団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

シロッコR

2011-01-30 11:47:24 | 
                       シロッコR

                                             2011年1月28日(金)

 エンジンをかけることを、エンジンに火をつけるということがありますが、いやー、私のハートに火がついちゃいました。
 VWシロッコRに試乗した時のことです。

 スターターを回すと、「ボロローン」と低いながらも、身も心も震わすような、正にエキゾーストノート!が響きわたります。その瞬間の心躍る気持ちをどのように表現シロッコと言うのでしょうか。

 走り出してみて、サスペンションはハードな味付けですが、シャコタンのようにピョンピョン飛び跳ねる感じはなく、舗装路では路面のショックを気にするレベルではありません。

 革張りの豪華なシートは、硬いので薄く感じられ、極端に言えばゴーカートのようで、その延長線上はF1のシートのフィット感かと思うと、握るハンドルに力が入ります。勿論、パドルシフト付き。

 アクセルを深めに踏んでみます。グッグッというシートに押さえつけられるような加速感は、これこそ「G」だ!
 スペックを見ると、33.7㎏mと3.5ℓクラスのトルク、しかも2400rpmからです。

 
 ここで余談ですが、トヨタの展開している「G’s」って、この「G」じゃぁなかろうか・・。


 余談はさておき、アイドリングのボロローンから、ビート音に変わり、その拍子(回転数)の上昇に合わせて、乗る者をしてボルテージを上げさせる一方です。

 でも、音量そのものは、ノイズとは感じられず、あくまでエキゾーストノート。もう少し、甲高いビートを聞かせてもらって、「排気音楽」に酔いしれたい。

 燃費は、同コースを私のゴルフⅥハイラインで走って比較してみて、ゴルフより15%程度落ちるかなという程度で、3.5ℓの動力性能にしては、リーズナブルものでした。


 5㎞程度の試乗でしかも一般公道ですから、限界性能を試すようなことはできませんが、それでも、ハンドリングのシャープさ、加速感は私を虜にするに十分なものでした。・・が、515万円というプライスタグを見て、急速に萎えてしまったのです。



・2011年1月16日、広島市内のVWデーラー。





 この日、雪がパラパラしていて、ナンバープレートが白くなっています。




 VWお得意の2ℓTSIエンジン。3.5ℓ並みのパワーを絞り出します。



 室内は、ゴルフとあまり変わらず、スポティ演出は今一歩。



 荷室は、クーペですから、こんなものでしょう。




 リァのボリュームある造形が、グラマラスです。
コメント (10)
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