「アパッチ砦」・・・これは面白いDVDでありますなぁ~
「アパッチ砦」 形式: DVD ヘンリー・フォンダ ジョン・ウエインが出てくる。居住地のホームセンターで、なんと300円台で買った。安い。Amazonでも400円台である。中古なら1円でも売っていたが。それに字幕つきである。英語の勉強になるっちゅうわけである。マジに。
ちなみに、ウキペディアでは以下のとおり紹介してある。引用してみよう。
概要
ジェームズ・ワーナー・ベラの原作をもとに製作された、ジョン・フォードの作品の中で知られている『騎兵隊三部作』の第一作。カスター中佐率いる第七騎兵隊の全滅(リトルビッグホーンの戦い)をモデルにしており、後年の三部作の2作『黄色いリボン』、『リオ・グランデの砦』と比較すると、若干毛色の違う作品でもある。
功を焦る現場の実情を知らない司令官の無謀な作戦によって、軍隊が壊滅していくという筋書きは、後の黒澤明監督の『影武者』など、後年の作品に大きな影響を及ぼした。
ストーリー
南北戦争において、失策を犯してしまったサースデイ将軍は中佐に階級を下げられ、アパッチ族との紛争が絶えない辺境のアパッチ砦に左遷させられる。早速、サースデイは娘のフェラデルフィアを連れて赴任した。
そこには、現場の情勢を熟知している古参のヨーク大尉や、後方部隊への配属を心待ちにしているコリングウッド大尉などがいた。しかし、サースデイは軍規至上主義の武骨一点張りな石頭で、早速そこの砦の騎兵隊員たちの服装が乱れている事を指摘して、風紀を取り締まろうとする。そして早く将軍に戻りたいが故に手柄を立てようと、隊員たちに厳しい戦闘訓練を課したり、ヨーク大尉やコリングウッド大尉などと意見を衝突させていた。
一方、アパッチ砦にいるオローク軍曹の息子で、士官学校を卒業したマイケル・オローク中尉(ミッキー)が帰ってきた。久々の親子の再会を喜ぶミッキー。そんな中、ミッキーとフェラデルフィアは互いに惹かれ始める。
以上である。
以上終わり。
それじゃぁしょうも無いから、もうちょっと書く。
なぜこんなDVDを見るようになったか。そういうことである。
しかも、およそジイジの私には似合っていない。
退役軍人というのも、『騎兵隊三部作』には登場してくるからである。現場から退場させられた軍人の悲哀というものが伝わってくるから。マジに。それとオノレが重なって見えるからだ。なにも悲哀があるから見ているっちゅうわけではない。ただ単に見たいから見ているだけである。村上春樹とあまり変わらない。(^_^)3 フムフム。
それに、この映画が撮影された現場に先月行ってきたというのも大きい理由である。アリゾナの荒野にである。感動した。ホンマに、凄いところだった。デカイし、なにもない。なにもないから、余計いい。あるのは荒涼とした岩山だけである。しかも、ポツンポツンとあるだけである。道路もそのまんまである。つまり舗装もへったくれもない。ここに朝四時に起きて、バスで出かけて行ったのである。オンボロのバスで。かなり揺られながら。
まだまだ自然がある。
その名をモニュメント・バレーという。
またまたウキペディアから引用する。
「モニュメント・バレー(Monument Valley)は、アメリカ合衆国西南部のユタ州南部からアリゾナ州北部にかけて広がる地域一帯の名称である。メサといわれるテーブル形の台地や、さらに浸食が進んだビュートといわれる岩山が点在し、あたかも記念碑(モニュメント)が並んでいるような景観を示していることからこの名がついた。古くからのナバホ族居住地域で、居留地となった現在では、その一部はナバホ族管轄のもと一般に開放する形で公開されており、ナバホ族の聖地とも呼ばれ有名な観光地となっている。」と、こう書かれている。
納得である。納得。
こういう面がアメリカという国にはあるのだ。東部の大都市とはまったく違う。手つかずの大自然である。
今更、大都市を見学してもおもしろくもなんともない。都市を見るなら、パリがいい。日本じゃ、京都がいい。それだけだ。それだけ。あ、モスクワも行ってみたい。行ってみたいからもう資料を集めているけど。そのときは、また拙ブログにアップするが。
しかし、このDVDは、人間臭くてなかなかいい。第七騎兵隊全滅の実話が下敷きになっているようだが、そんなことはどうでもいい。なにが「もうどうでもいい」かというと、地位や名誉や出世がからんでいるからである。もうワシには関係がないからだ。しかし、まだ現役の方々には、一番大きな課題なのであろう。だから、関係がないのである。こっちは、世の中から捨てられてしまったようなもんじゃ。こっちから捨てたのかな。そうかもしれないけど。
ま、そういうことでもって、悩むのが現役時代の男どもなのであろう。そういう世界からは放り出されたからこそ、つまり今だからこそ言う事ができる。アタシャ。
かえってありがたいよ~ん。地位や名誉や出世なんて、もう金輪際やってこない話である。退役軍人と一緒である。ささやかな年金暮らしをしているだけである。そしてこれまたささやかなバイト生活である。しかも、バイト代は全部本代に消えている。
見栄を張ってこんなことを書いているわけではない。
本当に、ありがたいと思っているからだ。それに、退屈しているからだ。長屋の隠居ジジイであるからだ。毎日、毎日することを探しているだけである。
ま、最近は、gymやセンター試験の過去問にチャレンジして「オラァ、なんてアタマが悪いんじゃ・・・・トホホ」と嘆いているだけである。それが唯一の退屈しのぎである。
塾もそうだねぇ~。退屈しのぎ。かわゆい中学生と一緒に90分を過ごす。これが一番リラックスできる。
昨日も塾に行った。今日も行く。一週間に2回。2コマしかやらない。一日ではない。一週間に2回である。わがままなアルバイト・ジイジである。申し訳ないくらいである。しかもささやかながら小遣いまでもらえる。こんないいことはない。わははははっははははである。
今日は、朝から雨である。
DVDでも見て、それからgym、塾である。
一日が実に充実している。
感謝である。
(^_^)ノ””””