益田遙音楽に導かれて
2019年10月19日(土)
10月17日、レクチャーコンサート~益田遙音楽に導かれて~という長い名称の音楽会へ行って参りました。益田先生は、wifeの高校の音楽の先生でした。
wifeが言うには、音楽の授業の初めには、必ずイタリア歌曲を歌っていたと言います。wifeは、今でも、その一節を口ずさんでいます。(ハハハッ)
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益田先生というのは、この写真でも分かるとおり、非常に穏やかなお人柄であります。
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益田先生は、映像出演で、「生」はありませんでした。映像は確か2011年の時のものと言っておられました。その後、声が出なくなったそうであります。
私の楽友によりますと、「先生は素晴らしいバリトンでRCCの放送でもよく歌っておられて、特にドイツリートにおいては、多分日本では当時彼の右に出る人はいないと思ったほど素晴らしい歌手でいらっしゃいました。」
ということでしたので、「生」を聞くことができなくて、残念でした。
ピアノ独奏、シター独奏もあり、多様なプログラミングでありました。ただ、2時間15分(休憩含む)と少々長め。
私は、最近1時間半を超える演奏会は、苦痛になる場合が多いんです。でも、今回は違っていました。益田先生が進行のトークをしていて、興味深い話が多かったからです。学生の頃、スターンやヒュッシュの演奏会を聴きに行き涙したということを言っておられました。
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シターという楽器は、初めて聴きました。白井朝香さんはもともとヴァイオリニストですが、器用なものでありますな。音色的には、ハープに近いです。チェンバロの先祖と言ってましたので、ピアノの前身とも言えます。音量が小さいのが、メジャーにならなかった理由のように思います。弦の数が120本程度と言っていましたので、演奏が難しいというのもあるかも知れません。
ピアノは、月の光の演奏がありましたが、率直に言って、もう少し情緒のある表現はできないものかと思いました。
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場所は、東区民文化センター。隣の区役所の駐車場が利用できるので、便利です。
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演奏前に、ランチをいたしました。
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偶然益田先生もおられて、手紙を渡しました。「手紙」? 先の楽友は益田先生と旧知の間柄で、彼が私に、益田先生に会うことがあればよろしく伝えてくださいとメイルがあったんです。演奏終了後は、益田先生は多くの関係者に囲まれて、声をおかけすることは困難と思い、手紙にしたんです。
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wifeが頼んだサンドイッチ
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私が頼んだポークカツランチ。ご飯をプレートに乗せていますので、直ぐ冷めて醜味であります。どうして、椀に入れないのでありましょう! カツは、厚みが倍あった方がよいです。面積は半分になり、見た目は少なく見えますが、その方が美味であります。味噌汁の塩辛いのなんのって!。これ一杯で5g程度あるのではないかしら・・。当然残しましたです。
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私達が座った席です。
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500人程度のホールです。
④1988年頃だったと思うんですが、広島交響楽団がマーラーの「復活」を演奏したことがありました。私は合唱団の一員として加わり、先生の合唱指導を受けました。“Aufer steh’n”の“s”の子音が綺麗に響くと「ぞくぞくっとする」と言われたことを覚えています。私は、マーラーの交響曲の中では、「復活」が一番好きなんですが、いつもこの部分に関心を持って聴いています。