首里子ユンタ
2014年2月7日(金) 午後10:00~午後11:00(60分)
NHKのEテレ にっぽんの芸能「沖縄の文化を受け継ぐ“首里子ユンタ”」
これを見たのだ。22:55録画をとっていたので、今、見終わった。
すばらしいなぁ。登場人物の悲哀がぐっとくる。
こういう芸能ばかりだと、ほんとうに夢の中で生きて、夢の中で死んでいくのだろうなと思った。
ま、こんな生活も悪くはない。
沖縄タイムスから↓
劇団綾船(平良進座長)の「首里子(しゅうりつ)ユンタ」(真喜志康忠作)が11月3、4の両日、午後2時から、浦添市のてだこホールで上演される。離島の在番役人と島の女性との間に生まれた子どもをめぐる、親子の愛情と絆の物語。約40年前に作られた作品で、真喜志が座長を務めていた劇団ときわ座の石垣島での初演は50回のロングランヒットとなった。平良進は「女性の胸の中に深く入っていく芝居で、根強い人気がある」と話した。
首里王府の権門家の道楽息子の池城真三郎(進)は、父親の怒りをかって小浜島へ島流しされる。島の娘びるー(平良立子)との間に子どもができるが、父親の許しが出て1人首里へと帰る。戻った真三郎は妻(高嶺久枝)との間に子どもができず、小浜島に渡り、子ども(伊禮沙矢希)を無理やり首里へ連れ帰る。
物語は母に対する子の思い、子に対する母の献身的な愛を描く。首里王府から離島に派遣された在番役人のいわゆる現地妻である「親あんま」の悲哀も込められている。
石垣島での初演時、妻の平良とみとともにときわ座に所属していた進は「康忠先生の思い出の作品。お客さんに喜んでもらえることは、先生にとってもうれしいことだと思う。ぜひたくさんの人に見てもらい、評価していただければ幸いだ」と話した。