実は書きたくないのである。なぜか。みっともなくて、他人にいろいろと書けるようなことはしていないからである
昨日は午前中、居住地の古文書講座を受講してきた。「土佐日記」である。そろそろ終わるので、今度は「堤中納言物語」の新しい資料を渡された。こっちも、私専用の古文書の原典と注釈書はAmazonから入手済みである。ノートも新たに作って予習を始めている。
午後は市営のGymに。
ちょっと疲れているかなぁ~と思ったから、普段よりはセーブした。と、思ったらやはりいつもどおりの時間を使ってしまった。欲張りなのだ。そもそもが。笑ったね。月額2000円という破格の低料金でGymの設備がフルに使える。こんないいところはない。温泉がついていないだけである。民間のGymとの違いは。だから年金生活者にはありがたくて、ありがくてナミダが出てきますよん。
夜は、居住地で行われる社会教育の一環としての中国語講座に参加した。合計で15名。なかなかのものである。みんな私なんかよりレベルが高い。私はいつまでもしゃべれない。3年目なのに。まったく歯が立たない。学業遅進児である。否、学業遅進爺だ。児と爺では読み方がちょっと似ている。「ジ」と「ジジ」の違いである。爺の方が一字多い。ジを二回繰り返す。そんなことを思って、おもしろがっていた。さらに今年からは、ビデオを撮影させてもらっている。自習用ビデオである。でないと全部忘れてしまうからだ。中国人から個別指導をいただければありがたいのだが、そんな人はいねぇし、料金も高いらしいから不可能じゃ。マイッタ、マイッタ。わはははははっははである。
中国語もなんでもやる気がないのかなと反省している。そもそも暗記が重要なのに、辞書さえ開かない。これじゃぁアカンですな。だから、今年からは極力暗記に努めている。ダメ元である。ダメなら撤退である。恥も外聞も無いからだ。まったく私の辞書には、恥と外聞という単語が無い。こっちも笑っているしかない。
そんなもんであろう。
そんなもん。
ところで、恥と外聞ということではいろいろと考えることがある。たくさんある。それは恥と外聞ということに関して経験値が高いからである。つまりたくさん経験している。
酔っ払ってしでかしたことがたくさんある。
二次会、三次会とあちこち彷徨したことが反省材料である。あんなことがなにになったのであろうかと慚愧の思いである。
化け猫のようなミニスカオネーチャンなんかと一緒にカラオケなんかやって、なんの意味があったのだろうか。バカバカしい酔っ払い人生を送ってきたものである。
カラオケなんか上手くても、人生を左右するもんではない。コレステロール値が上がって、かえって病気になる。あまりにも上手いと他人の嫉妬の対象になる。私はそういう嫉妬の対象になったことは無いが。あたりめぇーである。やくざ映画の主題歌くらいしか歌えないからだ。
よくまぁここまで生き残ってきたものだ。
酔っ払って、数々の武勇伝をしでかしてきた。
でも、さすがに酔っ払って喧嘩したということは無い。私の酒は陽気な酒である。楽しむために呑む。笑うために呑む。あるいは、会話を楽しむために呑む。否、呑んだという方が正解であったろうか。だから、くだを巻いたり、上司のワルクチを言ったりするということは無かった。そもそも仕事関係で呑む会が好きでは無かったからである。
朝から晩まで、同じ人間と一緒に呑んでいて何が楽しいのであろうかと思う。今でもそう思っている。中にはエラそうに自慢話しかしない御仁もいる。
定年後、私はそういうくだらない束縛、呪縛から一切解放された。だから実に楽しい。楽しくてたまらない。
無理して呑んでいる必要がなくなったからである。体質的にアルコールが合わないせいもある。
一番嫌いなのが、酔っ払いなのである。
酒のせいにして、責任転嫁をする輩のことである。
現在ではさらにアルコールを呑むと健康に問題を生ずるから、一切の宴会に行かない。誘われても行かない。行ったら呑みたくなるからだ。昔、呑んでいたから、呑まない理由を説明するのも面倒であるし。
つきあいの悪い奴だといわれてもいい。
もう関係がないからである。
そういえば、退職なんとか会というところから原稿を書けという手紙をいただいた。昨日だ。退職してからなにをしているのか書けということである。実は書きたくないのである。なぜか。みっともなくて、他人にいろいろと書けるようなことはしていないからである。そうかといって、ウソを書くのもよくない。なにもしていない、無為自然と書いたらもっと良くない。悟りましたからとかやったら、ウソの三重奏であるからだ。どうしようかと思っている。ムシして、文才が無いからっていう手もあるなぁ・・・トホホ。
どうせ何を書いても誰も興味関心を持ってくれるわけではない。
誰からもムシされて生きてきたタダの爺である。
なにもいじけて言っているのではない。事実である。
そもそも阿諛追従が言えなかったし、狭い世界の中で遊泳術を発揮して出世街道をばく進するというタイプではなかった。世渡り下手なのである。そういうつまらないことをしているんだったら、本でも読んでいた方が楽しいというタイプだったのだ。
ま、それも過ぎたこと。
さ、これから某大学で授業をやってくる。
楽しみじゃな。
それでは行ってまいりま~す。
(^_^)ノ””””