がら(話題)
2008年1月24日(木)
「がら」とは、「肉を取った後の鳥の骨」(広辞苑)のことです。
がらを食べるというのは、おそらく我が家系くらいではないでしょうか。
我が家は貧乏をしており、がらは安いので、母はそういった食材を上手く使っていました。必要に迫られていたのでしょう。
母はまず、がらで出汁を採ります。ここまではどこの家庭でも行っていると思いますが、次からが我家のオリジナル。出汁を採った後のがらを砂糖、味醂、酒、醤油で甘辛く煮詰めるのです。(「がら煮」と称します。)しょうが、ニンニク、唐辛子は好みで入れます。もちろん、出汁を採る前の方が美味しい。
肉が本当に好物の人は知っていると思いますが。肉は骨に付いている部分が旨いのです。がらは正に骨についた肉の宝庫です。手で骨をむしり取ってむしゃぶりついて食べるというイメージです。
特に旨いのが「首」の部分。この部分は「せせり」と言って焼肉でも食べることができますが、骨についているのを「しゃぶり」ながらが特段の味なのです。
がらは、最近スーパーでも値段が上がってきました。
私が知る限りでは、5円という時代がありましたが、最近、あるスーパーでは70円でした。しかし、それでも安いです。
昨年末に息子の家に滞在したのですが、息子が、がら煮を作っていました。しっかりと、貧乏が伝承していました。
「貧乏は必要の父 必要は発明の母」 ハッハッハ。
2008年1月24日(木)
「がら」とは、「肉を取った後の鳥の骨」(広辞苑)のことです。
がらを食べるというのは、おそらく我が家系くらいではないでしょうか。
我が家は貧乏をしており、がらは安いので、母はそういった食材を上手く使っていました。必要に迫られていたのでしょう。
母はまず、がらで出汁を採ります。ここまではどこの家庭でも行っていると思いますが、次からが我家のオリジナル。出汁を採った後のがらを砂糖、味醂、酒、醤油で甘辛く煮詰めるのです。(「がら煮」と称します。)しょうが、ニンニク、唐辛子は好みで入れます。もちろん、出汁を採る前の方が美味しい。
肉が本当に好物の人は知っていると思いますが。肉は骨に付いている部分が旨いのです。がらは正に骨についた肉の宝庫です。手で骨をむしり取ってむしゃぶりついて食べるというイメージです。
特に旨いのが「首」の部分。この部分は「せせり」と言って焼肉でも食べることができますが、骨についているのを「しゃぶり」ながらが特段の味なのです。
がらは、最近スーパーでも値段が上がってきました。
私が知る限りでは、5円という時代がありましたが、最近、あるスーパーでは70円でした。しかし、それでも安いです。
昨年末に息子の家に滞在したのですが、息子が、がら煮を作っていました。しっかりと、貧乏が伝承していました。
「貧乏は必要の父 必要は発明の母」 ハッハッハ。