団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

中国産ウナギ

2008-07-08 07:08:45 | 食べること
                 中国産ウナギ

                          2008年7月6日(月)作成

 昨日、スーパーに買物に行き、中国産ウナギの蒲焼を買った。半身498円のところを消費期限がその日までのものがあり、100円引きの398円也だった。国産だと、2倍以上の値段がするだろう。

 ここのところ、中国産ウナギの偽装が大きな問題になっているので、どんな味がするか食べてみたいと思ったのだ。(あまのじゃく)
 今なら、悪い物も入っていないだろうという、いわば「逆張り」の思いもあった。

 中国産ウナギを食べたことがない訳では勿論ない。しかし、硬いというか筋肉を噛むような感じで、タレも甘ったるく、要するに旨くない。国産の上等なウナギの蒲焼は、表面はサクサクとしていて、噛むと硬くはないが歯ごたえがあるという感じで、タレも醤油っぽく、要するに旨い。ここ5年くらい中国産を食べたことはなかった。
 飲食店でも「国産」を確認していた。・・が、「偽装」をしていて食べさせられた可能性はある。

 と言う訳で、中国産ウナギの蒲焼を恐る恐る口に入れてみた。「?、硬くない。」しかし、何やらちょっと違う。ウナギの身に繊維感がないのだ。「繊維感」とは私が形容した言葉だが、ウナギの身に縦横の感じがない、というよく分からない表現だ。しかし、この程度なら、国産と言って出されても、「味」分ける自信はあまりない。

 偽装を根絶することは難しく、これからは偽装はますます巧妙になる予感がする。
 「里帰りウナギ」というのも偽装の一種だろう。
 JAS法は直ちに改正し、「トレーサビリティ」的に、つまりどのような経路で養殖されたかまでの表示を義務付ける必要がある。


 ところで、魚秀の「偽装かば焼」事件であるが、神港魚類の担当課長が、1,000万円渡されて「偽装」に関与していないということはあり得ない。神港魚類が会社として、そのことを未だに見抜けないでいることも不思議だ。
 こういう会社は、偽装ウナギと同じように、市場から退場してもらった方が良い。

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