2015年11月12日のブログ記事一覧-と～ま君の部屋

『座りすぎ』が病を生む！・・・昨日のＮＨＫクローズアップ現代から学んだこと

2015年11月12日 08時44分08秒 | 生涯学習ごっこで勘違い

運動でも、キリギリスのように一気呵成に勝負していると、失敗する。歩幅は少なくても、回数多くやれば目的地には到着するのである。

昨日のＮＨＫクローズアップ現代「『座りすぎ』が病を生む！」という番組を見た。どきりとした。なんでか。

それでもって、私は入院したからである。エコノミークラス症候群という病気になって、１６日間入院して一時はICUにも入っていたからである。座りすぎであった。確実に。現役の仕事人時代に座ってばかりいる仕事をしていた。管理業務を都合13年間、その前に3年間情報関係の仕事をやっていた。しかし、決定的であったのが、還暦過ぎてなにを血迷ったか、大学院博士後期課程に入学して毎日13時間も、ゴミ論文を作っていた。これが私を病気に追い込んだのであるから。あれはあれで良き思い出となったが。学費はまったくの無駄になったけど。このことは、アタシノ生涯で最も喜劇的な大間違いであったのだ。まったくどうしようもない。大いなる喜劇である。バカな夢を見て、あふぉ～な現役大学生（院生）をやっていたのだから。

(・u・)>ベー

さて、昨日のクローズアップ現代について、NHKのHPから引用してみよう。

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3731.html

＞今、世界各国で“座りすぎ”が健康に悪影響を及ぼすとの研究が相次いで発表されている。オーストラリアで行われた２２万人規模の調査では、一日１１時間以上座っていると、４時間未満の場合と比べ、死亡リスクが４０％高まるとの結果が明らかになった。イギリスやアメリカでも、座りすぎが心血管疾患や糖尿病、一部のガンなどを引き起こすと報告されている。さらに先月、各国の研究者が集い、初めて国際学会が開かれるなど、座りすぎへの注目が高まっている。そうした中、世界で最も座る時間が長いのは、実は日本という調査結果も・・・。日本企業では、「長く座って働くスタイル」の見直しが進んでいる。８月に新しい本社に移転した大手ＩＴ企業は、“立ったまま”仕事ができる昇降式のデスクを１万３千台導入。これまで「座り心地の良い椅子」を追求してきたメーカーも対策を迫られている。“座りすぎ”は体にどんな影響を及ぼすのか、健康リスクを避けるにはどうすれば良いのか。最新の研究と対策の最前線を追う。

これだ、これ。

こういうことを知っていれば、挫折しなかったなぁ～と思った。今更もう遅いが。

立ったまま勉強している外国の小学校の事例も出ていたし、立ち机で仕事をしている会社もあることを紹介していた。さらに、そういう立ち机を作っているメーカーも紹介していた。

あと、工場を経営している会社社長の事例も。工場と会社を往復するのに徒歩でやっているし、自宅から工場まで歩いて出勤していることも紹介していた。工場内でも積極的に歩いていたのである。つまり運動はしていたわけである。しかし、合計で一日10時間は座って仕事をしていたということである。午前中は、コンピュータを使ってデスクワークであったし。しかもお得意様回りにクルマを使う。だからますます歩かない。座ったままである。

こういうことを舐めちゃアカンですな。

海外旅行に行っても、狭い椅子でもって、長時間運動をしていないとこうなる。エコノミークラスではよけいになる。だからエコノミークラス症候群というのだ。しかし、ビジネスクラスに乗っていてもなるそうだから、注意したほうがいい。拙ブログにも椅子に座ったまま、できる運動法ということで、動画を紹介してある。これを忠実に守って、今年の7月にカナダ・アメリカに行ったときは、やっていたのである。私は。健康不安があったから、ビジネスクラスで行ったけれども。だから、帰ってこれた。ドクターにもそう言って説得した。もっとも、生きているうちにしか旅行もできないからなぁ～。マジに。

で、立ったままこの記事も書いている。お笑いください。けっこう、足にくるけど。でも、そうすると打鍵がいい運動になる。これはありがたい。

運動というと、一回で何時間やったかということだけが注目されるが、そうではない。トータルである。トータル。合計何時間やったか、何歩歩いたか、どれくらいの強度でやったかということを気にするようになったのである。現在の私は。

つまり一日単位で考えることである。もっともこんなことは体育関係者には常識であろうけれども。

そう考えるようになったら、アタシノ運動法は変わった。トータルで考えるようになった。チビチビとやる。回数多くやる。それでいいのである。

受験勉強でもそうだろう。一冊の受験参考書を繰り返し、何度でもやることである。暗記できるほど。だから、あちこちと手を出して、結局失敗するよりかはいい。

結局人生は、蟻のようにチビチビと生きるのがいい。キリギリスのように一気呵成に勝負していると、失敗する。歩幅は少なくても、回数多くやれば目的地には到着するのである。

博打に手を出して、結果論的には損をしているのもキリギリス的な生き方だ。誰でも儲かるなら、誰だって手を出すだろうが、そんなに人生は甘くはない。

このことは、私自身に言い聞かせていることだけれども。

では、退場します。

夜はヨルバイトの塾があるからで。

教材研究もあるんで。

(@^^)/~~~