結果生き上手 ペギー葉山 cover
(ペギー葉山さん本人の歌ではありません)
結果生き上手なのは、女だねぇ~
NHKの「団塊スタイル」という番組が好きで、いつも録画して見ている。
今朝、見ていた。録画を。古女房ドノと一緒に。朝食をいただきながらである。なにしろ二人暮らしだから、朝から暇である。暇だけれども、話題はいろいろ持っていたほうがいい。できるだけ多種多様な分野に興味関心を持っていくことが、この先の余生を送る上で楽しいきっかけになるだろうからである。
先週は、大好きなペギー葉山であった。それを今朝見たのである。彼女は大ベテラン歌手である。現在八十一歳。大先輩である。年齢的に。この人は、語りかけるような歌を歌う。だから好きなのである。
「学生時代」がそれこそ学生時代に好きだった。?
そうである。私の学生時代の時にである。私にも学生時代があったからである。過去の話では無い。この3月まで、私は現役の大学生(院生)であったのである。しかも、今は正式な学校では無いが、老人大学に籍を置いている。
「学生時代」の歌詞に出てくるように「インクとノートのにおい」から離れられないのである。バカが・・・とお笑いくださいませ。マジに。
わっはははっははっは。
しかし、今日はこころ洗われたなぁ~と思う。人生の宝庫である。彼女の言葉自体がである。さすがである。
彼女の「爪」という歌もいい。なかなかである。考えさせてくれる。語るように歌うということを番組の中で言っておられたが、まさにそのとおりである。
人生は怒鳴りながら生きるもんではないだろう。そう思う。怒鳴っていたって、いらいらして生きていたって、焦って生きていたって、結果はみんな同じである。そうなのだ。ミンナ100%死んじゃうのであるから。それまでホンノ一瞬の時間の流れを生きているだけであるからだ。だったら、ゆったり生きていくことでっせ。焦らず、騒がず、ノラリクラリと。それが一番いい。
なにも失恋したからって死ぬ事もないのである。そんなもん、なんの価値もない。愛だの恋だのと言っても、それは時間と共に失っていくものでしかない。焦ることはない。成果も必要ない。すべては流れるように、過ぎていくだけであるからだ。
語るように生きていくことである。静かに。そんなことを思ってしまったよん。
そしてそれからyoutubeで彼女の歌を探していたら、いろいろあった。それで自分用にチャンネル登録して楽しんでいる。
その結果が「結果生き上手」という歌が気に入った。で、カラオケでもできるようにしてみようと思った。リンクもかけて。でも、あれかな。カラオケ店にナカッタりして。この歌。小椋佳の作詞だからいいんだろうなぁと思う。さすがに小椋佳は天才である。文学、哲学分野でも私は尊敬しているので。小椋佳さんは。
☆
団塊スタイルというNHKの番組は、おそらく若い方々は見ないであろう。
団塊世代というのは嫌われてナンボの世界であるからだ。
で、団塊世代ということで面白い発見をしたので紹介する。
「60代『団塊世代』はなぜこんなに嫌われたのか 『付き合いにくい』理由が今、明らかに!」という東洋経済の記事を見つけた。
http://toyokeizai.net/articles/-/87417?page=2
それによると、「団塊世代が歩いた後は、ペンペン草も生えない」からだそうだ。つまり迷惑至極、目障りな存在ということになるのだそうだ。笑ったな。大いに笑った。これはこういう意味だそうだ。
「団塊世代は、いつも自己中心でわがままで独善的だ。他を圧して自分ばかり主張する。人の意見に耳を貸さない。ほとほと暑苦しい。彼らが通り抜けた後にはペンペン草も生えない――」ということだそうだ。
そしてその対応法を書いているからもっと面白い。
その前に団塊世代の特徴を書いていて、これまた秀逸である。この記事からまとめてみよう。
団塊世代の「3つの特徴」を知るということで書いてある部分がいい。以下のように書いてある。↓
特徴1 戦前からの「封建性」を引きずっている
特徴2 数が多いため、競争意識が強い
特徴3 「戦争の呪縛」から解き放たれても「思想の呪縛」からは自由になれない
へえぇぇ・・・・と思った。なるほどそういうように見られているんだという新発見である。そうなのか、そうなんだということである。あるいは微かにそうかもしれないと思う程度の。
で、対応法が秀逸である。以下のように書いてある。
「従来の高齢者観を大きく変えそうですね」「高齢社会を変えていくのではないですか」などと、彼らが今でも「時代の担い手」であることを強調すると、私生活での消費もより活発にしてくれるのではないでしょうか。ポイントは団塊世代の「プライド」をくすぐること、キーワードは「日本で初めて◯◯した世代」・・・・
笑ったな、大いに笑った。
プライドをくすぐるだって。わははっはははっはは。そんなプライドなんて、まったく無いアッシのようなバカジジイにはどうやって対応するんかね?と思ったからである。
☆
そしてペギー葉山さんに戻る。「結果生き上手」の歌詞である。「結果生き上手なのは女」と書いてあるのだ。これまた同感!
団塊世代というのは、結局女のパワーから負けてばかりいるのである。
だから、団塊世代にどうやって対応するかなんてこたぁ考える必要もないのである。勝負は最初からついているのである。女にはかなわん!と思っていればいいのだ。結局。
お後がよろしいようで。
これにて退散。
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