団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

西日本豪雨

2018-07-24 12:17:47 | 社会

西日本豪雨

2018年7月24日(火)

 西日本豪雨は、甚大な被害をもたらしました。広島県の特徴は、川の氾濫による被害もありましたが、土砂災害です。全国一崩れ易い急傾斜地があるんです。

 

  そんな中、広島市が、私的には、「えっ!」というような対策を行うことを表明しました。

 7月14日の朝日新聞の地方ニュースです。

 住宅地(もちろん私有地であります。)などに流入した土砂を市が撤去、つまり費用負担、するというのですね。被災者に、復興への力強いメッセージになります。

 私は、大英断と思います。他の自治体はどうなのでしょうか・・? 私がTVの報道番組を観る限り、知りません。全自治体の対策になればと思います。

 これは、もちろん、市長の松井一実氏が判断した訳ですが、仮にボトムアップで政策を実現したのであれば、関係スタッフに最大の敬意を表します。

 

 阪神淡路の大震災の際、(ベ平連の)小田実氏が被災家屋への保障を求めていましたが、政府は私有財産への保障はしないという立場でした。その後、片山善博氏が鳥取県知事の時に地震があり、片山氏は国の反対を押し切って個人保障をしたんですね。それが、今の災害の場合の家屋保障に繋がったものと思っています。

 

 今回の、広島市の政策もこの流れに沿ったものと思います。

 

 余談ですが、私の住んでいるマンションに、自治体勤務のDr.がおられるんです。7月10日朝6時半頃、ロビーで偶然に会いました。被災者への支援のため、朝早くから出勤なんです。何時もは、話をすることはないのですが、この日は、かなり饒舌にお話されました。医師会に医師の派遣要請をしているのだが、来ない!と言うんですね。まぁ、法的に派遣しなければならないというものではないでしょうが・・、医師会って、公的機関ですので、この非常時に信じられない気持ちがしました。

 私が、退職Dr.はどうでしょうか?と尋ねたら「使いものにならない」と言うんですね。こういった時の医師の確保って、中々困難な実態があることが分かりました。

 医師の絶対数は限られていますので、災害等の非常時には医師を除く医療従事者への限定的な医療行為を認めても良いのではないかと思った次第です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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