野良時計
2018年7月23日(月)
私の妻は、プチ物知りなんです。私は、そのことに関して敬意を表しているのであります。というか、便利なことがあるんです。6月17日、高知県安芸市を走っていたところ、wifeが見つけました。
一番下に「野良時計」というのがあります。脇道に逸れてそこへ行きたいと言うのであります。「野良時計ってなんだ?」と私ゃ、思いましたです。
行く道中、何処で仕入れた情報か知りませんが、薀蓄を述べていました。大概の場合聞き流すのですが、どうやら、畑の中に時計があるようです。
畑作業というか、花壇に水を撒いている方がおられました。
大きな綺麗な時計がありました。
netで調べてみると、
「家ごとに時計のなかった明治の中頃、土地の旧家で地主であった畠中源馬氏が自分で時計組み立ての技術を身につけ、歯車から分銅まで手づくりで作り上げた時計台。
この時計台の原型は、当時畠中家の台所にかかっていた八角形の米国製の掛時計で、これを何度も分解しては組み立てて時計の構造を学んだといわれています。
古くから周辺で農作業をしていても遠くから時間を知ることができ、「野良時計」として現在も多くの人々に親しまれています。」
詳しくは
↓
http://www.akikanko.or.jp/kanko/noradokei.html
観光スポットになっています。
写真では分からなのですが、「住所です 内覧ご遠慮ください」とあります。
この時計ですが、止まっているのです。畑作業をしている人に聞いたところ、ネジまきが大変なんだそうです。wifeが、「じゃ電気時計にすればいいのに」、と言います。電気仕掛けの時計なら観光スポットなんかにはなりませんです。というか、この時計を苦労して作った方を侮辱することになります。こういう感性って、人間が完成していないということじゃなかろうか?と心の中で呟きました。
とまれ、wifeのプチ物知りのおかげで、面白いものを見せてもらいました。
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