秒 | 大学院博士ごっこ2012年から2015年

 居住地の文化会館で、高名なる柳田邦男先生の講演があった。「生き直す力」を探る。―悲しみこそ真の人生のはじまりーという講演のタイトルであった。居住地のターミナルケアを考えるグループ「生と死を考える102」の主催であった。テレビドラマにもなった「病院で死ぬということ」の医師山崎章郎先生のグループでもある。山崎先生は、医師として居住地近くの病院に7年間勤務されていたのだ。

 このグループには、死生学が基本にある。非常に関心があったので、電話をしたり、いろいろとアタックしていた。なぜなら、修士の時にこの科目で、厳しく鍛えられたからである。柳田先生ご自身への関心もむろんあった。レポートに柳田先生のことはかなり引用もさせていただいたし。内容にもむろん感心した。 

 このような機会をいただいたことに感謝もした。こういう機会が向こうからやってくるのだ。確か、肉屋さんの店先にポスターで出ていたからであった。そこに連絡先が書いてあって、即、電話をしたのである。携帯からである。これでご縁ができたのである。

 非常に高度なご講演であった。メモもカードで21枚。びっしり書いてある。内容の紹介はここではできないので、印象に残ったのは「生き直しのために」「自分の人生の物語を見つめよう」というようなお話に納得した。

 確かに、柳田先生の言われるように、我々は「物語」を生きている。個々それぞれの。物語というのは、自分が、自分で作り上げていくものである。しかもそれは、「贈与性」を持っている。多くの他者へ。むろん自分自身へも大いなるプレゼントでもあるけれども。

 さらに、「生き直す」ためには、「書くこと」だともおっしゃった。死にそうになったときに、あるいは大病をしたときに、あるいは天災に遭遇したときに、精神の安定を保つためにも「書くこと」であると言われたのである。むろん2時間の講演の中で他にも多くのことを言われたのであるが、愚生にはここのところが一番非常にインパクトがあった。

 人は物語を生きている。物語らないとわからないものもたくさんある。自分自身を物語の中でとらえる。というようなことも柳田先生は言われた。このことはフォークロアとも関連してくる。庶民の言い伝えてきた伝説もまた、物語そのものではないか。それらに関心をもって、いろいろと考えることも愚生にとっては楽しい試みであるからである。

 そのためには、言葉の力を磨かなくてはならない。むうううううう。それが一番の難物である。

 しかし、一点救済があった。それは、もし終末期に病になったら、闘病記を書きなさいということであった。それならオレにもできる。ま、病気になるかどうかは、天のご意志のままであるが。

 以上である。

 

 

 

 

 

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3月1日(金)のつぶやき

2013年03月02日 04時38分46秒 | 大学院博士ごっこ2012年から2015年

おはようございます。ちょっと風が強いですねぇ。電車が動いているのかな・・ま、希望は失わずに大学にいきまひょ。けふは、原稿の仕上げ。読書。読書メモをポメラに。楽しいひとときを過ごしてきます。学割で買った定期券がもったいないですからねぇ。


ちょっと早めに行って、早めに午後は帰ってきまひょ。ジムに行きたいので。それと柔道教室にも。あ、こっちは寒かったら行かないけど。マジに。柔道は老人には健康に適さないですよん。


柔道は、かつて教えた生徒たちが、せんせをやっているので、愚生なんかなんの役にもたたないですがね。自信を持たせる役割ってなところですか。つまり負け役。こんなのもいなくちゃしょうがないでしょうからね。


来週は人間ドックで幕張まで朝早くから行かなくちゃならんのです。早起きの練習をしておかないと。いつも、夜更かしをしているので、朝は苦手なんです。起きられないんです。しょうもないじーさまですなぁ。


幕張の人間ドック専門のクリニックに行くんですが、幕張には20年前に通勤していたのでした。三年間。ちょっときつかったですけど、あそこでcomputerの勉強をさせていただいたっけ。ありがたや、ありがたや。初期のころのインターネットの勉強でした。懐かしいですなぁ。


人間ドックが好成績でありますように。胃カメラと大腸内視鏡をやります。とても上手なクリニックで、20年連続で同じところでやっています。検査実績数が、だんとつに多いのです。居住地にもそれこそ東洋一と言われる大病院がありますが、こちらも検査実績数を調べていますが、ちょっと違う。


人間ドックが終わったら、その次の週は、またまた民俗の旅にでかけます。淡路島です。一泊二日ですけど。今月は、孫のところにも行かなくちゃならないし、一泊で。一歳になりますから。ホントに働いているのか?って叱られてしまいそうですがね。塾はメインではありませんし。(^0^)


塾はメインではありませんが、タノシミということでは、まことに精神的なメインです。昨日も、ある男子ちゅ~ぼ~と国語をやっていて、実に楽しかった。老犬の死を扱った小説の読解をしていたのですが、ま、こっちは愚生の専門ですから教えるコツ、考えさせるコツは、たくさん持っています。


そんなことよりも、ちょっとした会話が楽しい。せんせは結婚しているの?とくる。よくせんせと結婚してくれるじょせーがいたね、とか。ははははは。スキンヘッドのアタクシじゃ、信じられないんでしょう。勉強も厳しくやっておりますが、生徒たちとの教育的雰囲気というものが最も大切なんでしょうね。


ボルノォが言っているんですがね。教育的雰囲気。それと村井実せんせ。お二人とも、在籍校の図書館にて全集や著作物で知りましたが。来週は、そんなわけで、木曜日と金曜日に塾にいくだけ。合計三時間しか働かないですが。タノシミです。(^-^)/


マジですか?@セブン銀でもスキミング被害=都内4カ所のATMで(時事通信) - goo ニュース news.goo.ne.jp/article/jiji/p…


葛城ユキ ♪ボヘミアン: youtu.be/EVhdYFjNuOI @youtubeさんから


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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/