死ぬときに後悔すること25 ハードカバー – 2009/5 大津 秀一 (著) 致知出版社
Amazonの本紹介から引用↓
ほとんどの人は死を前にすると後悔するという
では、人生の最期を前に、どのようなことに後悔するのか。
本書は、終末期医療の専門家である著者が、
1000人を越す患者たちの吐露した「やり残したこと」を25に集約して紹介。
儚くも、切ない思いが行間から滲み出てくるようで胸が締め付けられます。
例外なく、死はすべての人に訪れます。
だからこそ、1人でも多くの人に後悔の少ない人生を送ってほしい。
心の苦痛を訴える末期患者と、正面から向き合ってきた著者が
綴った切実なメッセージが心に響く1冊です。
死ぬときに後悔すること25
1たばこを止めなかったこと
2感情に振り回された一生を過ごしたこと
3遺産をどうするか決めなかったこと
4故郷に帰らなかったこと
5仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
6会いたい人に会っておかなかったこと
7結婚しなかったこと
・・・など
これは修士を取得した大学院でもって教えていただいた老年学、死生学と同じ問題を扱っている本である。じつは、こちらの方が私には切実な問題である。
なぜか?
それは実に明白なことである。そうなのだ。もうそんなに私には時間が残されていないからである。いつ死ぬかわからないし、それに一度死にかけたからだ。去年の十一月に。それでもって、大学院博士後期課程も断念した。あのままやっていたら、もう死んでいたからだ。
カナダにもアメリカにも行けなかっただろうし、日本国内の温泉にも二度と行けなかったであろうから。
幸い生き残ることができた。
だから、こんなふうに駄文を書いて、あるいは古本チェーンで買ってきたこの本を読んでいることができるのである。この本も昨日古本チェーンから買った。なんとこっちも108円。しかも入り口のドアの脇に投げ捨てられていた(簡単な台の上にはあったけど)。格安本であった。かわいそうになったから買ってみたのである。
良かった。買って良かった。そういえばこの著者のdoctorは、修士論文の時の参考文献欄に登場してくるdoctorであったから、余計買いたくなったからである。さらに、この本は読んだ事がなかったからでもある。修士の時代に興味関心があったことを思い出してしまった。
故に、感謝している。
「ありがとう」である。
著者にも、家族にも、周囲の方々すべてに感謝である。
それに後悔してばかりもいられない。
そんなに時間を経なくても人間誰でも死ぬからである。
生老病死である。生きているものは、必ず老いて、病気になり、死んで消滅しなくてはならないからである。そして、どうせ誰でも消滅するんだったら、後悔しないで生きていきたいからである。当たり前である。だからむろん生きるという側に私はスタンスを置いている。死ぬ事は簡単らしい。一度死にかけたからよーくわかる。だったら、思い切って大いに楽しんで生きることである。誰でも死ぬのだから、生きているうちが花である。
この本には、老年の恋愛とか、そういうことにも話題が及んでいる。まったく同感である。
なにも遠慮して、世の中の隅っこでイジイジと生きている必要もない。正々堂々とジジイはジジイらしく生きていればいいのだ。遠慮は無用!
誰も注目してくれないのだから、気兼ねもする必要が無い。
ま、他人に迷惑をかけない程度にではあるが。
?
今更恋愛?
違う、違う。
そういうことはあり得ない。そんなことを言っているのではない。イキイキと生きていきたいということを書いているのである。それにおバカキャラというのが、ワシは苦手である。なぜか。ワシもおバカであるからだ。変わりもんだし。バカが、バカを相手にしていたら地球環境に悪い。似たモン同士は接近しない方がよろしい。すべてが無駄である。わはははっはははっはははっはは。
それでは、今日はずいぶんたくさんの記事を書いてしまったから、このあたりで。
サラバです。
(^_^)ノ""""