言質
2015年7月25日(土)
新国立競技場の建設問題が分かり易くなりました。次の画像に写っている言質によりです。と言っても、既に良く分かっている人は多くいるでしょうから、対自分比でということですが・・。我がヤベー首相が元凶ということです。
これ、2013年9月IOC総会でのヤベー首相の演説です。
(ザハ氏の案を前提に)「新しいスタジアムをお見せすることだけでなく財源まで確保できるとお約束できます。」
これ、全くの空手形だったということは、今にしては明らかになりました。
白紙撤回した7月17日の映像です。「現在の計画を白紙に戻しゼロベースで計画を見なおす。」
これって、ヤベー首相は、国民を説得するための「国際公約」をよく使いますが、その「国際公約」に対する裏切りです。
今回の問題を時系列で整理すると、より一層ヤベー首相の責任が明確になります。
・2012年11月 ザハ氏の案決定
・2013年8月 建築家の槇文彦氏が財源や景観などついて問題的を指摘
・2013年9月 ヤベー首相がIOC総会で「新しいスタジアムをお見せすることだけでなく財源まで確保できるとお約束できます」と発言
(この間、建設費の問題で二転三転、国民の批判が嵩じる。)
・2015年6月12日 下村文科大臣が「ゼロから見直すことは現在考えていない」と発言
・2015年7月10日 ヤベー首相が「新しいデザインを決めて基本設計をつくると間に合わない」と国会で答弁
・2015年7月17日 ヤベー首相が、白紙撤回を表明。同時に「1か月ほど前から計画を見直せないか検討してきた」と釈明。
ということで、ヤベー首相の言ってきたことは、嘘だらけということになります。特に、7月10日に国会で「間に合わない」と答弁したのに、見直しの記者会見では、その国会の答弁より前から「計画を見直せないか検討してきた」というのですから、これって、閻魔さんに舌を抜かれる所業でしょう。
このように嘘でかためたヤベー首相が、どんな模型を出して「戦争法案」を「説明」しようが、国民に信じろというのが無理な話です。
ヤベー首相には、今すぐ退陣してもらうしかありません。安倍内閣打倒!