団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

「オレ、U.」(話題)

2008-01-22 18:07:20 | Weblog
             「オレ、U。」(話題)

                           2008年1月22日(火)

 1月20日、職場に着くと、机の上に郵便物が置いてあった。開けてみると、「オレ、U。」(Naughty boy became a doctor)という題の本が出てきた。著者は、広島県医師会会長の碓井静照先生だ。
  注 発行・・株式会社ガリバープロダクツ

 昨年12月26日、ある忘年会でテーブルが一緒になり、私が碓井先生に、「35年くらい前に先生にお世話になったことがあります。」などと話を交わしたことがあり、それで贈ってくれたのだろうと思った。

 奥付には、医師会会長の他に、「核戦争防止国際医師会議日本支部長」、「(社)日本ペンクラブ正会員」、「広島ペンクラブ会長」とある。著作も日本語・英語合わせて20冊くらい載っていた。
 正に、二足の草鞋を履く、才能ぶりだ。

 この本であるが、エッセイである。軽妙な語り口で、読みやすく、清涼感がある。例えば、こうだ。

 「オレは「バカの壁」を書いた、あのベストセラー作家の養老孟司さんに似ているとよく言われるんだ。実際、JALのニューヨーク線に乗った時、客室乗務員のサービスがとても良いのでいい気になっていたら、「東大の養老教授ですね」と言われてね」
  注 本の「帯」に養老先生と一緒に写っている写真が載っているが、確かに似ている。

 話の展開も上手い。いやが応でも、次の話に期待を持たせる。

 「ヤマネコか・・」
 気づくと、そうつぶやいていた。
 聞きとがめた京が、「ヤマネコって?」と問い返す。
 「ああ、小学校の時にいじめをしてね」
 「えっ、先生がいじめを?」
 「いや、仲間に加わったというところかな」
 「詳しく教えて」
 「話すと長くなるよ」
 「大丈夫」
 そう言って、京はオレの隣に座った。どうぞ、とばかりに。

 恥ずかしながら、不肖私奴としても、「軽妙な語り口」のブログを書いてみたいと常々思っているのだ。
 チャレンジしているのですが、無理ですかねェ。
 私としては、駄洒落を特色とするしかないのですかねェ。

 ここで、はたとこの本の題名「U」について思い当った。「U」は「うすい」の頭文字と考えられるが、「ユー(言う)」と語呂合わせをしたのだ、きっと。先生も「しゃれ」たのだ。

 私は「駄」を付けて、「駄洒落」に徹しよう。
コメント (2)
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