マツダ燃費50㎞目指す
2015年10月2日(金)
マツダが燃費50㎞を目指すということです。
俄かには信じがたい数値です。マツダは既に2018年度中に燃費を30%程度アップするということをアナウンスしていて、それだと40㎞程度となります。更に30%アップという数値は、繰り返しますが、信じがたいです。熱効率的には、多分50%超だと思います。仮にそれが開発されるなら、確かに電気自動車並のCO2の排出量になるのでしょう。
マツダが2018年の目標を達成することが出来るか否か、私が熱力学の専門家に尋ねたところ、「マツダにやる気と根性があれば出来る」との回答でした。しかし、次のステップは流石にやる気と根性だけでは難しいような気がします。どのようなテクノロジーが開発されるか興味があるところです。(私の記憶では、ダイハツがプラグに替えて電磁波で着火するテクノロジーを開発したということでした。マツダもこのテクノロジーをチャッカリいただいたらどうでしょうか・・。)
エンジンで、この燃費が達成されるメリットは、コスト的に電気自動車より遥かに優位に立てるということがあり、特に新興市場では需要の拡大が見込めます。
その新興市場でのマツダの計画です。マツダは多分、新工場の建設を考えていると思います。私はインドネシアではないかと予想しています。それを裏付けるように、マツダの社員の話では、昨年度の新規採用者にはインドネシアの人がいたということです。
マツダに限らず、どの自動車メーカーもその浮沈は、新興国市場にかかっています。