時々思うことがある。
もしボキの人生が順風万般で、順調を絵に描いたようなものであったなら、今の心境はあり得なかったに違いない。
挫折の繰り返しであった。最近では某大学を学業劣等で中退したし。なんと言ってもICUまで入って闘病生活を送っていたし。エコノミークラス症候群になって死にかけたからである。もっとも挫折というのが、ボキの文学志向というか、そういうもんに興味関心を持った最大の理由ではある。
だから、挫折がなければ妙好人について調べてみようという展開にもならなかったに違いない。ホントウに生かされているとシミジミ思ったからである。ICUから奇跡的に帰還することができて、今はアルバイトにも行っているし、まったく健康不安はないからである。
ただし、死を見つめてしまった。ボキも死んじまうんだと実感したからである。
これまでは、いつまでも生きていられると思っていた。頑健な身体があって、柔道も指導していた。壊れることがないという自負もあった。柔道も汚い柔道で寝技専門。見事に一本勝ちというスタイルではなかった。
そういう人間なのである。そもそもが、汚いのじゃ(^0^)。顔も、精神も、柔道も。
失敗というか、挫折というものも捨てたモノではない。そこから実に多くのことを学んだからである。だから謙虚になる。思い上がって、他人をバカにするということもない。バカにされることはあるけどねぇ。
あまりにも人格が軽いからである。バカにされるのは。
重厚な人格というものに憧れるけど、そりゃ無理だわな。黙っていれば軽薄さとか痴呆がバレないのに、ついついしゃべってしまう。このブログもそう。こんなもんやり始めなければ、ボキのバカはバレなかったに違いない。でも、もう遅い。やってしまったものは取り返しがつかない。だから生涯学習ごっこにしぼって書いていけば、継続するだろうと思ってやっているのじゃ。それだけなんである。
それにブログに書いていれば、記憶もできる。本のことなんぞ書いているのも、そういうわけである。なにも見栄張っているのではない。
さらに、読者を意識していない。意識しているのは生涯学習をやっておられる先輩諸氏だけである。仕事をしながらずっと生涯学習ごっこをやってきたからである。その延長が退学した某大学大学院での博士後期課程顛末記であったのだ。諦めたけど。また、どっかで復活する可能性は残しているが(^0^)。
ともかく、生涯勉強していくしかない。だって、ボキは自他共に認めるアホだからである。
昨日の暴風は凄かった。今朝、家の周りを掃いた。落ち葉がたくさんあった。こころを込めて掃除した。落ち葉もまた命を終えていたからである。
こんな日常を送らせていただくたけでも感謝である。
むむむむむむむ・・・・・・・・・・。
(ToT)/~~~