統計調査員の不正
2019年2月2日(土)
もう50年も前の話です。大学の講義で講師が、統計不正の話をしました。
その先生が、大学生を調査員として雇ったのですが、その大学生が不正をしたというのです。
どのような不正だったかと言いますと、訪問調査すべきを、その大学生が調査票を自分で記入したんです。
どうして分かったかと言いますと、その先生は「調査票がものを言う」と言いました。訪問調査をしていれば、調査票の角が折れるなどし、傷むのであります。それが、新品のような調査票だったんですね。
先生は、その大学生を問い詰め、白状させたんです。
その後の顛末は知りません。というか話はあったのかも知れませんが、覚えていません。
2日の朝日新聞です。
調査員が実際は訪問していないのに、勝手に書いて虚偽報告をしたと言います。先の私が書いたのと同様の手口であります。
朝日新聞は一面トップで報じていますが、平時であれば、ベタ記事にもならないと思います。統計問題で大激震が起こっているので、ほんの僅かな揺れでも過剰に反応するのであります。この程度の不正は、まぁ、数えきれないほどあるでしょう。
総務省は、「価格に大きな変動がないため、『消費者物価指数』には影響しない」と言っていますが、絶対に影響がないのか、断言はできないでしょう。どんな小さな数字でも四捨五入の関係で、影響を与える場合があるのです。小数点第2位を四捨五入する場合、1.049の場合は1.0になります。1.050の場合はも1.1になります。その差0.001という僅かな数値でも影響を与えることになります。
統計を管轄する「総務省に飛び火」とあります。
今後も次から次と不正が報じられることになると予想できますが、ベタ記事になるのは何時のことでしょうか。
また、今後の展開ですが、安倍ウソごまかし私物化独裁政権は、安倍ウソごまかし「捏造」「隠蔽」私物化独裁政権になるでしょう。
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